ダニー・ローズ
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イングランド代表でのローズ(2018年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
ダニエル・リー・ローズ Daniel Lee Rose | |||||
愛称 | ダニー | |||||
ラテン文字 | Danny Rose | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
イングランド ジャマイカ | |||||
生年月日 | 1990年7月2日(34歳) | |||||
出身地 | ドンカスター | |||||
身長 | 173cm | |||||
体重 | 72kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | DF (LSB) / MF (LSH) / FW (LWG) | |||||
利き足 | 左足 | |||||
ユース | ||||||
2005-2006 | リーズ | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2006-2007 | リーズ | 0 | (0) | |||
2007-2021 | トッテナム | 156 | (8) | |||
2009 | → ワトフォード (loan) | 7 | (0) | |||
2009 | → ピーターバラ (loan) | 6 | (0) | |||
2010-2011 | → ブリストル (loan) | 17 | (0) | |||
2012-2013 | → サンダーランド (loan) | 27 | (1) | |||
2020 | → ニューカッスル (loan) | 11 | (0) | |||
2021-2022 | ワトフォード | 8 | (0) | |||
代表歴2 | ||||||
2005-2006 | イングランド U-16 | 5 | (0) | |||
2006-2007 | イングランド U-17 | 13 | (0) | |||
2007-2008 | イングランド U-18 | 2 | (0) | |||
2008-2009 | イングランド U-19 | 6 | (1) | |||
2009-2013 | イングランド U-21 | 29 | (3) | |||
2012 | イギリス | 4 | (0) | |||
2016-2019 | イングランド | 29 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2022年6月16日現在。 2. 2022年9月21日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ダニエル・リー・"ダニー"・ローズ(Daniel Lee "Danny" Rose, 1990年7月2日 - )は、イングランド・サウス・ヨークシャー州ドンカスター出身の元サッカー選手。元イングランド代表。ポジションはディフェンダー、ミッドフィールダー、フォワード。
経歴
[編集]クラブ
[編集]リーズ・ユナイテッドのユースチームから2006年にトップチームデビュー、2007年に17歳にしてトッテナムへの移籍が決定する。トッテナム加入後はワトフォード、ピーターバラ・ユナイテッド、ブリストル・シティ、サンダーランドでのローンを経験する[1]。当初はウィングやサイドハーフの位置でプレーしていたが、後にサイドバックにコンバートされて才能が開花した。
2013年にトッテナムに復帰すると、背番号を3番とし、中心選手として活躍を始める[2]。
2016年8月には、トッテナムとの契約を2021年まで延長した[3]。8月27日のリヴァプール戦ではシーズン初ゴールを記録した[4]。同年12月18日のバーンリー戦ではチームを勝利に導く決勝ゴールを決めた[5]。2015-16シーズンからの活躍により、この年のプレミアリーグベスト11に選ばれた[6]。
2016-17シーズンは怪我で終盤戦を離脱するも、それまでのパフォーマンスが認められて、2年連続でプレミアリーグの年間ベスト11に選ばれた[7]。
怪我のため約9か月離脱していたが[8]、2017年10月17日のUEFAチャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦で途中出場で復帰した[9]。
2017-18シーズンごろからクラブとの確執が噂され、2017年夏にはクラブ批判ともとれる発言をし、その後謝罪している[10]。また、同時に怪我の間にうつ病になったことも明かした。
2018-19シーズンは左サイドバックのポジションをベン・デイヴィスらと争い、リーグ戦26試合に出場した。CL準決勝アヤックス戦2ndレグでは、0-3で迎えた後半10分、自陣の深い位置でマタイス・デ・リフトを股抜きしてルーカス・モウラの1点目の起点となるロングボールを放ち、逆転勝利に貢献した。決勝のリヴァプール戦にも出場したが、チームは0-2で敗戦した。
2019-20シーズンは構想外とみられ、プレシーズンマッチに帯同しなかった[11]。しかし移籍の交渉がまとまらず、残留する運びとなった。
2020年1月30日、ニューカッスル・ユナイテッドにシーズン終了までのレンタル移籍が発表された[12][13]。2020-21シーズンも引き継き構想外となりトップチームでの出場機会は無かった。またシーズン途中にはトラブゾンスポルへの移籍交渉があったが破談になっていた[14]。
2021年6月15日、古巣のワトフォードとの契約が発表された[15]。
2022年9月1日、ワトフォードの2部リーグ降格に伴い双方合意の下、契約を解除した[16]。
代表
[編集]各年代の代表およびロンドンオリンピックでのイギリス代表を経て、2014年8月28日にイングランド代表のフル代表への招集が発表された[17]。
2016年3月、ドイツ代表との親善試合で初のスタメン出場を果たすと[18]、コンスタントに代表に招集されるようになり、2016年のUEFA EURO 2016にも出場した。また2018 FIFAワールドカップでもメンバー入りし[19]、出場を果たした。
代表歴
[編集]出場大会
[編集]試合数
[編集]- 国際Aマッチ 29試合 0得点(2016年-2019年)[20]
イングランド代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2016 | 12 | 0 |
2017 | 2 | 0 |
2018 | 11 | 0 |
2019 | 4 | 0 |
通算 | 29 | 0 |
タイトル
[編集]個人
[編集]- PFA年間ベストイレブン:2回(2016、2017)
脚注
[編集]- ^ ローズ、サンダーランドへローン移籍spurs japan 2012年
- ^ 2013-14シーズンの背番号spurs japan 2013年
- ^ “Tottenham Hotspur - Timeline | Facebook”. www.facebook.com. 2016年9月22日閲覧。
- ^ "Tottenham 1-1 Liverpool" BBC Sport. 27 August 2016. Retrieved 19 December 2016.
