ディス・イズ・アメリカ
「This Is America」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
チャイルディッシュ・ガンビーノ の シングル | ||||||||
リリース | ||||||||
規格 | デジタル・ダウンロード | |||||||
ジャンル |
トラップ[1][2] アフロビート[2] | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル |
mcDJ RCA | |||||||
作詞・作曲 |
ドナルド・グローヴァー(作詞・作曲) ルドウィグ・ゴランソン(作曲) | |||||||
プロデュース |
ドナルド・グローヴァー ルドウィグ・ゴランソン | |||||||
チャイルディッシュ・ガンビーノ シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「ディス・イズ・アメリカ」(This Is America) は、アメリカ合衆国のラッパーのチャイルディッシュ・ガンビーノの楽曲。ガンビーノとルドウィグ・ゴランソンのプロデュースにより2018年5月5日にリリースされ、同日ガンビーノは『サタデー・ナイト・ライブ』のホストも務めた。バックグラウンド・ヴォーカルにアメリカのラッパーのヤング・サグ、スリム・ジミー、ブロックボーイJB、21サヴェージ、クエイヴォを迎えている[4][5]。楽曲の内容はアメリカでの銃暴力の問題、アメリカでの銃乱射事件の頻発、さらにはアフリカ系アメリカ人に対する人種差別を扱っている。
本作のミュージックビデオは、ガンビーノの作品を過去にも手掛けたことのある日系アメリカ人のヒロ・ムライが監督した[6][7]。2018年の MTV Video Music Awards では最優秀ビデオ賞を含む7部門でノミネートされた[8]。またRCAレコードによれば、この楽曲は今後のガンビーノのスタジオ・アルバムからの最初のシングルではないとされる[9][10]。本作はアメリカの Billboard Hot 100 のチャート史上で初登場1位を記録した31番目の楽曲となり、ガンビーノにとって初の、1位及びアメリカ国内トップ10にランクインしたシングルとなった。オーストラリア、カナダ、ニュージーランドでも1位を記録した。また、この楽曲は第61回グラミー賞において最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀ラップ/サング・パフォーマンス賞、最優秀ミュージック・ビデオ賞の4部門にノミネートされ、その全部門で受賞した。これによりガンビーノは最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を受賞した初のヒップホップ・アーティストとなった[11]。
楽曲
[編集]本作には様々なアメリカのラッパーによるバックグラウンド・ヴォーカルやゴスペル調のコーラスが施されており、ヤング・サグ、スリム・ジミー、ブロックボーイJB、21サヴェージ、クエイヴォらがそれぞれアドリブで参加している[7][12]。ヤング・サグの声はアウトロでも取り入れられている[5]。詞はおもにアメリカでの黒人の立場やアメリカでの銃暴力を扱っており[13]、警察の蛮行にも言及している[14][15]。ピッチフォークのスティーブン・カースは、本作を「陽気なメロディーと脅迫的なトラップとの鋭い対比のもと、黒人の危険な立場が表現されている」と述べた[16]。
一部のメディアでは、多くのリスナーによりジェイス・ハーレイの楽曲「American Pharaoh」との類似性から盗作疑惑が指摘されていることが報じられた[17][18]。CBSニュースは「トラックに似通ったサウンドがあり、詞のテーマも同様のものだ」と述べた。ハーレイ本人は「自分の楽曲に影響を受けているとは感じたが、問題とは思っていない」と述べた。グローヴァー(ガンビーノ)のマネージャーのファム・ロススタインは、盗作を否定した[19]。
ミュージックビデオ
[編集]ヒロ・ムライの監督による本作のミュージックビデオは、YouTubeで公開され、同時にガンビーノも『サタデー・ナイト・ライブ』で楽曲を披露した[20]。ビデオは倉庫で踊るガンビーノをフォローしながら、一連の混沌とした場面を交えていく内容となっている[21]。ムライによれば、ビデオは映画『マザー!』と『シティ・オブ・ゴッド』にインスパイアされたという[22]。シェリー・シルヴァーの振付のもと、ガンビーノとその周りの若いダンサーたちは、南アフリカ共和国のダンス「グワラ・グワラ」や、ブロックボーイJBにより広まった「シュート」などのヴァイラルダンスを踊る[12][23]。ガンビーノのダンスとは対照的に、暴力の瞬間も描かれる。ビデオの開始53秒で[24]、ガンビーノはジム・クロウの戯画に似たコミカルな姿勢を取りながら、男の頭を後ろから拳銃で撃つ[25]。またその後、彼が自動火器で教会合唱団を銃撃する場面が描かれており、これは2015年のチャールストン教会銃撃事件を引用したものと視聴者らに解釈されている[26]。どちらの場面も赤い布を持った子供が画面の外から現れ、ガンビーノは使った武器を静かにそこに置くのに対し、死体は単に引きずられて去っており、これは人々に対する銃の権利を守ろうとするアメリカ人の熱心さを表したものと解釈されている[27]。最初の発砲を境に、音楽はアフリカの民俗風のメロディからダークで拍動のあるトラップに切り替わる[7]。
