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トミカタウン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トミカタウンは、タカラトミーから発売されている玩具。

概要[編集]

ダイキャストミニカーであるトミカの縮尺に適合した街並みモデルの玩具のシリーズを指す。実在する企業の商標を用いている点、歩道や道路パーツを使って街並みを作れる点が特徴である。

1987年の商品カタログから掲載された。定番商品として発売が続いてきたが、2008年から規格の変更によって商品ラインナップが入れ替わる。

2018年に、1973年の登場以来初めて世界観が刷新された「トミカワールド」を構成するエリアの1つとして組み込まれることとなった。

歴史[編集]

トミカタウン以前[編集]

1970年代にトミカワールドと呼称される、大型の駐車場(例:トミカビルデラックス)や建設現場、高速道路が展開されてきた。これらは街並みの連続性を考慮していないものが多い。

ある程度の街並み作りを考えた商品として「トミカのまち」シリーズや「トミカラマ」シリーズがあった。しかしこれらは比較的短期間で販売が終了している。

トミカタウン(初代、1987年 - 2008年)[編集]

1987年に初登場したシリーズ。プラレールのサイズを念頭に置き、繋げて街並みをつくる楽しみを付加した商品群のシリーズである。

セブンイレブンESSOガソリンスタンドなど、実在の店舗を再現することで「ごっこ遊び」の幅を大きく広げることに成功した。

一時期展開された電池駆動のトミカ(B/Oトミカ→モータートミカ)やプラレールの情景部品としての役割も持ち、シリーズ内の入れ替えを繰り返しながら20年以上発売が続けられたが2008年のモデルチェンジにより絶版となった。

商品に表れた主な企業[編集]

※印はトミーテックから発売されているTOMIXNゲージストラクチャー製品にも表れた企業

H9印は1997年、大量に絶版になった中の内の建物

建物のベースの印(商品名後に書いてある)

コ=コンビニベース

レ赤=レストランベース、赤外線ミニカー付き

レ看=レストランベース、看板架け替え式

ガ=トミカラマ時代のガソリンスタンドの改良版

カ=コンビニベース、ピット付き

車=コンビニベース、展示用ターンテーブル付き

宅=宅配便ベース

他=その他

コンビニエンスストア[編集]
飲食店[編集]
ガソリンスタンド[編集]
  • ESSO ガ H9
  • 日本石油(後のENEOS) ガ
    • カラーリングは80年代の店舗外観のものと90年代のものが2種類存在した。ENEOS版発売と入れ替えに終売。
  • ENEOS ガ※ - 旧日石三菱時代の物。
  • JOMO ガ※
自動車関連[編集]
その他[編集]

新・トミカタウン(2代目、2008年6月 - 2017年)[編集]

2008年6月、トミカタウン初となるモデルチェンジが行われ、新規格の「トミカタウン」が発売された。

新規格の「トミカタウン」では、建物・駐車場(シューター)とベースがセパレートする構造となった為、好きな向きに配置・設置できるようになった。また、同社が発売するプラレールとの連携が強化され、「つながる道路」の外側に沿ってプラレールのレールを配置したり、トミカタウンを高架下にレイアウトしたりすることが可能になった。

セパレート化やプラレールとの連携に対応する為、建物のサイズはどれも縮小されている。

当面は初代の「トミカタウン」と併売されるが、順次、新規格の「トミカタウン」に移行される。なお、初代の「トミカタウン」に付属の歩道パーツを新規格「トミカタウン」の「歩道セット」のパーツに付替えることで、初代と新規格の「トミカタウン」が融合した街並みを作ることができる。これは初代の「トミカタウン」の建物サイズと同じサイズで新規格の「トミカタウン」のベースが設計されているためである。

旧タイプの頭の小さな人形を廃し、「プラレール」との統一規格である「プラキッズ」が付属するようになった。

タイで洪水の発生によるタカラトミーの工場被災の影響により、2011年後半以降はラインナップが大幅に縮小された。

2017年のモデルチェンジ(トミカタウンビルドシティシリーズへの置き換え)により絶版となった。

商品に表れた主な企業[編集]

