ディス・イズ・ゴスペル
「ディス・イズ・ゴスペル」 | ||||||||||||||||
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パニック!アット・ザ・ディスコ の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』 | ||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
ジャンル | ||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | ||||||||||||||||
作詞・作曲 | ||||||||||||||||
プロデュース | ブッチ・ウォーカー | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||||||||||
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パニック!アット・ザ・ディスコ シングル 年表 | ||||||||||||||||
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「ディス・イズ・ゴスペル」(This Is Gospel[注 1])は、アメリカ合衆国のポップ・ロック・バンドであるパニック!アット・ザ・ディスコの楽曲。2013年8月12日にフュエルド・バイ・ラーメンおよびディケイダンス・レコードから4作目のスタジオ・アルバム『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』からの第2弾シングルとして発売された[5][6]。『ビルボード』誌のHot Rock Songsで最高位12位を記録した。
背景・曲の構成
[編集]「ディス・イズ・ゴスペル」の作詞作曲はブレンドン・ユーリー、ダロン・ウィークス、ジェイク・シンクレアの共作[4]。歌詞は薬物中毒であったドラマーのスペンサー・スミス[注 2]を題材としており、『ビルボード』誌のインタビューでユーリーは「俺は今後のバンドの行き先や、今後の友人関係について本当に不安になった。スペンサーと彼の健康状態について俺はこれからどうなってしまうのか本当に怖かったんだ。この曲を書いた時、自分自身や彼に対して腹を立てていた。『どうして俺は何もできないのか?俺はどうしてしまったんだ?一体どうしちゃったんだ?』という感じにね」と語っている[8]。メロディはユーリーが自宅で飼育している犬に向けて歌ったフレーズに由来している[9]。
曲のジャンルはエレクトロ・ポップ[1]、パワー・ポップ[2]、エモ[3]と見なされている。曲は心臓の鼓動から始まり、ヴォコーダーを使用したボーカルによるヴァースを経て、コーラスでバンドサウンドに転換する[1]。
ミュージック・ビデオ
[編集]「ディス・イズ・ゴスペル」のミュージック・ビデオは、2013年8月12日にYouTube上でプレミア公開された[10]。監督はダニエル・“クラウド”・カンポスが務めた[11]。ビデオはユーリーが病院に運ばれるシーンから始まり[12]、外科医によって手術台に抑えつけられたり、黒のスーツ姿で埋葬されるシーンで構成され、ユーリーが死に魂が天に昇るシーンでビデオが終わる[1]。2015年に公開された「裸の王様」のミュージック・ビデオは本作の続編[13]、2018年に公開された「セイ・アーメン(サタデー・ナイト)」のミュージック・ビデオは本作の前編として制作された[14]。
映像外部リンク | |
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Panic! At The Disco: This Is Gospel (Piano Version) - YouTube |
2014年5月14日には本作のピアノバージョンのミュージック・ビデオが公開された[15]。ビデオはユーリーが1人でピアノを弾きながら歌う姿で構成され、曲のコーラスに入ったところからピアノの上にフルーツループ、ピクルス、フライドチキンなど大量の食べ物が降ってくる演出が加わる[16]。ビデオは演奏が終わり、ピアノから立ち去るユーリーが青と紫の液体によってずぶ濡れになるところで終わる[16]。ピアノバージョンの音源は、2017年に発売された7インチシングル『ある独身男の死』のB面に収録された。
評価
[編集]『ビルボード』誌が発表した「(評論家が選んだ)史上最高のパニック!アット・ザ・ディスコの楽曲10選」では第1位を獲得した[17]。
『オルタナティヴ・プレス』誌のホイットニー・シューメイカーは、「2010年代を定義する最高のエモ・ソング」の1つとして本作を挙げた[3]。
クレジット
[編集]※出典[18]
- ブレンドン・ユーリー – リード・ボーカル、ギター、ピアノ、キーボード、シンセサイザー、作詞作曲
- スペンサー・スミス – ドラム、パーカッション
- ダロン・ウィークス – ベース、バックグラウンド・ボーカル、作詞作曲
- ジェイク・シンクレア – 作詞作曲、レコーディング・エンジニア、ミキシング
- ブッチ・ウォーカー – プロデュース、バックグラウンド・ボーカル、ギター
- ロブ・メイセス – ストリングスアレンジ、指揮者
- ジュリアン・リーパー – 第一ヴァイオリン
- エムリン・シングルトン – 第二ヴァイオリン
- デイヴ・ダニエルズ – チェロ
- ピーター・ラーレ – ヴィオラ
- ジョナサン・アレン – ストリングス・エンジニア
- クリス・バレット – ストリングス・レコーディング・アシスタント
- アミール・セーラム – サポート・エンジニア
- トッド・ストープラ – アシスタント・エンジニア
- テッド・ジェンセン – マスタリング
チャート成績
[編集]週間チャート
[編集]チャート (2013年) | 最高位 |
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カナダ (Canadian Hot 100)[19] | 95 |
UK ロック・アンド・メタル (OCC)[20] | 3 |
US Billboard Hot 100[21] | 87 |
US Rock & Alternative Airplay (Billboard)[22] | 45 |
US Hot Rock Songs (Billboard)[23] | 12 |
認定
[編集]国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
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カナダ (Music Canada)[25] | Gold | 40,000 |
イギリス (BPI)[26] | Gold | 400,000 |
アメリカ合衆国 (RIAA)[5] | 3× Platinum | 3,000,000 |
認定のみに基づく売上数と再生回数 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d Greenwald, David (12 August 2013). "New Video: Panic! At The Disco, 'This Is Gospel'". MTV News. MTV Networks. 2024年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月18日閲覧。