ビデオ全体を通して数十年前の車が多く登場し、その多くはハザードランプが点滅し運転席のドアが開いている[27]。これについて批評家は、警察による車両停止中の致命的な射撃、特に1997年製のオールズモビルに乗っていた男性が射殺された2016年のフィランド・カスティール射殺事件を表現していると解釈した[28]。一方で、古いモデルの車はアフリカ系アメリカ人のソーシャルモビリティの上昇性の欠如を表現しているのではという声も見られた[27]。ビデオの終盤ではアメリカの歌手のSZAがカメオ出演し、車の上に座っている[15]。またビデオは、暗くなった倉庫でガンビーノが数人の白人に追われながら恐ろしそうにカメラに向かって走るシーンで終わる。視聴者らはこのシーンが黒人差別を扱った映画『ゲット・アウト』を彷彿とさせると指摘した[26]。
ビデオは24時間で1,290万回の再生回数を記録し[29]、2018年7月 現在[update]3億5,000万回を再生した[30]。またビデオ内でガンビーノの歌に合わせてギターを弾いていた最初に撃たれる人物はミュージシャンのカルヴィン2世だが、当初は2012年に射殺された高校生トレイヴォン・マーティンの父親だと多くの視聴者に誤解されていた[31]。
批評家の反応
[編集]アトランティック誌のスペンサー・コーンヘイバーはTwitterでの最初の反応で「称賛に値するほとばしる川のようだ」と表現し、「最近の記憶で最も話題にしたミュージックビデオだ」とも述べた[7]。ローリング・ストーン誌のダニエル・クレップスは「このビデオはアメリカの銃暴力についてのシュールかつ本能的な声明だ」とコメントした[32]。ピッチフォークは「ベスト・ニュー・トラック」賞を与えた[16]。ビルボードの批評家は本作を「21世紀の最も偉大なミュージックビデオ」の10位にランクインさせた[33]。
タイム誌のマヒータ・ガージャナンは、ペンシルベニア大学の音楽史教授のガスリー・ラムジーの言葉を引用しながら「彼はお金を得ようとすることとアメリカにおいて黒人であるということが両立しないことについて、異なる2つのサウンドの世界を使って訴えている。このプレゼンテーションの卓越した部分は、南アフリカの合唱を取り入れた幸せな長音階の歌声から始まり、最初の銃声の後、トラップサウンドに移行していく流れだ」と評した[34]。
メディア出演とカヴァー
[編集]グローヴァー(ガンビーノ)はリリース日でもある2018年5月5日に『サタデー・ナイト・ライブ』(シーズン43)でホストを務め、その回でチャイルディッシュ・ガンビーノとして2曲の新曲を披露した際の2曲目が本作だった。また、ミュージックビデオで引用されていると考察が報じられた映画『ゲット・アウト』の主演で知られるダニエル・カルーヤが楽曲披露の紹介を行った[35][36]。
いくつかのアーティストは、原曲の楽器やミュージックビデオの基本的な構造を維持しながら詞やテーマを変えたカヴァーを制作し、注目や多くの再生回数を得た。5月12日、カナダのインターネット・パーソナリティのニコール・アーバーは「This Is America: Women's Edit」を発表した。アーバーは女性のエンパワーメント促進のためのカヴァーを意図していたが、原曲のビデオで扱われた人種問題を軽視しているとして非難された[37][38]。5月25日、ナイジェリアのラッパーの Falz は「This Is Nigeria」を発表し、ナイジェリアが抱える政治的腐敗や組織犯罪などの問題を強調した[39][40]。6月4日、日本の若手ダンスチーム・Alaventaがパロディ動画「This Is Japan」を各メンバーのTwitterで発表したが、本家の意図やメッセージと大きく異なる内容だったことから物議を醸し、炎上する騒動となった。なお、動画は公開から1日で彼らのアカウントから削除された[41][42]。
また、ミュージックビデオは人気のインターネット・ミームを生み出し、特に映像はそのままに楽曲だけを他の作品に置き換えてガンビーノのダンスと同期させたものが流行した。カーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」やアース・ウィンド・アンド・ファイアーの「セプテンバー」を使用したヴァージョンが最も多く視聴された[43][44]。
チャート成績
[編集]「ディス・イズ・アメリカ」はアメリカの Billboard Hot 100 で、当時1位のドレイクの「Nice for What」を抜いて初登場1位となった。初登場で1位を獲得した楽曲はチャート史において31曲目となる。また、最初の1週間で78,000件のダウンロードとアメリカでの6,530万回のストリーミングを記録し、ミュージックビデオは楽曲の統計ストリーミングの68%を占めた。ガンビーノは2017年8月に「Redbone」で12位を記録しているが、「ディス・イズ・アメリカ」はガンビーノにとって初のトップ10入りにもなった。
