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ドント・トライ・ジス・アット・ホーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ドント・トライ・ジス・アット・ホーム』
マイケル・ブレッカースタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク パワー・ステーション(#7を除く全曲)[1]
ニューヨーク マスター・サウンド・アストリア・スタジオ(#7)[1]
ジャンル ジャズ
時間
レーベル インパルス!レコード
プロデュース ドン・グロルニック
専門評論家によるレビュー
マイケル・ブレッカー アルバム 年表
マイケル・ブレッカー
(1987年)
ドント・トライ・ジス・アット・ホーム
(1988年)
ナウ・ユー・シー・イット
(1990年)
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ドント・トライ・ジス・アット・ホーム[注釈 1]』(Don't Try This at Home)は、アメリカ合衆国ジャズサクソフォーン奏者、マイケル・ブレッカー1988年に発表したスタジオ・アルバム

背景

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参加ミュージシャンのうちマイク・スターンジョーイ・カルデラッツォ、ジェフ・アンドリュース、アダム・ナスバウムは、当時ブレッカーのレギュラー・クインテットのメンバーだった[2]。オリジナルLPおよびカセットは7曲入りだが、同時期に発売されたCDには「ザ・ジェントルマン&ヒズケイン」がボーナス・トラックとして追加された[3]

反響・評価

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母国アメリカでは、『ビルボード』のコンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートで2位に達した[4]

第31回グラミー賞英語版では最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・パフォーマンス・ソロイスト賞を受賞し、自身初のグラミー受賞を果たした[5]スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「2作目のリーダー・アルバムは、ファースト・アルバムに肉迫する」「ブレッカーは本当に絶好調で、全8曲において激しく切り込んでいる」と評している[2]

トラック・リスト

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#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「イッツバイン・リール - Itsbynne Reel」(Michael Brecker, Don Grolnick)  
2.「チャイム・ジスChime This」(D. Grolnick)  
3.「スクリアビン - Scriabin」(Vince Mendoza)  
4.「サスポーン - Suspone」(Mike Stern)  
5.「ドント・トライ・ジス・アット・ホーム - Don't Try This at Home」(M. Brecker, D. Grolnick)  
6.「エヴリシング・ハプンズ・ホエン・ユーアー・ゴーン - Everything Happens When You're Gone」(M. Brecker)  
7.「トーキング・トゥ・マイセルフ - Talking to Myself」(D. Grolnick)  
8.「ザ・ジェントルマン&ヒズケイン - The Gentleman & Hizcaine」(Jim Beard)  

パーソネル

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脚注

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注釈

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  1. ^ 1999年再発CD (MVCJ-19235)、2007年再発CD (UCCV-9315)、2014年再発CD (UCCV-3042)、2017年再発CD (UCCV-3053)の帯に準拠。日本初回盤CD (25P2-2285)および1992年再発CD (MVCM-137)の帯の表記は『ドント・トライ・ディス・アット・ホーム』だった。

出典

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  1. ^ a b CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b Yanow, Scott. “Michael Brecker Don't Try This at Home Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2022年6月3日閲覧。
  3. ^ Michael Brecker - Don't Try This At Home (1988, CD) - Discogs
  4. ^ Michael Brecker - Awards”. AllMusic. 2016年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月3日閲覧。
  5. ^ Michael Brecker - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2022年6月3日閲覧。

外部リンク

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