「トミカタウンビルドシティ」への移行により、全て販売を終了している。B印はバス停が付属してある商品。

コ=コンビニベース

ガ=ガソリンスタンドベース

コピ=コンビニベース、ピット付き

コタ=コンビニベース、ターンテーブル付き

コガ=コンビニベース、ガレージ付き

コンビニエンスストア[編集]
飲食店[編集]
  • ミスタードーナツ B コ
セルフガソリンスタンド[編集]
  • ENEOS ガ
  • JOMO ガ
自動車関連[編集]
その他[編集]
  • 郵便局 コガ
  • 立体パーキング タイムズ - 唯一「新トミカタウン・ベースシステム」が採用されていなかった 他
  • 銀行 コ
  • コイン洗車場 他
  • 交番 他
  • はじめてのトミカタウンセット 他
  • 警察署
  • 病院
  • 消防署

TOMICA HYPER CITY[編集]

新トミカタウンの北米輸出仕様。

  • PIZZA SHOP - デリバリーバイクのトミカ付き。 コ
  • GAS STATION FIRE - 日産 フェアレディZ ロードスターのトミカ付き(通常と同じ)。 ガ
  • GAS STATION - スバル レガシィB4のトミカ付き(通常と同じ)。 ガ
  • REPAIR GARAGE - マツダ MPVのトミカ付き(通常と同じ)。 コピ
  • HONDA CARS - ホンダ NSX-Rのトミカ付き(通常と同じ)。後にCAR DEALERSHIPに変更。 コタ
  • CAR DEALERSHIP コタ
  • PARKING LOT - スズキ スイフトスポーツのトミカ付き(通常と同じ)。途中から光岡 オロチのトミカ付き(通常と同じ)に変更。 他
  • POLICE STATION
  • FIRE STATION
  • MINI GARAGE SET - ダイハツ ミラのトミカ付き(通常と同じ)。
  • MINI TUNE-UP SET - 日産 エクストレイルのトミカ付き(通常と同じ)。
  • MINI GAS PUMP SET - トヨタ ハリアーのトミカ付き(通常と同じ)。
  • MINI SHOOTER SET - マツダ デミオのトミカ付き(通常と同じ)。

トミカタウンビルドシティ(3代目、2017年3月 - 2022年)[編集]

2017年3月、9年ぶりにモデルチェンジ。名称には「ビルドシティ」が加えられた「トミカタウンビルドシティ」になった。建物にあたるボックス(ボックスは、トミカの収納ケースを兼ねるディスプレイボックスと、展開してシューターを装着すると発車装置に変形するシューターボックスの2種類がある)、看板などのパーツ類、土地にあたるプレートで構成されており、複数のボックスを積み重ねてビルを建てることができるなど、「新・トミカタウン」よりもさらに自由度が高くなっている。また、「街をつくろう!ベーシックセット」では、「トミカタウン」史上初となるマイホームが登場している。

別売りの「トミカシステム」と組み合わせることも可能である。

2022年のモデルチェンジ(トミカタウン(2022年4月 - )への置き換え)により順次絶版となっている。

ラインナップ[編集]

