ディーター・ゼーバッハ
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Dieter Seebach ディーター・ゼーバッハ | |
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ディーター・ゼーバッハ(2021) | |
生誕 |
1937年10月31日(87歳) ドイツ国 カールスルーエ |
国籍 | ドイツ |
研究機関 |
カールスルーエ工科大学 ユストゥス・リービッヒ大学ギーセン チューリッヒ工科大学 |
出身校 |
カールスルーエ工科大学 ハーバード大学 |
プロジェクト:人物伝 |
ディーター・ゼーバッハ(Dieter Seebach, 1937年10月31日 - )は、ドイツ出身の化学者。
来歴
[編集]カールスルーエ出身。カールスルーエ大学で化学を専攻し、1964年にルドルフ・クリーギーの指導の下博士号を取得。その後博士研究員・講師としてハーバード大学のイライアス・コーリー研究所に約2年間所属し、ジチアン類を中心とする極性変換の研究を推進した。
1969年に帰国した後、1971年にギーセン大学に職を得る。1977年にチューリッヒ工科大学に移り、2003年に退職するまで教授を務めた。またウィスコンシン大学マディソン校、ストラスブール大学、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン、ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン、カリフォルニア工科大学、マックス・プランク研究所で客員教授を務めた。
受賞歴
[編集]- 1990年 センテナリー賞
- 1999年 ロジャー・アダムス賞
- 1999年 キング・ファイサル国際賞科学部門
- 2000年 Yamada-Koga prize(微生物化学研究会)
- 2002年 名古屋メダル(MSD生命科学財団)[1]
- 2002年 キラリティーメダル(イタリア化学会)
- 2003年 テトラヘドロン賞
- 2003年 アウグスト・ヴィルヘルム・フォン・ホフマン・メダル
- 2004年 高砂香料国際賞「野依賞」
- 2007年 トムソン・ロイター引用栄誉賞
- 2018年 アーサー・C・コープ賞
出典
[編集]- ^ “名古屋メダル受賞者一覧(Gold Medal)”. 公益財団法人MSD生命科学財団. 2022年10月6日閲覧。
参考文献
[編集]- Dieter Seebach & E. J. Corey, "Generation and Synthetic Applications of 2-Lithio- 1,3-dithianes", J. Org. Chem. 40, 231 (1975).
- Dieter Seebach, Andrea R. Sting, Matthias Hoffmann, "TADDOLs, Their Derivatives, and TADDOL Analogues: Versatile Chiral Auxiliaries", Angew. Chem. Int. Ed. 35, 2708 - 2748 (2001).