トヨタ・MCプラットフォーム
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トヨタ・MCプラットフォームとは、レクサスブランドを含むトヨタ自動車のCセグメントFF車用のプラットフォームの名称である。MCはミディアム・コンパクトの略。サスペンションは、フロント:マクファーソンストラット、リア:トーションビームまたはダブルウィッシュボーン。このプラットフォームから、FF用の大部分はリアがトーションビームに、HS250hを含むFF用のごく一部[1]、および全ての4WD用はリアがダブルウィッシュボーンにそれぞれ変更されている。後継はW50型プリウスに先行採用された「TNGA」コンセプトの一環として開発されたGA-Cプラットフォームとなる。ただしアルファードやハリアーなどではGA-Kプラットフォームが採用されている。
搭載車種
[編集]MCプラットフォーム
[編集]- 型式名がxxE○○○の車種
- E120型カローラセダン(北米以外の日本国外向けを含む)
- E140型カローラアクシオ
- E120G型・E140G型カローラフィールダー
- オセアニア向けE140G型カローラワゴン
- E130型カローラセダン(北米専売)- ワイド版を採用する。
- E140型カローラセダン(北米および東南アジア向け「カローラアルティス」)- ワイド版を採用する。
- E120N型カローラスパシオ
- 2代目カローラヴァーソ(欧州専売)- ワイド版を採用する。
- カローラランクス/アレックス
- WiLL VS - ワイド版を採用する。
- ヴォルツ - ワイド版を採用する。
- ポンティアック・ヴァイブ - ワイド版を採用する。
- E130型/E150型トヨタ・マトリックス(北米専売)- ワイド版を採用する。
- 型式名がxxT○○○の車種
- NHW10型/NHW20型プリウス - NHW20型はワイド版を採用する。
- ANT10型サイオン・tC(北米専売)- ワイド版を採用する。
- XA20W型RAV4 - ワイド版を採用する。
- V50型ビスタセダン
- V50G型ビスタアルデオ
- Opa
- ウィッシュ
- アイシス
- XP80型・XP170型シエンタ(後方部分のみ[2])
- 2代目イプサム/アベンシスヴァーソ/ピクニック/スポーツバン - ワイド版を採用する。
- R60G型・R70G/W/R型ノア
- R60G型・R70G/W型ヴォクシー
新MCプラットフォーム
[編集]- 型式名がxxE○○○の車種
- XA30W型RAV4
- ZVW30型プリウス(次期型はGA-Cプラットフォーム)
- プリウスα
- マークXジオ
- 初代・2代目ヴェルファイア(次期型はGA-Kプラットフォーム)
- 2代目・3代目アルファード(次期型はGA-Kプラットフォーム)
- LM(日本国外専売)(次期型はGA-Kプラットフォーム)
- 3代目エスティマ
- T270型アベンシス
- ヴァーソ(欧州専売)
- AGT20型サイオン・tC(米国)/トヨタ・ゼラス(中国・中東)
- SAI
- HS250h
- CT200h
- ハリアー(3代目、XU6#型)(次期型はGA-Kプラットフォーム)
- NX(次期型はGA-Kプラットフォーム)
- RAV4(4代目)(次期型はGA-Kプラットフォーム)
- JPD10型MIRAI(次期型はGA-Lプラットフォーム)
- R80G/W型ノア(次期型はGA-Cプラットフォーム)
- R80G/W型ヴォクシー(次期型はGA-Cプラットフォーム)
- エスクァイア
脚注
[編集]- ^ 例:ブレイド・ヴァンガード・CA20W/30W型RAV4・T230型セリカ・T240W型カルディナ・T250/T250W型アベンシスセダン/ワゴンなど
- ^ 前者の前方部分はNBCプラットフォームが用いられ、後者の前方部分はBプラットフォームが用いられる。
- ^ ただし、香港、マカオ等の中華圏特別行政区にはBプラットフォームが用いられたE160型カローラセダン(日本名・カローラアクシオ → カローラアクシオEX / トヨタ教習車)が導入される。
関連項目
[編集]- Kプラットフォーム
- GA-Cプラットフォーム - 後継