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ド天国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天国てんごく
メンバー
  • ゴトウタイガ
  • てんと

  • 河村ぬりえ(元メンバー)
結成年 2022年[1][注 1]
事務所 吉本興業
活動時期 2022年 -
出身 NSC東京校29期
旧トリオ名
  • 虎ノ門
  • 炎天下(ゴトウ、てんと)
過去の代表番組 ド天国のドッカンドッカンTV
同期
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
NSC大ライブTOKYO 2024 優勝
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ド天国(ドてんごく)は、吉本興業東京本社に所属する日本のお笑いコンビNSC東京校29期。2024年6月までは同名のトリオとして活動していた。

メンバー

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ゴトウ タイガ(2000年8月14日[3] - )(24歳)
神奈川県平塚市出身[2]。本名、後藤 泰河(ごとう たいが)[4][5]
身長176 cm、体重60 kg[2]血液型O型[2]
趣味は自転車、パズルゲーム、MARVEL作品、犬[2]。特技は肩甲骨で物を挟むこと、虫の退治[2]
てんと(2000年7月27日[3] - )(24歳)
新潟県新潟市出身[2]。本名、前田 天道(まえだ てんと)[4][5]
身長176 cm、体重70 kg[2]
趣味は帰省、ハンバーガーを食べること[2]。特技は、靴下の匂いを嗅いで誰のものか分かること、相談などに対してポテチを絡めて良いこと言うこと[2]

元メンバー

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河村 ぬりえ(かわむら ぬりえ、2000年12月6日[6] - )(24歳)
東京都昭島市出身[7]。本名、河村 勇一郎(かわむら ゆういちろう)[8][5]
身長171 cm、体重58 kg[7]
趣味はマックシェイクを飲むこと[7]。特技はマックシェイクをこぼすこと[7]
2024年6月から無期限の休養に入り、同年10月に脱退(#来歴にて後述)。

来歴

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元メンバーの河村を含め、メンバーは全員法政大学のお笑いサークル「HOS」の出身[注 2]。サークル在籍時に同期(21期生)の3人でトリオを結成[9]。結成時のトリオ名は「虎ノ門」だった[1]

「虎ノ門」を結成する前は、ゴトウとてんとはトリオ「炎天下」、河村はコンビ「フライ・ハイ」として活動していた。2021年度、学生お笑いの大会・NOROSHIに出場するために「炎天下」や「フライ・ハイ」を含む部員たちで組んだチームの名前が「ド天国」であり[10]、これが後に現グループ名の由来となる。

同年度、ゴトウとてんとが3年生の時、「炎天下」は「大学生M-1グランプリ2021」で優勝[4]。しかし1学年上のメンバーが就職を希望していたため、そのメンバーの卒業に伴い解散が決まる。同時期に河村のコンビの解散が重なり、ゴトウ・てんと・河村によるトリオを結成することになった[1]

2023年、吉本興業の養成所・NSCに入学。東京校29期生となる。この頃よりトリオ名を「ド天国」に改めた[5]。在学中に出場した「キングオブコント2023」では、準々決勝に進出[11]。また、在学中にテレビのネタ番組への出演もしている(#出演節を参照)。

2024年2月、養成所の卒業ライブ「NSC大ライブ2024 TOKYO」で優勝。その年の東京校の首席となる[12]。同年4月よりプロデビュー。

同年6月、河村が無期限の休養に入る[13]。以降のライブや神保町よしもと漫才劇場への所属を掛けたバトルライブにはゴトウとてんとの2人編成で参加し、同年8月行われた「Jimbochoサバイバルバトル」の結果を受けて、同劇場の所属メンバーとなった[14]。同年10月に河村が脱退し、正式にコンビとして活動していくことを発表[15]。河村は事務所を退所し、別の道に進むとしている[16]

芸風

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主にコント。学生時代から漫才もコントもしていたが、NSC入学当初の授業で漫才を披露したところ、講師である佐藤哲夫パンクブーブー)から「コテンパンに言われ[17]」たため[注 3]、その後はコントに絞ってネタ作りをしてきた[17]。NSC大ライブ優勝時のインタビューでは、「卒業後は漫才も頑張っていきたい」と意気込みを語っている[17]

台詞をあまり使わずコミカルな動きをメインとしたコントが多く、てんとが大ファンである『トムとジェリー』からの影響であるという[19]。大学時代に受けたインタビューの中では、ネタについては「3人でアイデアを出した中から良さそうなものを選び、その場で実際にやってみる」という作り方をするため、「誰もネタを書いていない」と話していた[1]

賞レース等での成績

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コンビ

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トリオ

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出演

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テレビ

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レギュラー・冠番組
  • ド天国のドッカンドッカンTV(BSよしもと、2024年3月28日〈27日深夜〉[22]
その他

ライブ

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脚注

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注釈

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  1. ^ 所属事務所の公式プロフィールには、プロデビュー日である「2024年4月1日」が結成日として記載されている[2]
  2. ^ 河村とてんとは同大学の出身だが、ゴトウは芝浦工業大学出身。他大学のお笑いサークルを選んだ理由について、ゴトウは「芝浦工業大学から電車1本で行けて、有名な大学の方がお笑いサークルは強いと思ったから」と述べている[1]
  3. ^ このことについて、佐藤は「最初からトリオとしての形ができていたが、当時は声が小さかった。声を張るようになったらウケるようになった[18]」と話している。
  4. ^ a b チーム「兄貴感謝」として[21]