またガンビーノは、2016年の「Can't Stop the Feeling!」でのジャスティン・ティンバーレイクの記録に続き、史上2人目のエミー賞受賞俳優による Hot 100 の1位となった[45]。1位の記録は2週続き、5週後にはトップ10圏外となった。
クレジットメンバー
[編集]- ドナルド・グローヴァー – リード・ヴォーカル(チャイルディッシュ・ガンビーノとして)、プロデュース、作曲
- ルドウィグ・ゴランソン – プロデュース、作曲、レコーディング・エンジニア
- デレック・"ミックスバイアリ"・アリ – ミキシング・エンジニア
- マイク・ボッツィ – マスタリング・エンジニア
- クエイヴォ – バックグラウンド・ヴォーカル
- ヤング・サグ – バックグラウンド・ヴォーカル
- 21サヴェージ – バックグラウンド・ヴォーカル
- スリム・ジミー – バックグラウンド・ヴォーカル
- ブロックボーイJB – バックグラウンド・ヴォーカル
- アレックス・トゥーメイ – レコーディング・エンジニア
- ライリー・マッキン – レコーディング・エンジニア
- ケシャ・"K・リー"・リー – レコーディング・エンジニア
チャート
[編集]チャート (2018) | 最高 順位 |
---|---|
オーストラリア (ARIA)[47] | 1 |
オーストリア (Ö3 Austria Top 40)[48] | 20 |
ベルギー (Ultratop 50 Flanders)[49] | 30 |
ベルギー (Ultratip Wallonia)[50] | 7 |
カナダ (Canadian Hot 100)[51] | 1 |
チェコ (Singles Digitál Top 100)[52] | 8 |
Denmark (Tracklisten)[53] | 13 |
フランス (SNEP)[54] | 19 |
ドイツ (GfK Entertainment charts)[55] | 39 |
ハンガリー (Single Top 40)[56] | 9 |
ハンガリー (Stream Top 40)[57] | 3 |
Ireland (IRMA)[58] | 2 |
Japan (Japan Hot 100)[59] | 45 |
Italy (FIMI)[60] | 49 |
オランダ (Dutch Top 40)[61] | 21 |
オランダ (Single Top 100)[62] | 19 |
New Zealand (Recorded Music NZ)[63] | 1 |
Norway (VG-lista)[64] | 10 |
ポルトガル (AFP)[65] | 2 |
スコットランド (Official Charts Company)[66] | 11 |
スロバキア (Singles Digitál Top 100)[67] | 3 |
Spain (PROMUSICAE)[68] | 46 |
Sweden (Sverigetopplistan)[69] | 9 |
スイス (Schweizer Hitparade)[70] | 16 |
UK シングルス (OCC)[71] | 6 |
US Billboard Hot 100[72] | 1 |
US Hot R&B/Hip-Hop Songs (Billboard)[73] | 1 |
US Rhythmic (Billboard)[74] | 9 |
認定
[編集]国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
---|---|---|
オーストラリア (ARIA)[75] | Platinum | 70,000 |
ニュージーランド (RMNZ)[76] | Gold | 15,000 |
アメリカ合衆国 (RIAA)[77] | Platinum | 1,000,000 |
* 認定のみに基づく売上数 |
リリース日一覧
[編集]地域 | 日付 | フォーマット | レーベル | 出典 |
---|---|---|---|---|
各国 | 2018年5月5日 | デジタル・ダウンロード |
|
[9][10] |
アメリカ合衆国 | 2018年5月15日 | リズミック・コンテンポラリー・ラジオ | [78] |
脚注
[編集]- ^ “Donald Glover's 'This Is America' Holds Ugly Truths To Be Self-Evident”. NPR (May 7, 2018). May 9, 2018閲覧。
- ^ a b “The Internet Has Already Devoured 'This Is America'”. Vulture (May 17, 2018). May 20, 2018閲覧。 “The same night he dropped off the video for "This Is America," a combination trap and afrobeat banger with a beguiling message about race and gun violence.”
