テンカジョウ
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この記事は現役競走馬を扱っています。 |
競走馬におけるテンカジョウとは、
テンカジョウ | ||||||
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欧字表記 | Tenka Jo[2] | |||||
品種 | サラブレッド[2] | |||||
性別 | 牝[2] | |||||
毛色 | 鹿毛[2] | |||||
生誕 | 2021年2月3日(3歳)[2] | |||||
父 | サンダースノー[2] | |||||
母 | フィオレロ[2] | |||||
母の父 | エンパイアメーカー[2] | |||||
生国 | 日本(北海道浦河町)[2] | |||||
生産者 | 杵臼牧場[2] | |||||
馬主 | 河内孝夫[2] | |||||
調教師 | 岡田稲男(栗東)[2] | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 |
6戦4勝[2] 中央:4戦3勝 地方:2戦1勝 | |||||
獲得賞金 |
6820万円[2] 中央:2740万円 地方:4080万円 (2024年11月4日現在) | |||||
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テンカジョウ(欧字名:Tenka Jo、2021年2月3日 - )は、日本の競走馬[2]。2024年のマリーンカップの勝ち馬である。
経歴
[編集]3歳(2024年)
[編集]2024年2月3日、京都競馬場第4レースの3歳新馬戦(ダート1800m)で、鞍上に国分優作を起用しデビュー。単勝13番人気の60.5倍で迎えたレースだった。中団から追走し、直線では前団を差し切り新馬勝ち[4]。さらに3連単が72万5600円となる波乱を演出した[5]。続く1勝クラスは後方から追い込むも、前団に届かず3着[6]。2度目の1勝クラスでは、最後方から追走し、直線で3F最速の脚で一気に差し切り2勝目[7]。2勝クラスはスタートが出遅れ、馬群に離れた形で追走。2コーナーでは馬群に追いつき、直線では前団を差し切り3勝目を挙げた[8]。
陣営は初の重賞挑戦となるマリーンカップを選択。道中は後方2番手から追走し、4コーナーでは中団の位置へ。直線ではアンモシエラやザオを交わし先頭に立つと、後続に5馬身差をつけ、3連勝で重賞初制覇を飾った[9][10]。またJBCレディスクラシックへの優先出走権も獲得し、陣営も参戦を表明した[11]。予定通りに出走したJBCレディスクラシックでは、馬群外側の中団に控えて進める。3コーナーでは4番手に付け、4コーナーでは鞍上の鞭に反応し加速する。直線ではライオットガールとの競り合いは制したが、先頭のアンモシエラには遠く及ばず3着となった[12]。
競走成績
[編集]以下の内容は、JBISサーチ[13]およびnetkeiba.com[14]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2024. 2. 3 | 京都 | 3歳新馬 | ダ1800m(良) | 16 | 7 | 13 | 60.5(13人) | 1着 | 1:55.0(37.9) | -0.2 | 国分優作 | 55 | (エアサンサーラ) | 476 | |
3. 2 | 阪神 | 3歳1勝クラス | ダ1800m(稍) | 6 | 3 | 3 | 13.8 (5人) | 3着 | 1:53.0(38.1) | 0.5 | 国分優作 | 55 | ハビレ | 474 | |
3.30 | 阪神 | 3歳1勝クラス | ダ1800m(稍) | 11 | 8 | 11 | 7.1 (6人) | 1着 | 1:52.2(37.5) | -0.4 | 国分優作 | 55 | (ポルポラジール) | 474 | |
6. 8 | 京都 | 3歳上2勝クラス | ダ1800m(良) | 10 | 8 | 9 | 2.0 (1人) | 1着 | 1:52.5(37.6) | -0.4 | 国分優作 | 53 | (テーオールビー) | 486 | |
9.26 | 船橋 | マリーンC | JpnIII | ダ1800m(良) | 6 | 6 | 6 | 3.1 (2人) | 1着 | 1:53.5(39.7) | -1.1 | 国分優作 | 55 | (クラヴィコード) | 490 |
11. 4 | 佐賀 | JBCLクラシック | JpnI | ダ1860m(良) | 11 | 4 | 4 | 4.9 (3人) | 3着 | 2:00.3(37.1) | 0.7 | 国分優作 | 53 | アンモシエラ | 489 |
- 走成績は2024年11月4日現在
血統表