  • 街をつくろう!ベーシックセット
    • セット内容は、ディスプレイボックス2つ(青・黄)、シューターボックス2つ(マイホーム・交番)、ショップ2つ(A/B)、プレート3枚(グレー2枚、緑1枚)、大プレート2枚、スロープ類(スロープ、ロングスロープ、段差スロープ、段差スロープダブル)、駐車場シートなど。看板、ガードパイプ、バス停などのパーツ類も付属し、マイホーム、バーガーショップ、交番、お店(スーパーや小型店)、駐車場ができる。
  • ガソリンスタンド ENEOS
    • 「新・トミカタウン」同様、セルフガソリンスタンドがモデルとなっている。アクション給油機、洗車機、整備場パーツ同梱。
  • ガソリンスタンド(アジア限定)
  • CALTEX STATION(アジア限定)
  • ガソリンスタンド 台灣中油CPC(アジア限定)
  • 警察署
  • セブン-イレブン
    • ボックスはシューターボックスで、シューターとスロープも付く。
  • あなたのまちのおみせ(アジア限定)
  • スシロー
    • ボックスはシューターボックスで、シューターとスロープも付く。
  • トイザらスのおみせ(トイザらスアジア限定)
  • サウンドライト 消防署
  • パワークレーン建設現場
  • オートバックス
    • セット内容は、ターンテーブル付ピットボックス、ショップ、プレート、大プレート、ディスプレイ(展示台)、支柱2本、車輪止め、スロープ類(ミニスロープ2枚、スロープ1枚)、看板(大小1つずつ)、のぼり4つ、ガードパイプ6本、駐車場シート
    • ピットボックスは外にあるダイヤルでターンテーブルが回転し、向きを揃えて正面パネルを開け、レバーを押すことでトミカが発車するシューター機能を備える。

限定品

  • イオンモール(イオングループ限定)
    • セット内容は、ディスプレイボックス2つ、シューターボックス1つ、ブロック3つ(3種類各1つずつ)、プレート2枚(大・1/2各1枚ずつ)、スロープ類(スロープ、ロングスロープ、段差スロープ、段差スロープダブル)、駐車場シートなど。看板、ガードパイプ、支柱、バス停などのパーツ類も付属する。
  • NISMO PIT(NISSAN Racing Team NISMO Pit)
    • 2019年12月に富士スピードウェイで開催された「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2019」や「日産オンラインショップ」で限定販売されたもの。セット内容はシューターボックス1つ、ブロック1つ、プレート1枚、スロープ1つ、ペーパークラフトシートなど。看板、支柱、のぼり、壁ボードなどのパーツ類も付属する。
    • 上段のシューターボックスに加えて、下段にも最大4台までトミカを格納可能で、左右のボタンを押すと左右別々に2台ずつ同時に発車するシューター機能も備わる。

トミカタウン(4代目、2022年4月 - )[編集]

2022年4月、5年ぶりにモデルチェンジ。歴代で発売されている製品とは異なるタイプ(後述)のトミカタウンが発売され、名称も5年振りに「トミカタウン」に戻った。

建物はプレートと一体型で、パーツが予め取り付けられており、ラベルも貼り付け済とすることで、展開するだけですぐに遊べるように改良。遊ばないときは折りたたんでボックス形状となり、縦置きも可能なコンパクト設計となった。同年10月発売の「クリスマスDXセット」からフィギュア付も登場したが、「プラレール」との統一規格である「プラキッズ」が廃止となり、「人形」と呼ばれるミニフィギュアに変更された。

ボックス形状にした時のサイズは以下の種類に分けられる(特=ボックス時の形状が他サイズとは異なる。)。

  • 中=中型サイズ(展開時の面積はすべて共通で縦は1/2道路×1・横は1/2道路×2+1/4道路×1)
    • 中・コ=コンビニベース(建物の横に2台分の駐車スペースが備わっている。)
    • 中・ガ=ガソリンスタンドベース(ノズルを手動で動かすことができる1台分の給油スペースが備わっている。)
    • 中・バ=バス停ベース(道路にはジョイント部が設けられているため、「まちやどうろがいっぱい! トミカタウンセット(トミカ付き)」・「かんたんおかたづけ! ショッピングモール(どうろ付き)」に付属のどうろパーツや「踏切・陸橋・交差点どうろセット」・「くみかえかんたん!ベーシックどうろセット」との連結が可能
  • 大=大型サイズ(展開時の面積はすべて共通で縦は1/2道路×2・横は1/2道路×3)
    • 大・レ=レストランベース(建物に上下可動のギミックが付いた2wayまたは3way仕様となる。(使い方によっては最大で4wayで遊ぶことが可能。))
  • 小=小型サイズ(展開時の面積はすべて共通で縦は1/2道路×1・横は1/2道路×1+1/4道路×1)
    • 小・交=交番ベース(建物の横に2台分の駐車スペース(建物横の駐車スペースには屋根がついている。)が備わっている。)

