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熱く語れ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『熱く語れ!』
ジョー・ペリー・プロジェクトスタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク ザ・ヒット・ファクトリー[1]
ジャンル ハードロックブルースロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース ジャック・ダグラス、ジョー・ペリー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 47位(アメリカ[2]
  • ジョー・ペリー・プロジェクト アルバム 年表
    熱く語れ!
    (1980年)
    忘れじのロックン・ロール
    (1981年)
    テンプレートを表示

    熱く語れ!』(原題:Let the Music Do the Talking)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、ジョー・ペリー1980年ジョー・ペリー・プロジェクト名義で発表した、ソロ・プロジェクトとしては初のスタジオ・アルバム

    背景

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    ペリーは1979年、アルバム『ナイト・イン・ザ・ラッツ』の制作途中でエアロスミスを脱退し、ジョー・ペリー・プロジェクトを結成した[3]。ジョー・ペリー・プロジェクトの後のアルバムでは、ペリーがリード・ボーカルを取っている曲は少ないが、本作ではペリーとラルフ・モーマンが半々ほどの割合でリード・ボーカルを分け合っている[4]。ペリーは本作のレコーディングで、主にフェンダー・ストラトキャスターを使用したが、「熱く語れ!」ではトラヴィス・ビーン・ギター、「ザ・ミスト・イズ・ライジング」ではB.C.リッチの10弦ギター「ビッチ」を弾いた[5]

    ペリーは1984年にエアロスミスに復帰しており、1985年のアルバム『ダン・ウィズ・ミラーズ』には、本作のタイトル曲の再録音(スティーヴン・タイラーが歌詞やメロディに手を加えている)が収録された[6]

    反響・評価

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    アメリカでは1980年5月24日付のBillboard 200で47位に達した[2]。Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「初期エアロスミスの、向こう見ずで低俗な魅力を思い起こさせる」「本当に優れた、そして過小評価されたレコード」と評している[4]

    収録曲

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    特記なき楽曲はジョー・ペリー作。5.はインストゥルメンタル

    1. 熱く語れ! - "Let the Music Do the Talking" - 4:43
    2. コンフリクト・オブ・インタレスト - "Conflict of Interest" - 4:43
    3. ディスカウント・ドッグズ - "Discount Dogs" (Joe Perry, Ralph Morman) - 3:42
    4. シューティング・スター - "Shooting Star" - 3:39
    5. ブレイク・ソング - "Break Song" (J. Perry, David Hull, Ronnie Stewart) - 2:06
    6. ロッキン・トレイン - "Rockin' Train" (J. Perry, R. Morman) - 6:02
    7. ザ・ミスト・イズ・ライジング - "The Mist Is Rising" - 6:30
    8. レディ・オン・ザ・ファイアリング・ライン - "Ready on the Firing Line" - 3:54
    9. ライフ・アット・ア・グランス - "Life at a Glance" - 2:42

    参加ミュージシャン

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    アディショナル・ミュージシャン

    • ジャック・ダグラス、ロッキー・ドナヒュー - パーカッション

    脚注

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    1. ^ The Joe Perry Project - Let The Music Do The Talking (1980, Santa Maria Press, Vinyl) | Discogs
    2. ^ a b Joe Perry Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2020年7月15日閲覧。
    3. ^ Prato, Greg. “Joe Perry - Biography & History”. AllMusic. 2020年7月15日閲覧。
    4. ^ a b Prato, Greg. “Let the Music Do the Talking - Joe Perry Project, Joe Perry”. AllMusic. 2020年7月15日閲覧。
    5. ^ CD英文ブックレット内クレジット
    6. ^ Reyes-Kulkarni, Saby (2015年11月9日). “How Aerosmith Got Their Wings Back on 'Done With Mirrors'”. Ultimate Classic Rock. 2020年7月15日閲覧。