トリュー級戦車揚陸艦
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トリュー級戦車揚陸艦 | |
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基本情報 | |
種別 | 戦車揚陸艦 (BDC) |
命名基準 | フランスの河川 |
運用者 | フランス海軍 |
就役期間 | 1960年 - 1988年 |
建造数 | 5隻 |
前級 | ライタ級 |
次級 | シャンプレーン級 (BATRAL) |
要目 | |
基準排水量 | 1,750 t |
満載排水量 | 4,225 t |
全長 | 102.1 m |
垂線間長 | 96.6 m |
最大幅 | 15.5 m |
吃水 | 3.2 m |
主機 | SEMT ピルスティクディーゼルエンジン×2基 |
推進器 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 2,000 bhp |
速力 | 11ノット |
航続距離 | 18,500海里 (10kt巡航時) |
乗員 |
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兵装 |
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トリュー級戦車揚陸艦(英語: Bâtiments de Débarquement de Chars de type Trieux)は、フランス海軍が運用していた戦車揚陸艦(BDC)の艦級[1]。
設計
[編集]設計面では、アメリカ海軍の戦車揚陸艦(LST)の派生型とされている。両舷のダビットにLCVP上陸用舟艇を計4隻搭載できる。上陸部隊としては、170名を基本として、短期間であれば329名の収容も可能であった。また補給任務の場合、糧食1,000トン、飲料水400トン、ディーゼル燃料270トンを搭載できた[1]。
1960年代後半には、海外領土での補給任務にあたることになった「トリュー」および「ブラヴェ」において、艦橋直前にアルエット・ヘリコプター2機分のハンガーを設置する改修が行われた[1]。
同型艦一覧
[編集]# | 艦名 | 起工 | 竣工 | 除籍 |
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L 9007 | トリュー Trieux |
1958年4月 | 1960年3月 | 1988年12月 |
L 9003 | アルジャン Argens |
1958年7月 | 1960年6月 | 1985年12月 |
L 9009 | ブラヴェ Blavet |
1959年1月 | 1961年1月 | 1986年9月 |
L 9008 | ディーヴ Dives |
1959年8月 | 1961年4月 | 1986年4月 |
L 9004 | ビダソア Bidassoa |
1960年1月 | 1961年10月 | 1987年4月 |
参考文献
[編集]画像外部リンク | |
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「トリュー」(1987年の艦影) |
- ^ a b c Robert Gardiner, ed (1996). Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995. Naval Institute Press. p. 125. ISBN 978-1557501325