出典

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  1. ^ a b c d e 虎ノ門 河村「そうなんすよ。俺、すぐ泣くんすよ。」」『アマチュア芸人インタビューwatch』(インタビュー)(インタビュアー:渡邉、湯澤)、2023年3月21日。2024年3月28日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i j ド天国 プロフィール」『吉本興業』。2024年8月14日閲覧
  3. ^ a b c ド天国|コンビ情報」『M-1グランプリ公式サイト』。2024年10月16日閲覧
  4. ^ a b c 大学生M1グランプリはトリオ炎天下が優勝 女性不在の合コンネタで沸かす」『日刊スポーツ』2021年12月18日。2024年3月28日閲覧
  5. ^ a b c d official令和ロマン【公式】「賞レースで結果を残す黄金世代「東京NSC29期」の首席「ド天国」を紹介しよう!【令和ロマン】」(YouTube)、2024年7月23日。2024年7月24日閲覧
  6. ^ a b ド天国|コンビ情報(トリオ時代)」『M-1グランプリ公式サイト』。2024年3月28日閲覧
  7. ^ a b c d ド天国 プロフィール(トリオ時代)」『吉本興業』。2024年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月14日閲覧
  8. ^ a b NSC卒業ライブ優勝は「ド天国」 在学中から活躍するトリオの原点に〝海外アニメ〟」『東スポWEB』2024年2月27日。2024年3月28日閲覧
  9. ^ HOS21期卒業ライブ『食いにげ』 [@HOS21st_live]「【卒業ライブ『食いにげ』出演者紹介①】・海ほたる(木村、牧) ・ドロップボロップ(うなぎ、徳永) ・虎ノ門(河村、てんと、後藤)」2023年3月14日。X(旧Twitter)より2024年3月28日閲覧
  10. ^ 法政大学お笑いサークルHOS [@hosei_owarai]「『NOROSHI 2022予選5日目』〔中略〕HOSより Aブロック 認知の歪みを正す会 Cブロック ド天国 が出場します❤️‍🔥応援よろしくお願い致します✨」2022年2月9日。2024年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブX(旧Twitter)より2024年7月24日閲覧
  11. ^ a b EXIT、劇団スティック、都トム、トレエン、ぼる塾ら「キングオブコント」準々決勝へ」2023年8月4日。2024年3月28日閲覧
  12. ^ NSC現役生による卒業ライブ「NSC大ライブ」でトリオのド天国が優勝 約330組の頂点に」『デイリースポーツonline』2024年2月27日。2024年3月28日閲覧
  13. ^ @Doten_gt183「【ご報告】ド天国です! 突然ですが、相方の河村ぬりえが無期限の休養に入ることになりました。」2024年6月8日。X(旧Twitter)より2024年7月19日閲覧
  14. ^ 8/3(土)「Jimbochoサバイバルバトル」結果発表」『神保町より元漫才劇場』2024年8月3日。2024年8月5日閲覧
  15. ^ @Doten_gt183「【ご報告】コンビになりました。」2024年10月15日。X(旧Twitter)より2024年10月16日閲覧
  16. ^ @higashina_「【ご報告(びっくり系)】」2024年10月16日。X(旧Twitter)より2024年10月16日閲覧
  17. ^ a b c NSC東京の大ライブ優勝はトリオの「ド天国」! ノンスタ石田「仕上がってたし、上に行くやろうなと思っていた」」『FANY Magazine』2024年2月29日。2024年3月28日閲覧
  18. ^ NSC卒業ライブは法大出身トリオ「ド天国」がV ノンスタ石田絶賛「作り方も面白いし、表現力も高い」」『スポニチアネックス』スポーツニッポン新聞社、2024年2月28日。2024年4月1日閲覧
  19. ^ 【ライブレポート】NSC東京29期生の首席はド天国、KOC準々決勝にも進んだ実力派トリオ(写真18枚)」『お笑いナタリー』。2024年4月1日閲覧
  20. ^ 虎ノ門 後藤「最初の3年と最後の再スタートの1年で全然違う感じがする。」」『アマチュア芸人インタビューwatch』(インタビュー)(インタビュアー:渡邉、湯澤)、2023年3月21日。2024年3月28日閲覧
  21. ^ a b 「もうアマチュアのイメージではない」 大学お笑い賞レース「NOROSHI」決勝は今年も大激戦」『FANY Magazine』2023年3月20日。2024年3月28日閲覧
  22. ^ ド天国のドッカンドッカンTV」『BSよしもと』。2024年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月28日閲覧
  23. ^ 冗談来人プレゼンツ アオタガイグランプリ2023「予選コント大会」」『WEBザテレビジョン』。2024年3月28日閲覧
  24. ^ 千鳥のクセスゴ!2時間SP 2024年1月14日」『WEBザテレビジョン』。2024年3月28日閲覧
  25. ^ 千鳥のクセスゴ!2時間SP 2024年5月19日」『WEBザテレビジョン』。2024年5月20日閲覧
  26. ^ 千鳥のクセスゴ!2時間SP 2024年6月16日」『WEBザテレビジョン』。2024年5月20日閲覧
  27. ^ BSよしもと [@bsyoshimoto]「👂📺#キクテレミルラジ265👀📻」2024年4月2日。X(旧Twitter)より2024年4月4日閲覧
  28. ^ おはスタ公式 [@ohast_jp]「おーはー!明日(水) #おはスタ 【生放送ネタバトル】5月トーナメント初戦! #ド天国 VS #大谷健太 勝敗はおはトモの投票で決定!」2024年4月30日。X(旧Twitter)より2024年5月20日閲覧
  29. ^ 2019年以降にデビューした“令和芸人”が「ちどかま」集結」『お笑いナタリー』2024年12月7日。2024年12月11日閲覧
  30. ^ 【東京】2023年度NSC東京校首席“ド天国”ド解剖」『よしもとライブ』。2024年4月9日閲覧

外部リンク

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