- ^ "Tottenham Hotpsur 2-1 Burnley" BBC Sport. 18 December 2016. Retrieved 19 December 2016.
- ^ “PFA awards: Leicester and Spurs dominate Premier League team”. BBC Sport. (21 April 2016) 21 April 2016閲覧。
- ^ “PFA teams of the year: Chelsea and Tottenham dominate Premier League XI”. BBC. (21 April 2017) 22 April 2017閲覧。
- ^ Danny Rose and Erik Lamela return to Tottenham first-team training - 2017年10月11日, BBC
- ^ |title=Real Madrid 1 Tottenham 1: Hugo Lloris earns Spurs historic point on action-packed -2017年10月17日 telegraph
- ^ ダニー・ローズ、うつ病と明かす サッカーW杯イングランド代表BBC 2018年6月7日
- ^ スパーズ構想外のローズにPSGが関心!超worldサッカー 2019年7月19日
- ^ “Danny Rose joins Magpies on loan” (英語). Newcastle United Football Club (2020年1月30日). 2020年1月31日閲覧。
- ^ “Danny Rose: Tottenham left-back arrives for Newcastle medical after clubs agree loan deal”. Sky Sporta. 2021年8月7日閲覧。
- ^ “今季出場ゼロのダニー・ローズのトラブゾンスポル移籍は破談に”. 超ワールドサッカー (2021年2月1日). 2021年6月10日閲覧。
- ^ “トッテナム退団のダニー・ローズ、古巣ワトフォードに12年ぶり復帰!”. 超ワールドサッカー (2021年6月16日). 2021年6月16日閲覧。
- ^ “Official: Hornets And Rose Part Company”. Watford F.C. (2022年9月1日). 2022年10月16日閲覧。
- ^ ルーニー新主将 イングランド代表22人発表nikkansports 2014年
- ^ McNulty, Phil (26 March 2016). “Germany 2–3 England”. BBC Sport 27 March 2016閲覧。
- ^ “England World Cup squad: Trent Alexander-Arnold in 23-man squad”. BBC Sport. (16 May 2018) 17 May 2018閲覧。
- ^ ダニー・ローズ - National-Football-Teams.com
外部リンク
[編集]- ダニー・ローズ - イギリスオリンピック委員会
- ダニー・ローズ - Olympedia
- ダニー・ローズ - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- ダニー・ローズ - National-Football-Teams.com
- ダニー・ローズ - Soccerway.com
- ダニー・ローズ - Soccerbase.comによる選手データ
- ダニー・ローズ - FootballDatabase.eu
- ダニー・ローズ - WorldFootball.net
- ダニー・ローズ - Transfermarkt.comによる選手データ
- ダニー・ローズ - UEFA
- Danny Rose profile at the Tottenham Hotspur website
- イングランドのサッカー選手
- サッカーイングランド代表選手
- オリンピックサッカーイギリス代表選手
- 2012年ロンドンオリンピックサッカー出場選手
- FIFAワールドカップイングランド代表選手
- 2018 FIFAワールドカップ出場選手
- UEFA欧州選手権イングランド代表選手
- UEFA EURO 2016出場選手
- UEFA U-21欧州選手権イングランド代表選手
- リーズ・ユナイテッドFCの選手
- トッテナム・ホットスパーFCの選手
- ワトフォードFCの選手
- ピーターバラ・ユナイテッドFCの選手
- ブリストル・シティFCの選手
- サンダーランドAFCの選手
- ニューカッスル・ユナイテッドFCの選手
- ジャマイカ系イングランド人
- ドンカスター出身の人物
- 1990年生
- 存命人物