ラインナップ[編集]

初代に製品化された企業が大半を占めており、一部は2代目、3代目で製品化されず本代で復活したものも多い。

△初代以来の復活

◇2代目以来の復活

  • まちやどうろいっぱい! トミカタウンセット(トミカ付き)
    • オールインワンセットで、セット内容は建物2つ(ENEOS EneJet〈中・ガ〉(表記上はエネオス)、タイムズパーキング〈小(特)〉(駐車スペースが2台でロック方式の仕様でボックス形状にした時の横置き時のラベル部分(企業などが表記されている部分)のサイズは交番ベースとは違い中型サイズと同じ仕様。))にどうろパーツや情景パーツ(信号機、トンネル、バス停用標識)が付属し、オリジナル トミカタウンバス(三菱ふそう・エアロスター(2017年12月から2021年7月まで発売されていたNo.8(-10)の三菱ふそう エアロスター立川バス×リラックマベースの仕様)、フロントの方向幕シールは貼り付け済)も同梱する。
  • セブン-イレブン(トミカ付き)〈中・コ〉
    • いすゞ エルフ セブン-イレブン 配送車(2013年12月から2020年2月まで発売されていたNo.59(-4)のいすゞ エルフ 佐川急便ベースの仕様)付
  • タイムズパーキング〈大(特)〉◇
    • 「まちやどうろいっぱい! トミカタウンセット(トミカ付き)」に付属する「タイムズパーキング」と異なり、駐車スペースが3台に増え、カーシェアリング専用スペースとゲートを追加した大型サイズとなる。ただし他の大型サイズとは違いボックス形状時のラベル部分(企業などが表記されている部分)の縦置き時の幅や奥への長さが異なる。
  • ドライブスルー洗車場 ENEOS EneJet〈中〉
    • 「まちやどうろいっぱい! トミカタウンセット」に付属する「ENEOS EneJet(表記上はエネオス)」または「ガソリンスタンド ENEOS」の横に展開することによって大型のガソリンスタンドにすることが可能。
  • くみかえかんたん!ベーシックどうろセット ※2022年6月発売
    • どうろパーツと情景パーツ(信号機、トンネル、バス停用標識)のセット。情景パーツは折りたたみ式である。
  • 踏切陸橋・交差点どうろセット ※2022年6月発売
    • 踏切〈特〉はオレンジの溝にプラレールのレールをはめることが可能。陸橋〈特〉はどうろパーツ・プラレールどちらでも通せる高さや幅に設計されている。
  • バス停(トミカ付き)〈中・バ〉※2022年6月~2024年4月発売
    • 単品での製品化は初代以来となる。
    • 三菱ふそう エアロスター トミカタウンバス(「まちやどうろいっぱい! トミカタウンセット(トミカ付き)」に付属する「オリジナル トミカタウンバス」のデザイン違いで「シーサイドライン」仕様、フロントの方向幕シールは貼り付け済)同梱。ラベル部分(企業などが表記されている部分)はトミカタウンオリジナルで横断歩道が付いた道路と一体となっている。
  • クリスマスDXセット ※2022年10月発売
    • オールインワンセットで、セット内容は建物1つ(ケーキ屋さん〈中・コ〉)とバス停(既存品の色違いで、バス停〈中・バ〉が赤・道路が緑のクリスマスカラー仕様)に信号機、陸橋〈特〉(赤)、トンネル(白)、どうろパーツ、クラフトパーツ(紙小物)が付属し、サンタクロースの人形とトミカ トナカイバスも同梱する。2022年内限定生産。
  • 出動!消火!レスキューベース ※2022年11月発売
    • ベースとなる消防署本部・消防署建物・ミニ消防署・病院建物・ミニ病院、立体駐車場(兼火災現場)、司令塔、1/2道路、1/2地面、スロープ3種、小物パーツに加え、はしご消防車と人形2体(消防士・こども)も同梱。ミニ消防署、ミニ病院、小物パーツの一部は別売の「変形出動!ビッグファイアー&コマンドステーション」にセット可能。プラレールやアニアとの共通規格「まちクリエイター」の初商品である。
