ダイアナ・パーマー
ダイアナ・パーマー Diana Palmer | |
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ペンネーム |
スーザン・S・カイル (Susan S. Kyle) ダイアナ・ブレイン (Diana Blayne) ケイティ・カリー (Katy Currie) スーザン・カイル (Susan Kyle) |
誕生 |
スーザン・エロイーズ・スペース (Susan Eloise Spaeth) 1946年12月11日(77歳) ジョージア州カスバート |
職業 | ジャーナリスト、小説家 |
言語 | 英語 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
最終学歴 | ピエモンテ・カレッジ |
活動期間 | 1979年 - |
ジャンル | ロマンス |
代表作 | テキサスの恋シリーズ |
配偶者 | ジェームズ・エドワード・カイル (James Edward Kyle)(1972年 - ) |
子供 | 1人(1980年生) |
公式サイト |
www |
ウィキポータル 文学 |
ダイアナ・パーマー(Diana Palmer、本名:スーザン・カイル (Susan Kyle) 、旧姓:スーザン・エロイーズ・スペース (Susan Eloise Spaeth)[1]、1946年12月11日 - )は、アメリカ合衆国のロマンス作家。ジョージア州カスバート出身[2][3]。他に、ダイアナ・ブレイン (Diana Blayne) 、ケイティ・カリー (Katy Currie) 、スーザン・カイル (Susan Kyle) 名義や、SFにはスーザン・S・カイル (Susan S. Kyle) 名義を使用する。
作家になる前は16年間ジャーナリストをしていた。現在、150作以上の作品を発表しており、世界中で翻訳されている。"Diamond Girl" は1998年にテレビ用に映画化された[4]。
経歴
[編集]私生活
[編集]1946年12月11日、大学教授の父ウィリアム・オリン・スペースと、看護師でジャーナリストの母マギー・エロイーズ・クリアットの長女として、ジョージア州カスバートに生まれる[2]。妹のダニスと共にジョージア州チャンブリーで育ち、1964年に地元の高校を卒業。冒険小説や西部劇小説で知られるゼイン・グレイを読んで育ち、カウボーイが大好きな子だった。
1972年10月9日、ジェームズ・エドワード・カイルと結婚し、1980年に息子ブライアン・カイルをもうける。ブライアンはピエモント・カレッジを卒業し、同窓生と結婚、2009年2月に長女を、2012年9月に長男をもうけた。息子一家は現在、テネシー州に住んでいる。
コンピュータ・プログラミングの学位を取得するために仕事を辞めた夫に触発され、パーマー自身も54歳の時に大学に入り直した。1995年にデモレストのピエモンテ・カレッジを首席で卒業した。専攻は歴史学、副専攻は考古学とスペイン語だった。トーチ・クラブ (International Association of Torch Clubs) とアルファ・サイの2つの奨学団体から表彰され、ディーンズ・リスト(優等生名簿)にも載った。さらに、仕事をしながら、カリフォルニア州立大学で歴史学の修士を取り、ネイティブ・アメリカンの研究をしたいと思っている。
アメリカ先住民権利機構、アメリカ自然史博物館、全米肉牛生産者・牛肉協会、アメリカ考古学会、惑星協会、ジョージア州保安官教会など、多くの保護・チャリティ団体のメンバーである。
趣味は、ガーデニング、考古学、イグアナ、天文学、音楽である[3][5]。
作家としてのキャリア
[編集]専業作家になる前は、地元ジョージア州の『ゲインズビル・タイムズ』やクラークスビルの『トリ・カウンティ・アドバタイザー』(現在は廃刊)などの日刊・週刊新聞紙の記者を16年務めていた[6]。1979年、ダイアナ・パーマーの名で処女小説を上梓。翌1980年にはスーザン・S・カイル名義でSF小説"The Morcai Battalion" を上梓した。1982年から1990年は、デル出版からダイアナ・ブレイン名義で7作、1984年にシルエット・ブックスからケイティ・カリー名義で1作、1988年から1995年にはスーザン・カイル名義でワーナー・ブックスから7作のロマンス小説を上梓した。
現在はダイアナ・パーマー名義のみを使用し、ミラ・ブックス(主流のロマンス)、シルエット・ブックス(現代ロマンス)、フォーセット・ブックス(歴史ロマンス)の3社で執筆している。これまでに刊行した作品は150冊以上に上り、その多くが世界中で翻訳されている。
『ダイヤモンド・ガール』(Diamond Girl )は1998年に映画化された。
作品リスト
[編集]テキサスの恋シリーズ
[編集]原書と邦訳でナンバリングが異なる。
その他
[編集]オムニバス
[編集]- Encore Romances: Three Complete Love Stories (1979)
- Storm Over the Lake / to Have and to Hold / Sweet Enemy (1979)
- If Winter Comes / Now and Forever (1990)
- Storm over the Lake / To Love and Cherish (1990)
- Sweet Enemy / Love on Trial (1990)
- After the Music / Dreams End (1990)
- Bound by a Promise / Passion Flower (1990)