- ^ “This Is America / Childish Gambino”. Tidal. May 25, 2018閲覧。
- ^ Arcand, Rob (May 6, 2018). “Childish Gambino Debuts Politically-Charged New Song "This is America" on SNL: Watch”. Spin May 7, 2018閲覧。
- ^ a b Guan, Frank (May 7, 2018). “What It Means When Childish Gambino Says 'This Is America'”. Vulture May 7, 2018閲覧。
- ^
- Mitchell, Peters (May 6, 2018). “Childish Gambino 'This Is America' Reactions: The Good, The Bad & The Kanye Bashing”. Billboard May 7, 2018閲覧。
- Lefevre, Jules (May 7, 2018). “Hello, Childish Gambino Just Dropped The Music Video Of The Year”. Junkee May 7, 2018閲覧。
- ^ a b c d Kornhaber, Spencer (May 7, 2018). “Donald Glover Is Watching You Watch Him” May 7, 2018閲覧。
- ^ Staff, Variety (2018年7月16日). “Cardi B, Beyonce, Jay-Z Lead 2018 MTV VMA Nominations” (英語). Variety 2018年7月16日閲覧。
- ^ a b “Childish Gambino Releases New Song And Video "This Is America" - RCA Records”. RCA Records. (May 6, 2018) May 7, 2018閲覧。
- ^ a b Russell, Scott (May 6, 2018). “Childish Gambino Makes His Triumphant Return with "This Is America," "Saturday"”. Paste Magazine May 7, 2018閲覧。
- ^ “2019 GRAMMY Awards: Complete Nominations List” (7 December 2018). 26 December 2018閲覧。
- ^ a b Espinoza, Joshua (May 6, 2018). “Here Are the Rappers Who Contributed to Childish Gambino's "This Is America"”. Complex. May 8, 2018閲覧。
- ^ Tesema, Martha (May 6, 2018). “Donald Glover tackles gun violence in powerful video for 'This Is America,' his new single”. Mashable May 7, 2018閲覧。
- ^ Holland, Jesse J. (May 9, 2018). “'This Is America' seals Glover's rep as protest artist”. AP News May 10, 2018閲覧。
- ^ a b France, Lisa Respers (May 7, 2018). “'This Is America': The Childish Gambino video explained”. CNN May 8, 2018閲覧。
- ^ a b “"This Is America" by Childish Gambino Review | Pitchfork”. pitchfork.com. May 11, 2018閲覧。
- ^ Strauss, Matthew (June 25, 2018). “Childish Gambino Collaborator Denies "This Is America" Plagiarism Allegations”. Pitchfork June 28, 2018閲覧。
- ^ Miller, Kai (June 25, 2018). “Childish Gambino Accused of Ripping Song for "This Is America"”. XXL June 28, 2018閲覧。
- ^ Park, Andrea (June 26, 2018). “Childish Gambino's manager denies accusation of plagiarism over "This is America"”. CBS News June 28, 2018閲覧。
- ^
- Skelton, Eric (May 6, 2018). “Childish Gambino Returns With Video For New Song "This Is America"”. PigeonsandPlanes May 7, 2018閲覧。
- Félix, Doreen St (May 8, 2018). “The Carnage and Chaos of Childish Gambino's "This Is America"”. The New Yorker. ISSN 0028-792X May 8, 2018閲覧。
- Saturday Night Live (May 7, 2018), Childish Gambino: This Is America (Live) - SNL May 10, 2018閲覧。
- ^ “Childish Gambino releases surprise track”. BBC News. (May 6, 2018) May 7, 2018閲覧。
- ^ Sharf, Zack (May 11, 2018). “'This Is America' Director Hiro Murai Shares Video Influences: 'City Of God' Meets the Last 20 Minutes of 'mother!'”. IndieWire May 20, 2018閲覧。
- ^ Thompson, Desire (May 7, 2018). “Childish Gambino 'This Is America' Video: 9 Cultural References Explained”. Vibe May 8, 2018閲覧。