  • 回転寿司スシロー〈大・レ〉※2022年12月発売
    • 1階店舗と2階店舗(駐車場付ピロティ店舗)の2wayに変形可能となる仕様。
  • 交番(警官付き)〈小・交〉 ※2022年12月発売
    • ラベル部分(企業などが表記されている部分)はトミカタウンオリジナルで人形(警官)、自転車、荷物、検問中看板が付属する。
  • ガソリンスタンド ENEOS〈中・ガ〉 ※2022年12月発売
    • 「まちやどうろいっぱい! トミカタウンセット(トミカ付き)」に付属する「ENEOS EneJet(表記上はエネオス)」のデザイン違いで、通常の「ENEOS」仕様。
  • ピザーラ(トミカ付き)〈中・コ〉△ ※2023年3月発売
    • ピザーラ デリバリーバイク(2019年3月から2023年3月まで発売されていたNo.99(-9)の一部変更の仕様)同梱。
  • かんたんおかたづけ! ショッピングモール(どうろ付き) ※2023年3月発売
    • 本体一式、どうろパーツ、スロープ、信号機、バス停用標識のセット。本体一式はトミカを6台まで駐車可能。遊ばないときはトミカだけでなく、付属品や別売品のどうろパーツ(サイズの関係上、一部収納不可のどうろがある)や情景パーツ、更には前述の「トミカタウン」シリーズもまとめて収納可能なケースを兼ねており、駐車スペースはボタン付きの蓋となり、持ち運びが可能な取っ手も付く。
  • ミスタードーナツ〈中・コ〉◇ ※2023年4月発売
  • 事件解決!DXポリスベース ※2023年6月発売
    • ベースとなる警察署本部・牢屋・ミニ警察署・車庫2つ、ヘリポート、屋上パーツ、屋上パーキング、整備場、1/2道路、1/2地面、スロープ3種、道路ジョイント、小物パーツに加え、パトロールカー、ダンプトラック、人形2体(警官・悪者)も同梱。「まちクリエイター」規格製品で、「出勤!消火!レスキューベース」との合体も可能。
  • Cafēレストラン ガスト(トミカ付き)〈大・レ〉△ ※2023年7月発売
    • すかいらーく系統の店舗としては、初代トミカタウンの「すかいらーく」以来の製品化となる。「回転寿司スシロー」と同様に1階店舗と2階店舗(駐車場付ピロティ店舗)の2wayに変形可能となる仕様で、ガスト デリバリーバイク(2019年3月から2023年3月まで発売されていたNo.99(-9)のピザーラ デリバリーバイクの色違い仕様)が同梱。
  • 踏切どうろ〈特〉 ※2023年7月発売
    • 既存の「踏切・陸橋・交差点どうろセット」のうち、踏切と遮断機を分離して単体製品にしたもの。踏切はベースの色がセット品の緑からグレーに変更されている。
  • トミカワールドとつながるどうろセット(マイホーム付き) ※2023年9月発売
    • どうろパーツ、情景パーツ(信号機、バス停用標識、標識板)、マイホーム〈小・交〉のセット。横断歩道以外のどうろパーツにも白線が付く。本セット単体の使用だけでなく、別売の「トミカワールド」製品(ひろげてあそぼう!おかたづけプレイパーク、岩がゴロゴロ!ビッグ工事現場、ダブルアクショントミカビル、2スピードでコントロール!トミカアクション高速どうろ、変形出動!ビッグファイアー&コマンドステーション)との組み合わせが可能で、組み合わせ時のレイアウトを作るためのかんたん組み立てガイドも同梱される。
  • どうろ工事現場(トミカ&情景パーツ付き)〈中・バ〉△ ※2023年9月発売
    • トミカソーラータウンの同名商品を含めれば、初代以来の復活。油圧ショベルグラップル仕様(2017年5月から2021年4月まで発売されていたNo.120(-7)の色違いで、ブルー仕様)及び情景パーツ(コーン2つ、投光器、交通整理人形、バリケード2つ)、装飾ラベルが同梱。ラベル部分(企業などが表記されている部分)はトミカタウンオリジナルで情景パーツは本体のプレハブ内に収納可能である。
