スーパーノヴァ (ゴンサロ・ルバルカバ・トリオのアルバム)
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『スーパーノヴァ』 | ||||
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ゴンサロ・ルバルカバ・トリオ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2000年12月2日 - 5日 ニューヨーク アバター・スタジオ[1] | |||
ジャンル | アフロ・キューバン・ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルーノート・レコード | |||
プロデュース | ゴンサロ・ルバルカバ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ゴンサロ・ルバルカバ アルバム 年表 | ||||
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『スーパーノヴァ』(Supernova)は、キューバのジャズ・ピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバ率いる「ゴンサロ・ルバルカバ・トリオ」が2001年に発表したスタジオ・アルバム。
背景
[編集]新加入のベーシスト、カルロス・エンリケスを迎えて録音された[2]。また、一部の曲にはベネズエラ人パーカッショニストのルイス・キンテーロとロバート・キンテーロが参加している[3]。
「エル・カデテ・コンスティトゥシオナル」はルバルカバの祖父が作った曲で[1][2]、「ザ・ハード・ワン」は、前作『憧憬』(1999年)でマイケル・ブレッカーをゲストに迎えて録音した曲の、トリオ編成による再演である[2]。
評価
[編集]第44回グラミー賞では、本作が最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞にノミネートされ、収録曲「オレン」は最優秀インストゥルメンタル作曲賞にノミネートされた[4]。また、ラテン・グラミー賞では本作が最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞を受賞し[5]、ルバルカバもサイドマンとして参加したチャーリー・ヘイデンのアルバム『ノクターン』と、受賞を争う形となった[6]。
ブレット・ラヴはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「彼が以前に残した録音よりもずっとキューバの伝統に忠実で、クールかつ口当たりの良い曲から熱く燃える曲まで、あらゆる色合いの曲が収録されている」と評している[1]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はゴンサロ・ルバルカバ作。
- スーパーノヴァ1 - "Supernova 1" - 6:27
- エル・カデテ・コンスティトゥシオナル - "El Cadete Constitucional" (Jacobo Rubalcaba) - 7:12
- 私の魂 - "Alma Mía" (María Grever) - 6:02
- ラ・ボス・デル・セントロ - "La Voz del Centro" - 6:43
- 南京豆売り - "El Manicero" (Moisés Simons) - 8:30
- スーパーノヴァ2 - "Supernova 2" - 6:11
- オトラ・ミラダ - "Otra Mirada" - 5:43
- ザ・ハード・ワン - "The Hard One" - 7:05
- オレン - "Oren" - 4:44
参加ミュージシャン
[編集]アディショナル・ミュージシャン
脚注
[編集]- ^ a b c d Love, Bret. “Gonzalo Rubalcaba - Supernova Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年10月26日閲覧。
- ^ a b c Cibula, Matt (2001年7月16日). “Gonzalo Rubalcaba: Supernova”. PopMatters. 2023年10月26日閲覧。
- ^ CD英文ライナーノーツ(ハワード・マンデル)
- ^ “Gonzalo Rubalcaba - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2023年10月26日閲覧。
- ^ Gallo, Phil (2002年9月18日). “Sanz takes three at Latin Grammys”. Variety. 2023年10月26日閲覧。
- ^ Garza, Oscar (2002年9月18日). “It’'s Haden Versus Rubalcaba, Round 2, at Latin Grammys”. Variety. 2023年10月26日閲覧。