- ^ Amoako, Aida (May 8, 2018). “Why the Dancing Makes 'This Is America' So Uncomfortable to Watch” May 10, 2018閲覧。
- ^ Harris, Aisha (May 8, 2018). “"This Is America" Is What Happens When Childish Gambino and Atlanta Become One”. Slate Magazine May 10, 2018閲覧。
- ^ a b Rao, Sonia (May 7, 2018). “‘This Is America’: Breaking down Childish Gambino’s powerful new music video”. The Washington Post. May 9, 2018閲覧。
- ^ a b c Miller, Hayley (May 8, 2018). “Childish Gambino’s ‘This Is America’ Video, Explained”. Huffington Post. May 28, 2018閲覧。
- ^ Kaplan, Ilana (May 8, 2018). “Childish Gambino 'This Is America': All of the hidden references in hit music video”. The Independent. May 28, 2018閲覧。
- ^ Penrose, Nerisha (May 9, 2018). “Childish Gambino's Record-Breaking 'This Is America' Video Hits 50 Million Views in Mere Days”. Billboard May 10, 2018閲覧。
- ^ Glover, Donald (May 5, 2018). “Childish Gambino - This Is America (Official Video)”. YouTube. June 25, 2018閲覧。
- ^ France, Lisa Respers (May 8, 2018). “That's not Trayvon Martin's dad in 'This Is America'”. CNN May 9, 2018閲覧。
- ^ Kreps, Daniel (May 6, 2018). “Watch Childish Gambino's Caustic Video for New Song 'This Is America'”. Rolling Stone May 7, 2018閲覧。
- ^ “The 100 Greatest Music Videos of the 21st Century: Critics' Picks”. Billboard. (July 24, 2018) July 24, 2018閲覧。
- ^ Gajanan, Mahita (May 7, 2018). “An Expert's Take on the Symbolism in Childish Gambino's Viral 'This Is America' Video”. Time. May 24, 2018閲覧。
- ^ Baumgartner, Scott (May 6, 2018). “'SNL': Childish Gambino Delivers 'This Is America' With Intro By 'Get Out's Daniel Kaluuya”. Hollywood Life. June 4, 2018閲覧。
- ^ “This Is America: Breaking down Childish Gambino's powerful new music video”. The Sydney Morning Herald (May 9, 2018). June 4, 2018閲覧。
- ^ “YouTuber defends Gambino 'women's edit'”. BBC (May 16, 2018). June 4, 2018閲覧。
- ^ http://www.washingtontimes.com, The Washington Times. “Nicole Arbour's feminist makeover of Childish Gambino's 'This is America' sparks backlash”. June 4, 2018閲覧。
- ^ “The hit "This is Nigeria" video tackles the country's worst problems one reference at a time”. QZ. June 4, 2018閲覧。
- ^ “Nigerian Rapper Goes Viral With His Take On 'This Is America'”. NPR. June 4, 2018閲覧。
- ^ “米話題の「This Is America」のパロディ「This Is Japan」が物議を醸し炎上する事態に”. Dews. 2018年12月16日閲覧。
- ^ “米社会派ソング真似た「This is Japan」 「薄っぺらすぎ」と叩かれ削除に追い込まれる”. J-CAST. 2018年12月16日閲覧。
- ^ Rosenberg, Adam. “You can't shut down 'This Is America' memes. That's what 'This Is America' is about.”. Mashable. June 4, 2018閲覧。
- ^ “Childish Gambino's "This is America" x "Call Me Maybe" Mashup”. Highsnobiety (June 4, 2018). June 4, 2018閲覧。
- ^ Trust, Gary (May 14, 2018). “Childish Gambino's 'This Is America' Is No. 1 On The Billboard Hot 100”. Billboard. May 15, 2018閲覧。
- ^ “This Is America / Childish Gambino”. Tidal. May 7, 2018閲覧。
- ^ "Australian-charts.com – Childish Gambino – This Is America". ARIA Top 50 Singles. May 19, 2018閲覧。
- ^ "Austriancharts.at – Childish Gambino – This Is America" (in German). Ö3 Austria Top 40. May 23, 2018閲覧。