[編集]テンカジョウの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | デインヒル系(ダンジグ系) |
[§ 2] | ||
父 *サンダースノー 2014 鹿毛 |
父の父 Helmet2008 栗毛 |
Exceed And Excel | *デインヒル | |
Patrona | ||||
Accessories | Singspiel | |||
Anna Matrushka | ||||
父の母 Eastern Joy2006 鹿毛 |
Dubai Destination | Kingmambo | ||
Mysterial | ||||
Red Slippers | Nureyev | |||
Morning Devotion | ||||
母 フィオレロ 2014 黒鹿毛 |
*エンパイアメーカー 2000 黒鹿毛 |
Unbridled | Fappiano | |
Gana Facil | ||||
Toussaud | El Gran Senor | |||
Image of Reality | ||||
母の母 *グリーンインディ1996 鹿毛 |
A.P. Indy | Seattle Slew | ||
Weekend Surprise | ||||
Valthea | Antheus | |||
Green Valley | ||||
母系(F-No.) | グリーンインディ(USA)(FN:16-c) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Mr. Prospector:5×5 Northern Dancer:5×5・5 |
[§ 4] | ||
出典 |
- 主な近親に、グリーンダンサー(仏2000ギニーなどG13勝)、ソレミア(凱旋門賞)、オカワンゴ(仏グランクリテリウム)、オーソライズド(デューハーストS)、マクフィ(英2000ギニー、ジャック・ル・マロワ賞)など。
脚注
[編集]- ^ “テンカジョウ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “テンカジョウ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年9月26日閲覧。
- ^ “競走馬情報 テンカジョウ”. 日本中央競馬会. 2024年9月26日閲覧。
- ^ 「サンダースノー産駒13番人気テンカジョウが波乱演出、国分優騎手「これからの馬」/新馬戦」『日刊スポーツ』。2024年9月26日閲覧。
- ^ 「【京都4R・3歳新馬】13番人気テンカジョウ完勝で3連単72万円超 今年初勝利の国分優作騎手「バネの強い馬」」『スポーツ報知』。2024年9月26日閲覧。
- ^ 「【3歳1勝クラス】(阪神6R)ハビレが好位から楽に抜け出して快勝」『ラジオNIKKEI』。2024年9月26日閲覧。
- ^ 「【3歳1勝クラス】(阪神5R)大外から突っ込んできたテンカジョウが他馬を突き放し2勝目」『ラジオNIKKEI』。2024年9月26日閲覧。
- ^ 「【マリーンC】レース展望」『サンスポZBAT!』。2024年9月26日閲覧。
- ^ 「【マリーンC】テンカジョウが5馬身差の圧勝 6頭立てでも3連単は2万円超え 國分優作「もっと良くなってくる」」『東京スポーツ』。2024年9月26日閲覧。
- ^ 「【マリーンC】テンカジョウが5馬身差で重賞初V 国分優作騎手「これから先、もっと良くなると思います」」『スポーツ報知』。2024年9月26日閲覧。
- ^ 「【船橋11R・マリーンカップ】テンカジョウ 差し切って重賞初V 岡田師「次はJpn1へ行く」」『スポーツニッポン』。2024年9月26日閲覧。
- ^ 「【JBCレディスクラシック】国分優「ちょっとずつどっしりしてきた」テンカジョウは3着」『競馬のおはなし』。2024年11月14日閲覧。
- ^ “テンカジョウ 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年9月26日閲覧。
- ^ “テンカジョウの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2024年11月30日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|テンカジョウ”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2024年9月26日閲覧。
- ^ a b c “テンカジョウの血統表|競走馬データ”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年9月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