- To Have and to Hold / The Cowboy and the Lady (1990)
- Rawhide and Lace and Unlikely Lover (1992)
- Cowboy and the Lady / Passion Flower / After the Music (1993)
- Christmas Memories (1994)
- Soldiers of Fortune (2000)
- Weddings in White (2000)
- Brides to Be (2002)
- Texans at Heart (2003)
- Champagne Girl / Mystery Man (2004)
- Men of the West (2004)
- The Men of Medicine Ridge (2004)
- Boss Man / The Rugged Loner (2006)
- Bound by Honor (2006)
- Heart of a Stranger (2006)
- A Matter of Trust (2006)
- Second Chances (2006)
- Heart of Winter (2006)
- Hard To Handle (2007)
- Big Sky Winter (2008)
- Her Kind of Hero (2009)
- テキサスの恋
-
- Long, Tall Texans 2 (1995)
- Long, Tall Texans III (1997)
- Emmett Regan and Burke (1999)
- Calhoun / Justin / Tyler (2001)
- Long, Tall Texan Weddings (2001)
- Redbird / Cattleman's Pride (2004)
- Burke and Coltrain: That Burke Man / Coltrain's Proposal (2005)
- Emmett and Regan: Emmett / Regan's Pride (2005)
- The Hart Brothers Rey and Leo (2005)
- The Hart Brothers Simon and Callaghan (2005)
アンソロジー
[編集]- Now and Forever / Meeting At Midnight / Castaway Heart (1979) - サンドラ・フィリップソン / ヘザー・ショウ
- Silhouette Christmas Stories 1987 (1987) - ディクシー・ブラウニング / ジーナ・グレイ / リンダ・ハワード
- Silhouette Summer Sizzlers, Book 2 (1990) - パトリシア・コグリン / シェリル・ウッズ
- To Mother With Love '93 (1993) - ジュディス・ダンカン / デビー・マッコーマー
- Lover Come Back (1994) - パトリシア・ガードナー・エヴァンス / リサ・ジャクソン
- Brave Hearts (1994) - キャスリーン・イーグル / ヘザー・グレアム
- Abduction and Seduction (1995) - レベッカ・ブランドワイン / ジョーン・ジョンストン
- Love's Legacy Omnibus (1996) - マデリーン・ベイカー / メアリ・バログ / エレイン・バービエリ / ロリ・コープランド / キャシー・エドワーズ / ヘザー・グレアム / キャサリン・ハート / ヴァージニア・ヘンリー / ペネロープ・ネリ / ジャネル・テイラー
- A Baby? Maybe (1996) - マリー・フェラレーラ / アン・メイジャー
- Husbands on Horseback (1996) - マーガレット・ウェイ
- Royal Weddings (1996) - キャスリーン・コーベル / マリアン・S・コリンズ
- Harlequin (1997) - リンダ・ハワード / デビー・マッコーマー
- Lone Star Christmas (1997) - ジョーン・ジョンストン
- The Father Factor (1998) - デビー・マッコーマー / アン・メイジャー
- Do You Take This Man? (1998) - エリザベル・ベヴァリー / アネット・ブロードリック
- The Power of Love (1999) - ジェイン・アン・クレンツ / デビー・マッコーマー
- Montana Brides (1999) - アン・メイジャー / スーザン・マレリー
- Lone Star Christmas... and Other Gifts (1999) - ジョーン・ジョンストン
- Take This Man (2000) - マリー・フェラレーラ / ノーラ・ロバーツ
- Tender Love Stories (2001) - パトリシア・ノール / デビー・マッコーマー
- Winter Loving (2001) - ジョーン・ホール
- Crowned Hearts (2001) - ジョーン・エリオット・ピカート / リンダ・ターナー
- With a Southern Touch (2002) - ジェニファー・ブレイク / ヘザー・グレアム
- Unlikely Alliances (2002) - リンダ・ハワード / シャロン・サラ
