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ナイト・イン・ザ・ラッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ナイト・イン・ザ・ラッツ』
エアロスミススタジオ・アルバム
リリース
録音 1979年
ジャンル ハードロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース ゲイリー・ライオンズ、エアロスミス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 14位(アメリカ[1]
  • 39位(日本[2]
  • エアロスミス アルバム 年表
    ライヴ・ブートレッグ
    (1978年)
    ナイト・イン・ザ・ラッツ
    (1979年)
    グレイテスト・ヒッツ
    (1980年)
    ミュージックビデオ
    「Chiquita」 - YouTube
    テンプレートを表示

    ナイト・イン・ザ・ラッツ』(Night in the Ruts)は、エアロスミス1979年に発表したアルバム。スタジオ・アルバムとしては6作目。

    解説

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    バンドが不安定な状況で制作されたアルバム。前作まで共同作業をしてきたジャック・ダグラスと決別し、フォリナーとの仕事で知られるゲイリー・ライオンズを共同プロデューサーに迎えるが、ジョー・ペリースティーヴン・タイラーと一緒にスタジオに入ろうとせず、自分のパートの録音が終わると帰ってしまうほどだったという[3]。そして、レコーディング終了前にはジョーが脱退したため、残りのギター・パートは、バンドのローディーのニール・トンプソン、かねてからバンドと親交のあったリチャード・スパ、ジョーの後任としてバンドに加入したジミー・クレスポが担当した。

    収録曲9曲のうち3曲はカヴァー曲である。「リメンバー (ウォーキング・イン・ザ・サンド)」はシャングリラスの1964年のヒット曲、「リーファー・ヘッド・ウーマン」はブルース歌手ジャズ・ジラムが1938年に発表した楽曲、「シンク・アバウト・イット」はヤードバーズが1968年に発表した楽曲のカヴァー。「リメンバー (ウォーキング・イン・ザ・サンド)」は、本作からの第1弾シングルとしてリリースされ、全米67位に達した[1]

    収録曲

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    特記なき楽曲はスティーヴン・タイラージョー・ペリーの共作。

    1. ノー・サプライズ - No Surprize - 4:25
    2. チキータ - Chiquita - 4:24
    3. リメンバー (ウォーキング・イン・ザ・サンド) - Remember (Walking in the Sand) (Shadow Morton) - 4:04
    4. チーズ・ケーキ - Cheese Cake - 4:15
    5. スリー・マイル・スマイル - Three Mile Smile - 3:41
    6. リーファー・ヘッド・ウーマン - Reefer Head Woman (J. Bennett, Jazz Gillum, Lester Melrose) - 4:01
    7. ボーン・トゥ・ボーン - Bone to Bone (Coney Island White Fish Boy) - 2:59
    8. シンク・アバウト・イット - Think About It (Keith Relf, Jimmy Page, Jim McCarty) - 3:34
    9. ミア - Mia (Steven Tyler) - 4:15

    参加ミュージシャン

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    ゲスト・ミュージシャン

    • リチャード・スパ - ギター(on 1. 9.)
    • ジミー・クレスポ - ギター(on 5.)[4]
    • ニール・トンプソン - ギター(on 9.)
    • ジョージ・ヤング - アルト・サックス(on 2.)
    • ルー・マリニ - テナー・サックス(on 2.)
    • ルー・デル・ガット - バリトン・サックス(on 2.)
    • バリー・ロジャース - トロンボーン(on 2.)

    脚注

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    1. ^ a b Night in the Ruts - Aerosmith : Awards : AllMusic
    2. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.90
    3. ^ 日本盤CD(MHCP 323)ライナーノーツ(平野和祥、1993年11月8日)
    4. ^ 『エアロスミス・ファイル』(シンコー・ミュージック、2004年、ISBN 4-401-61877-7)p.100におけるジミー・クレスポ自身の発言に基づく。クレジットには明記されていない