- ^ a b Smith, Troy L. (30 January 2019). "All 82 Panic! at the Disco songs ranked from worst to best". Cleveland.com. Advance Local Media. 2024年1月18日閲覧。
- ^ a b c Shoemaker, Whitney (19 December 2019). "The best emo songs of the decade that defined the 2010s". Alternative Press. 2024年1月18日閲覧。
- ^ a b "Songview – Performer: Panic at the Disco". BMI. 2024年1月19日閲覧。
- ^ a b "American single certifications – Panic! At The Disco – This Is Gospel". Recording Industry Association of America. 2024年1月20日閲覧。
- ^ Dell'Orto, Ben (8 October 2013). "Listen Up!: Panic! At The Disco looks to recreate old sound in 'Too Weird to Live, Too Rare to Die'". redandblack.com. The Red & Black Publishing. 2024年2月10日閲覧。
- ^ "パニック!アット・ザ・ディスコ、薬物中毒のリハビリのためにドラマーがツアー離脱". rockin'on.com. ロッキング・オン. 2013年8月9日. 2024年1月19日閲覧。
- ^ Payne, Chris (17 October 2013). "Panic! at the Disco Parties at Billboard Studios: Watch Live Performances And Q&A". Billboard. 2024年1月19日閲覧。
- ^ Lynch, Joe (13 April 2015). "Exclusive: Panic! At the Disco Playing 2015 Shorty Awards; Brendon Urie on Being 'Last Man Standing'". Billboard (Interview). 2024年1月19日閲覧。
- ^ Cooper, Leonie (12 August 2013). "Panic! At The Disco premiere 'This Is Gospel' video - watch". NME. NME Networks. 2024年1月19日閲覧。
- ^ Panic! At The Disco: This Is Gospel (Beyond The Video). Fueled by Ramen. 28 September 2013. 該当時間: 0:14 - 0:17. 2024年1月19日閲覧。
- ^ 鈴木美穂・山西絵美・山口智男(インタビュアー:鈴木美穂)「パニック!アット・ザ・ディスコ(Panic! At The Disco)『Pray For The Wicked』ブレンドンはブロードウェイでの経験をどう楽曲に落とし込んだのか?」『Mikiki』、タワーレコード、2頁、2018年7月5日 。2024年1月19日閲覧。
- ^ Brandle, Lars (22 October 2015). "Panic! At The Disco Announces New Album, Share Video for 'Emperor's New Clothes': Watch". Billboard. 2024年1月19日閲覧。
- ^ Reed, Ryan (21 March 2018). "Panic! at the Disco Prep New LP, Release Two New Songs". Rolling Stone. 2024年1月20日閲覧。
- ^ "Panic! At The Disco release "This Is Gospel (Piano Version)" music video". Alternative Press. 14 May 2014. 2024年1月20日閲覧。
- ^ a b Lockhart, Bri (17 May 2014). "Music News: Panic! at the Disco Releases "This is Gospel" Piano Video". The Young Folks. 2024年1月20日閲覧。
- ^ Payne, Chris (26 March 2018). "Panic! at the Disco's 10 Greatest Songs: Critic's Picks". Billboard. 2024年1月20日閲覧。
- ^ "This Is Gospel - パニック!アット・ザ・ディスコの曲". Apple Music. Apple. 2024年1月19日閲覧。
- ^ "Panic! At The Disco Chart History (Billboard Canadian Hot 100)". Billboard. 2024年1月20日閲覧。
- ^ "Official Rock & Metal Singles Chart Top 40". Official Charts Company. 2024年2月19日閲覧。
- ^ "Billboard Hot 100". Billboard. 2024年1月20日閲覧。
- ^ "Panic! At The Disco Chart History (Rock & Alternative Airplay)". Billboard. 2024年3月5日閲覧。
- ^ "Panic! At The Disco Chart History (Hot Rock & Alternative Songs)". Billboard. 2024年1月20日閲覧。
- ^ "Year-End Charts – Hot Rock & Alternative Songs". Billboard. 2024年1月20日閲覧。
- ^ "Canadian single certifications – Panic! At The Disco – This Is Gospel". Music Canada. 2024年1月20日閲覧。
- ^ "British single certifications – Panic! At The Disco – This Is Gospel". British Phonographic Industry. 2024年1月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- This Is Gospel - Geniusの歌詞ページ