テンプル・ブロック
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テンプル・ブロック | ||
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テンプル・ブロック(temple block)は、木魚を起源とする西洋の打楽器。
概要
[編集]大きなスリットのある木製のもので、従来は木魚と同様の形状であったが、現代では長方形のものも使用されており、プラスチックの物もある。
西洋音楽では、初期からジャズドラマーが使用していた。また現代音楽においては、オーケストラや吹奏楽で一般的に用いられる。
音色はウッドブロックに似ているが、よりくぐもった音であり、音高を感じる事ができる。
打楽器として単独で使用される場合は、4ないし5個程度を音高順に並べて、専用のスタンドにつけられたものが用いられる事が多い。クラシック音楽においては、演奏スタイルとしては通例立奏である。
テンプル・ブロックが用いられる主な楽曲
[編集]- 管弦楽
- シンコペイティッド・クロック(ルロイ・アンダーソン)
- そりすべり(ルロイ・アンダーソン)
- エル・サロン・メヒコ(アーロン・コープランド)
- 交響曲第2番『不安の時代』(レナード・バーンスタイン)
- 交響曲第3番『カディッシュ』(レナード・バーンスタイン)
- トゥランガリーラ交響曲(オリヴィエ・メシアン)
- アッシジの聖フランチェスコ(オリヴィエ・メシアン)
- 彼方の閃光(オリヴィエ・メシアン)
- 交響三章(三善晃)
- 吹奏楽
- 朝鮮民謡の主題による変奏曲 (ジョン・バーンズ・チャンス)
- 呪文と踊り(ジョン・バーンズ・チャンス)
- シーゲート序曲(スウェアリンジェン)
- パガニーニの主題による幻想変奏曲(ジェイムズ・バーンズ)
- Jalan-jalan 〜神々の島の幻影〜(高橋伸哉)
- 科戸の鵲巣 吹奏楽のための祝典序曲(中橋愛生)
- Tuba Concerto(吹奏楽版)(マーティン・エレビー)
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主なメーカー
[編集]- グローバー
- プレイウッド
- 川端楽器
他