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スモーキー・メディスン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Smoky Medicine(スモーキー・メディスン)は、日本のロックバンド

概要

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1973年から1974年にかけて活動したアマチュアバンド[1]であったが、メンバーがChar金子マリ鳴瀬喜博といった後に著名となるミュージシャン揃いで、現在では伝説のロックバンドである。

Charと佐藤準藤井章司が在籍していたバンド「Shock」、およびCharと鳴瀬喜博が在籍していたバンド「Bad Scene」(キングレコードからシングル「すべてがわかる時/ロックンロールをふっとばせ」にてメジャーデビュー済み)の両バンド解散後に、Charが面識のあった金子マリを誘い結成された[2]。ライブ活動のほかロック・フェスティバルへの参加、別名義でのオムニバス・アルバムへの参加、バックバンドとしての活動を行ったものの、スモーキー名義でのシングルやアルバムは一作も残さず(売込み用のデモテープは制作したが)、メジャーデビューしないまま解散した[3]

1982年、Charのソロ・アルバム『Moon Child』に、スモーキー・メディスンとして「Show What You’ve Got Inside Of You -Mama-」「Joy To The Worldスリー・ドッグ・ナイトのカバー)」の2曲が収録される。

2002年4月27日、四人囃子との対バンライブにて、佐藤を除いたメンバーによる「スモーキー・メディス」として再結成(5月1日 - 2日にも対バンライブを開催)。2008年4月20日には、佐藤も加えたフルメンバーで再々結成し、初のワンマンライブを行う[1]

2009年2月6日、藤井が他界したため、オリジナルメンバーでの再結成は不可能となった。同年発売された、鳴瀬の還暦記念アルバム『宴暦 EN REKI 〜NARUCHO 60 YEARS』には、1974年にリリースされた企画アルバム「ゴーゴー大パーティー 第4回 ロック・インパルス」の楽曲「Tutti Flutti」(「マイティ・マウス」名義)が収録された。

2023年5月13日、日比谷野音100周年記念イベントにて再結成。ドラムは縁の深い古田たかしと、藤井章司の実弟である藤井修が務めた。

2024年9月21日、アルバム『Smoky Medicine 1974 Live -Joy To The World-』発売。1974年5月3日の渋谷ジァン・ジァンでのライブ音源、同年7月17日の池袋シアターグリーンでのライブ音源、同年5月にエレックレコードのスタジオで録音されたデモ音源が収録されたCDと、前述の2023年日比谷野音でのライブを収録したBlu-rayDVDがセットとなっている[2]

メンバー

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脚注

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  1. ^ a b ライブレポート/ROCK LEGENDS(スモーキー・メディスン)”. ギター・マガジン (2008年5月10日). 2016年11月8日閲覧。
  2. ^ a b Smoky Medicine 1974 Live - Joy To The World -」『zicca.net』ZICCA。2024年8月24日閲覧
  3. ^ アマチュア時代~Smoky Medicine~ by TACTFUL WALRUS”. www.asahi-net.or.jp. 2024年6月15日閲覧。

外部リンク

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