テトラデカナール
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テトラデカナール Tetradecanal[1] | |
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別称 テトラデカンアルデヒド テトラデシルアルデヒド ミリスチルアルデヒド | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 124-25-4 |
特性 | |
化学式 | C14H28O |
モル質量 | 212.37 g mol−1 |
外観 | 白色ないしごく薄い黄色の粉末または結晶 |
匂い | 脂肪臭 |
融点 |
23 °C, 296 K, 73 °F |
沸点 |
166℃(3.2kPa) |
危険性 | |
半数致死量 LD50 | >5g/kg |
関連する物質 | |
関連する脂肪族アルデヒド | トリデカナール ペンタデカナール |
関連物質 | テトラデカン テトラデカノール |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
テトラデカナール(英: Tetradecanal)は、脂肪族アルデヒドの一種である。融点は常温に近い23℃で、それ以下では白色ないし薄い黄色の粉末または結晶[1]、融点以上では脂肪臭、シトラス香を持つ無色の液体である[2]。天然にはトリデカナール同様、コリアンダーの精油やキュウリに微量に含まれる[2]。
用途
[編集]アルデヒドやシプレー調の調合香料、およびシトラスやフルーツ系の食品香料として使用される[2]。
製法
[編集]ミリスチン酸メチルを銅-クロム触媒で接触還元してテトラデカノールを得たのち、これを脱水素化または接触酸化することにより製造される[2]。