コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ティニーシャ・ケリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ティニーシャ・ケリー
Tynisha Keli
出生名 Tynisha Keli Soares
生誕 (1985-07-28) 1985年7月28日(39歳)
マサチューセッツ州フォールリバー
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ニューベッドフォード
ジャンル ポップ・ミュージックR&B
職業 歌手
担当楽器 ボーカル
活動期間 1999年 -
レーベル MCAレコードワーナー・ブラザース・レコード

ティニーシャ・ケリーTynisha Keli1985年7月28日 - )は、アメリカのポップ・R&B歌手。マサチューセッツ州フォールリバーで生まれ[1]ニューベッドフォードで育った。

母国よりも日本で成功している。彼女のデビュー・アルバム『クロニクル・オブ・TK』は2009年に日本先行リリースされた。同アルバムは日本のチャートで最高15位を記録し、アルバムからシングルカットされた「Shatter'd」は日本のビルボードチャートHot100で最高6位に入った。代表曲はリコ・ラヴがプロデュースした「I Wish You Loved Me」(2007年[1]

生い立ち

[編集]

幼くして父親を亡くしたため、兄弟の面倒は彼女が見ており幼少期は大変苦労した。その中で唯一の心の支えとなったのが音楽であり、母親が聴いていたルーサー・ヴァンドロスJODECI英語版テヴィン・キャンベルなどのソウルミュージックR&Bを知り、音楽で感情を表現できると思い歌手を志す[1]

経歴

[編集]

1999年 - 2002年

[編集]

1999年にマーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチのメンバーであったスコット・ロス(別名スコッティ・ジー)と出会い彼の下でキャリアを開始する。2002年にガールズ・ポップ・グループ「ガールズ・ソサエティ (Gyrlz Society)」のメンバーとしてMCAレコードからデビュー。しかし、アルバム発表前に早くも解散。R&B色の強い作品を望んだ彼女はソロ活動を開始する。

2002年 - 現在

[編集]

自ら立ち上げたMySpace上にアップしたコーナボーイズ (Tha Cornaboyz)のプロデュースによる「I Wish You Loved Me」がラジオ局のディレクターの耳にとまり、ラジオチャートの上位に食い込む。これがきっかけとなりソングライター音楽プロデューサーカーラ・ディオガルディの目に留まり、彼女がワーナー・ブラザースのA&R部門のトップでもあったことから、ワーナー・ブラザースと契約する[1]

2009年、デビュー・アルバム『クロニクル・オブ・TK』をリリース。3月7日に初来日し、渋谷O-EASTで行われたイベント「HOLLA! MUSIC JAM」などに出演。日本では4月に先行リリースされたが、CDデビュー前に着うたが1位を獲得していたことが話題を集めた[1]。日本盤のCDジャケットではファッションモデル佐々木希が衣装やアクセサリーを選んだ[2]

同年齢の日本の女性歌手、BENIとコラボレーションし、ブランディ&モニカ1997年のヒット曲「ザ・ボーイ・イズ・マイン」をカバー。それぞれがメインを務める2バージョンが制作され[2]、ケリー版は8月5日から着うたで配信された。

ディスコグラフィ

[編集]

スタジオ・アルバム

[編集]
  • クロニクル・オブ・TK』 - The Chronicles Of TK (2009年、Warner Bros.)
  • 『ザ・フィフス・エレメント』 - The 5th Element (2010年、Warner Bros.)

シングル

[編集]
  • "I Wish You Loved Me" (2008年)
  • "Shatter'd" (2009年)
  • "Next Time" (2010年)
  • "Love Hurts" (2010年)
  • "The Right Way" (2010年)
  • "Inhale Exhale" (2015年)
  • "Romeo & Juliet" (2015年)
  • "Forget It All" (2016年)
  • "Sleeping Alone" (2017年)
  • "I Got You Babe" (2018年)
  • "Writings on the Wall" (2020年)

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]