- ^ "Ultratop.be – Childish Gambino – This Is America" (in Dutch). Ultratop 50. June 1, 2018閲覧。
- ^ "Ultratop.be – Childish Gambino – This Is America" (in French). Ultratip. June 1, 2018閲覧。
- ^ "Childish Gambino Chart History (Canadian Hot 100)". Billboard. May 15, 2018閲覧。
- ^ "ČNS IFPI" (in Czech). Hitparáda – Digital Top 100 Oficiální. IFPI Czech Republic. Note: insert 201820 into search. May 21, 2018閲覧。
- ^ “Track Top-40 Uge 20, 2018”. Hitlisten. May 23, 2018閲覧。
- ^ "Lescharts.com – Childish Gambino – This Is America" (in French). Les classement single. May 19, 2018閲覧。
- ^ "Offiziellecharts.de – Childish Gambino – This Is America". GfK Entertainment Charts. May 18, 2018閲覧。
- ^ "Archívum – Slágerlisták – MAHASZ" (in Hungarian). Single (track) Top 40 lista. Magyar Hanglemezkiadók Szövetsége. May 20, 2018閲覧。
- ^ "Archívum – Slágerlisták – MAHASZ" (in Hungarian). Stream Top 40 slágerlista. Magyar Hanglemezkiadók Szövetsége. May 26, 2018閲覧。
- ^ “IRMA – Irish Charts”. Irish Recorded Music Association. May 19, 2018閲覧。
- ^ “Japanese Top Music”. Billboard. May 27, 2018閲覧。
- ^ “Top Singoli – Classifica settimanale WK 20” (Italian). Federazione Industria Musicale Italiana. May 19, 2018閲覧。
- ^ "Nederlandse Top 40 – week 21, 2018" (in Dutch). Dutch Top 40 May 26, 2018閲覧。
- ^ "Dutchcharts.nl – Childish Gambino – This Is America" (in Dutch). Single Top 100. May 18, 2018閲覧。
- ^ “NZ Top 40 Singles Chart”. Recorded Music NZ (May 21, 2018). May 18, 2018閲覧。
- ^ “VG-lista – Topp 20 Single uke 20, 2018”. VG-lista. May 19, 2018閲覧。
- ^ "Portuguesecharts.com – Childish Gambino – This Is America". AFP Top 100 Singles. June 6, 2018閲覧。
- ^ "Official Scottish Singles Sales Chart Top 100". Scottish Singles Top 40. May 12, 2018閲覧。
- ^ "SNS IFPI" (in Slovak). Hitparáda – Singles Digital Top 100 Oficiálna. IFPI Czech Republic. Note: insert 201820 into search. May 21, 2018閲覧。
- ^ “Top 100 Canciones – Semana 20: del 11.05.2018 al 17.05.2018” (PDF) (Spanish). Productores de Música de España. May 23, 2018閲覧。
- ^ “Sverigetopplistan – Sveriges Officiella Topplista”. Sverigetopplistan. May 18, 2018閲覧。
- ^ "Swisscharts.com – Childish Gambino – This Is America". Swiss Singles Chart. May 21, 2018閲覧。
- ^ "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. May 19, 2018閲覧。
- ^ "Childish Gambino Chart History (Hot 100)". Billboard. June 2, 2018閲覧。
- ^ "Childish Gambino Chart History (Hot R&B/Hip-Hop Songs)". Billboard. June 2, 2018閲覧。
- ^ "Childish Gambino Chart History (Rhythmic)". Billboard. June 26, 2018閲覧。
- ^ “ARIA Australian Top 50 Singles”. Australian Recording Industry Association (June 25, 2018). June 23, 2018閲覧。
- ^ “New Zealand single certifications – Childish Gambino – This Is America”. Recorded Music NZ. June 15, 2018閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Childish Gambino's 'This Is America' Has Already Been Certified Platinum” (May 31, 2018). May 31, 2018閲覧。
- ^ “Top 40/Rhythmic”. All Access Music Group. 2018年8月13日閲覧。