  • 𠮷野家(トミカ付き)〈中・コ〉 △※2023年10月発売
    • 𠮷野家オレンジドリーム号(スバルの6代目サンバー移動販売車の仕様で、レギュラートミカに存在しない車種からの製品化)が同梱するほか、初回生産分に限り、𠮷野家のハウス電子マネーである「𠮷野家プリカ(トミカオリジナルデザイン仕様、200円チャージ済み、有効期限:2025年10月20日)も付く。
  • NISSAN カーディーラー(トミカ付き)〈大〉 ◇※2023年12月発売
    • トミカタウンビルドシティの限定品「NISMO PIT」を除けば2代目以来の復活。2020年夏の現行CI導入店舗がベース。ボックス形状時はレストランベースと同じ仕様で手動式のターンテーブルのギミックが付く。スカイライン(2020年5月から2022年7月まで発売されていたNo.76(-8)の色違いで、ダークメタルグレー(M)仕様)同梱。
  • バス停(乗客つき)〈中・バ〉 ※2024年4月発売
    • 既存のバス停のリニューアル品となり、デザインの変更に加え、同梱品が乗客の人形に変更される。
  • 消防署(消防士つき)〈大・レ〉 ※2024年4月発売
    • 4代目に移行してから初となる大型タイプで、1階建て(出張所)、2階建てコンパクト(消防ビル)、2階建てロング(ワイド消防署)の3wayに変形可能となる。ラベル部分(企業などが表記されている部分)はトミカタウンオリジナルで消防士人形同梱。
  • 料金所〈特〉 △ ※2024年8月発売予定
    • 初代以来の製品化。
    • ボックス形状にした時のサイズは中型サイズの横置きを重ねた仕様(横置き時の幅はトミカ3台分の幅になる)で、建物上部にはボタンがありそれを押すことがゲートが可動するギミックが付く、ラベル部分(企業などが表記されている部分)はトミカタウンオリジナルで道路にジョイント部が設けられているため、バス停ベースのトミカタウンや「まちやどうろがいっぱい! トミカタウンセット(トミカ付き)」・「かんたんおかたづけ! ショッピングモール(どうろ付き)」に付属のどうろパーツ、「踏切・陸橋・交差点どうろセット」・「くみかえかんたん!ベーシックどうろセット」との連結が可能
  • 郵便局(トミカ付き)〈中・コ〉 ◇※2024年発売予定
    • 日産・NV350キャラバン同梱。2023-2024カタログでは2023年12月発売予定と案内されていたが、事情により発売延期となった(デジタル版カタログでは修正済)。

限定品

  • ヤマダデンキ オリジナル トミカプラレールスペシャルセット ※2024年4月発売
    • ヤマダデンキ創業50周年とプラレール誕生65周年のダブルアニバーサリーを記念した特別セット。本セット限定の「ヤマダデンキ店舗〈大・レ〉」をはじめ、「ガソリンスタンド(ENEOS EneJet(表記上はエネオス))〈中・ガ〉」、踏切道路〈特〉、陸橋〈特〉、どうろパーツ、情景パーツ、更には、プラレールのレール、本セット限定仕様のトミカとプラレール車両も同梱されたオールインワンセットとなる。玩具を取り扱うヤマダデンキ限定発売となる。

特徴[編集]

街並みの作成を通じて想像力を養う他、標識部品を用いた交通ルールの学習にも役立つ知育玩具として位置づけられる。また、街路樹や街灯などといった装飾部品が豊富に揃っている。

ただしトミカタウンビルドシティ発売後はその特徴は廃止された。

その他[編集]

フランスのミニカーメーカーマジョレットがトミカタウンに類似したマジョキット(Majo-kit)を展開している。日本では一時期ヨネザワ(後のセガトイズ)がダイヤペットブランドにて輸入販売を行っていた。

外部リンク[編集]