- A Man of Means / The Millionaire's Pregnant Bride (2003) - ディクシー・ブラウニング
- Blessings in Disguise (2003) - ロリー・ロー / レノーラ・ワース
- A Hero's Kiss (2003) - メアリー・バートン / ジュディス・ステイシー
- Man in Control / Tempting the Tycoon (2003) - シンディ・ジェラード
- Lionhearted / Instinctive Male (2004) - ケイト・ロンドン
- Men of Honour (2004) - スーザン・ブロックマン
- Man in Control / Thorn's Challenge (2004) ブレンダ・ジャクソン
- The Millionaire Affair (2004) - トレイシー・シンクレア
- More Than Words (2004) - スーザン・マレリー / カーラ・ネガーズ / ブレンダ・ノヴァク / エミリー・リチャーズ
- Cattleman's Pride / Wild in the Moonlight (2005) - ジェニファー・グリーン
- Motherhood (2005) - エリザベル・ベヴァリー / キャンディス・キャンプ)
- Irresistible (2005) - リンダ・ハワード
- Under the Mistletoe (2006) - ジョーン・ジョンストン
- She Needs a Hero (2006) - ジーナ・グレイ
- Boss Man / Tanner Ties (2006) ペギー・モアランド
- Bachelor Heroes (2006) - マリーン・ラブレース
- One Hot Summer (2007) - ジョーン・ジョンストン / バーバラ・マコーリィ
- Heartbreaker / Scandals from the Third Bride (2007) - サラ・オーウィグ
- One of a Kind (2008) - スーザン・ブロックマン
- Iron Cowboy / Seduced by the Rich Man (2008) - モーリーン・チャイルド
- Married by Christmas (2008) - ルイーズ・アレン / キャサリン・ジョージ
- Cattleman's Woman (2008) - モーリーン・チャイルド / アン・マカリスター
- Heart of Stone / Falling for the Lone Wolf (2008) - クリスタル・グリーン
- Silent Night Man / Christmas Reunion / Mistletoe Masquerade (2008) - ルイーズ・アレン / キャサリン・ジョージ
日本での漫画化
[編集]()内は作画
- あなたにすべてを(2001年12月 抄堂たく 宙出版)
- あの日、パリの街で(2004年3月 浜口奈津子 小学館)
- この恋、絶体絶命!(2005年4月 真崎春望 ハーレクイン)
- この恋、勝負あり?(2005年6月 真崎春望 ハーレクイン)
- ダイヤモンド・ガール(2005年9月 黒田かすみ ハーレクイン)
- 悲しい約束(2005年11月 小林博美 宙出版)
- いくつものジェラシー(2008年4月 光崎圭 宙出版)
- この恋、揺れて…(真崎春望 ハーレクイン)
- 口づけの行方(中山紗良 ハーレクイン)
- 愛の闇、夜のささやき(真崎春望 ハーレクイン)
- クリスマスプレゼントは私(真崎春望 ハーレクイン)
- 24時間見つめてて(真崎春望 ハーレクイン)
- かなわぬ恋(星合操 ハーレクイン)
- ちぎれたハート(星合操 ハーレクイン)
- 純白のウエディング(藍まりと ハーレクイン)
- 大富豪と淑女(星合操 ハーレクイン)
- あなたを忘れたい(桐島ルカ ハーレクイン)
- 結婚の代償(日高七緒 ハーレクイン)
- 悲しい秘密(光崎圭 ハーレクイン)
- 宿命のパートナー(麻生歩 ハーレクイン)
- 無邪気な誘惑(知原えす ハーレクイン)
- 最愛の人(光崎圭 ハーレクイン)
- 大人への階段(黒田かすみ ハーレクイン)
- 遅すぎた初恋(千村青 ハーレクイン)
- 誓いのティアラ(真崎春望 ハーレクイン)
- なんてミステリアス!(光崎圭 ハーレクイン)
- 伯爵と一輪の花(松苗あけみ 宙出版)
- 恋するアリス(檀からん ハーレクイン)
- 悪党紳士のマイ・フェア・レディ(夏目藍子 宙出版)
- 幼さと戸惑いと(あさみさとる ハーレクイン)
- 淡い輝きにゆれて(夏目藍子 宙出版)
- 花嫁になれる日(はやさかあみい ハーレクイン)
- ペーパー・ローズ(山本よしこ)
- 砂漠の君主(河野やす子)
出典
[編集]- ^ International who's who of authors and writers, Europa Publications Limited, (2003), p. 313
- ^ a b http://www.dianapalmer.com/bio.html
- ^ a b http://www.dianapalmer.com/rosegarden.html
- ^ imdb
- ^ http://www.eharlequin.com/author.html?authorid=174
- ^ Associated Press (2012年4月19日). “Piedmont alumni honor six for service”. Access North Georgia 2012年4月20日閲覧。