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ダン・ウィズ・ミラーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ダン・ウィズ・ミラーズ』
エアロスミススタジオ・アルバム
リリース
録音 1985年
ジャンル ハードロック
時間
レーベル ゲフィン・レコード
プロデュース テッド・テンプルマン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 36位(アメリカ)[1]
  • 41位(日本)[2]
  • エアロスミス アルバム 年表
    美獣乱舞
    (1982年)
    ダン・ウィズ・ミラーズ
    (1985年)
    ライヴ・クラシックス
    (1986年)
    ミュージックビデオ
    「Let the Music Do the Talking」 - YouTube
    テンプレートを表示

    ダン・ウィズ・ミラーズ[3]』(Done with Mirrors)は、エアロスミス1985年に発表したアルバム。

    解説

    [編集]

    1984年、ジョー・ペリーブラッド・ウィットフォードはエアロスミスに復帰し、同年5月にはオリジナル・ラインナップによるツアーを開始した[4]。そして、1985年にはゲフィン・レコードとの契約を得て、本作を制作・発表した。LPでは8曲入りだったが[5]CDは「ダークネス」を追加した9曲入りとなっている。

    セールス的には大成功とならなかったが、音楽評論家のStephen Thomas Erlewineは、allmusic.comにおいて「『ロックス』以来の傑作」「後のアルバムと違い、エアロスミスの名曲の核を作りだしていた要素が作品にパワーを与えている」と評している[6]。ただし、ジョーやジョーイなどのメンバーからの当アルバムに対する自己評価はあまり高くない。ブラッドによると、レコーディングでは、しばしばプロデューサーのテッド・テンプルマンとは上手く噛み合わなかったらしい。

    本作からの第1弾シングル「熱く語れ」は、ジョー・ペリー・プロジェクトのアルバム『熱く語れ!』(1980年)収録曲を改作したもので[7]、『ビルボード』誌のメインストリーム・ロック・チャートで18位に達した[1]

    収録曲

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    クレジット上は全曲ともエアロスミス作[8]

    1. 熱く語れ - Let the Music Do the Talking - 3:46
    2. マイ・フィスト、ユア・フェイス - My Fist Your Face - 4:21
    3. シェイム・オン・ユー - Shame on You - 3:20
    4. リーズン・ア・ドッグ - The Reason a Dog - 4:12
    5. シーラ - Shela - 4:24
    6. ジプシー・ブーツ - Gypsy Boots - 4:15
    7. シーズ・オン・ファイア - She's on Fire - 3:45
    8. ザ・ホップ - The Hop - 3:41
    9. ダークネス - Darkness - 3:45

    参加ミュージシャン

    [編集]

    脚注

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    1. ^ a b Done with Mirrors - Aerosmith - Awards”. AllMusic. 2016年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月15日閲覧。
    2. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.90
    3. ^ 1985年当時は『エアロスミス!!』という邦題で、再発紙ジャケットCD(UICY-94441)の帯でも再現されている
    4. ^ 『エアロスミス・ファイル』(シンコー・ミュージック、2004年、ISBN 4-401-61877-7)p.247
    5. ^ Aerosmith - Done With Mirrors (LP, Album) at Discogs
    6. ^ Done with Mirrors - Aerosmith : Songs, Reviews, Credits, Awards : AllMusic
    7. ^ Reyes-Kulkarni, Saby (2015年11月9日). “How Aerosmith Got Their Wings Back on 'Done With Mirrors'”. Ultimate Classic Rock. 2020年7月15日閲覧。
    8. ^ 「熱く語れ」は、ジョー・ペリーが単独で作詞作曲した楽曲を改作したもの