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ニッポンレンタカーサービス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニッポンレンタカーサービス株式会社
Nippon Rentacar Service Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 NRS
本社所在地 日本の旗 日本
101-0022
東京都千代田区神田練塀町3番地
富士ソフトビル14階
設立 1969年3月25日
業種 サービス業
法人番号 6011001018116 ウィキデータを編集
事業内容 レンタカー業
代表者 荒幡義光代表取締役社長執行役員
資本金 7億2,000万円
売上高 439億3700万円
(2023年12月期)[1]
営業利益 17億円
(2023年12月期)[1]
経常利益 32億8700万円
(2023年12月期)[1]
純利益 26億9900万円
(2023年12月期)[1]
純資産 182億9000万円
(2023年12月期)[1]
総資産 651億7600万円
(2023年12月期)[1]
従業員数 5603人(グループ会社含)
決算期 9月末日
主要株主 東京センチュリー 88.4%
ANAホールディングス 11.6%(2018年1月時点[2]
主要子会社 ニッポンレンタカーアーバンネット
関係する人物 平田新吾(代表取締役会長)
外部リンク https://www.nipponrentacar.co.jp/
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ニッポンレンタカーサービス株式会社Nippon Rentacar Service Inc.、略称:NRS)は「ニッポンレンタカー」ブランドでレンタカーカーリース事業を日本全国に展開する企業。

概要

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当社は「ニッポンレンタカー」事業の経営企画・予約管理と車両の保有を統括し、店舗運営は地域別に完全子会社が行う。そのため直営の営業所店舗は有していない。

全国展開する非自動車メーカー系のレンタカー会社としては最古参の老舗であり、保有車両数約32,200台・営業拠点国内約850箇所(案内所含む)・海外2箇所・業界第3位である。

運輸業(航空・私鉄・バス会社)と旅行業日航開発)といった観光業関連の企業による寄り合い所帯の出資で発足しており、フランチャイジー会社の運営や企画旅行のレンタカー指定などに関わりを持ち[3]、2017年12月まではフランチャイジー会社が運営していた店舗もあった。

1999年に東京センチュリー(当時は東京リース)が筆頭株主となり、2011年以降出資比率を高めて現在は同社子会社となっている[4](譲受元の株主・取得金額は非公表[注釈 1])。代表取締役も出資母体を中心とする社外出身者が就任する例が多く、近年は旧東京リースの母体である日本勧業銀行出身者が就任している。フランチャイジー制廃止後は、東京センチュリーとANAホールディングスのみの出資となっている。

沿革

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  • 1969年昭和44年)3月 - 全日本空輸(現・ANAホールディングス)・東亜国内航空東京急行電鉄など運輸・旅行業者などと金融機関(機関投資家)らの出資によりニッポンレンタカーサービス株式会社を設立。
  • 1970年(昭和45年)10月 - ニッポンインシュアランスサービス株式会社(現・ニッポンレンタカーリスクマネジメント株式会社)を設立。
  • 1974年(昭和49年)6月 - ニッポン自販株式会社を設立。
  • 1976年(昭和51年)3月 - ホンダ・シビックを1日3,900円でレンタルできるサービス「サンキュウシビック」を開始。
  • 1977年(昭和52年)6月 - 新メンバーシップ制度「NO.1CLUB」発足。
  • 1979年(昭和54年)3月 - レンタカー台数10,000台達成。
  • 1981年(昭和56年)4月 - 予約オンラインシステムを稼動。
  • 1982年(昭和57年)8月 - NBM(ネイションワイドビジネスメンバー)カードを発行。
  • 1985年(昭和60年)10月 - 本社ビル完成、フリーロード開設。
  • 1991年平成3年)4月 - SRM(スーパーレッドメンバー)カードを発行。
  • 1992年(平成4年)
    • 4月 - 営業所数1,000ヶ所を達成。
    • 7月 - ABM(エリアビジネスメンバー)カード発行。
  • 1993年(平成5年)7月 - 上乗せ補償制度「EAC」導入。
  • 1994年(平成6年)7月 - カーナビゲーションシステム搭載車本格導入。
  • 1996年(平成8年)
    • 4月 - NO.1CLUBメンバー100万名突破。
    • 10月 - 同一都府県内乗捨無料実施。
  • 1997年(平成9年)
  • 1999年(平成11年)- 第一勧銀系の東京リース(現・東京センチュリーリース)が14.6%の筆頭株主となる。
  • 2000年(平成12年)10月 - オリエントコーポレーションとの提携カード「オリコSRMカード」発行開始。
  • 2003年(平成15年)10月 - アニメ「クレヨンしんちゃん」をイメージキャラクターに起用(2007年9月まで)。
  • 2004年(平成16年)
  • 2005年(平成17年)
    • 2月 - 「NO.1CLUB」全メンバーに対するAMCマイル付与開始。
    • 4月 - 業界初のオンデマンド予約(当日Web予約)サービス、Tポイントとの提携およびユニバーサルカー(福祉車両)の全国展開を開始。SRM300万名突破。
    • 7月 - 「クイックスタート」サービス開始。ETC搭載車のレンタル開始。
    • 11月 - NBM向け「ファストパスサービス」を開始。
  • 2006年(平成18年)
    • 4月 - 料金コース制の導入。
    • 7月 - SRMプラスカード発行開始。
    • 9月 - NBMカードレスサービス「e-コミット」開始。
  • 2007年(平成19年)4月 - ETC機能付「NBMカード」発行開始。
  • 2008年(平成20年)
    • 3月 - エコカーハイブリッドカー)専用クラス「エコクラス」新設。
    • 4月 - Edy決済端末を全店に導入。軽商業車を除く全車にETC標準搭載。
    • 6月 - SRM発行数400万名突破。
  • 2009年(平成21年)4月 - イメージキャラクターとして皆藤愛子を起用。
  • 2011年(平成23年)- 東京センチュリーリースが既存株主から株式を買い増し、同社の持分法適用会社となる[5]
  • 2012年(平成24年)9月 - 東京センチュリーリースが既存株主から株式を買い増し、子会社化[4]
  • 2016年(平成28年)
    • 1月 - 本社を渋谷区から千代田区へ移転。
    • 5月 - ニッポン・ビソー・サービス株式会社を吸収合併。
  • 2018年(平成30年)1月 - フランチャイズ制廃止。フランチャイザー企業はニッポンレンタカーサービスの完全子会社となる。

営業拠点

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  • 日本国内 852ヶ所
  • 日本国外 2ヶ所

関連会社

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  • ニッポン自販株式会社(略称:NAS)
  • ニッポンレンタカーリスクマネジメント株式会社(略称:NRM)
  • ニッポン自動車整備株式会社(略称:NAM)
  • NR HAWAII,INC.

提供番組

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2016年10月現在

テレビ

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現在
過去

ラジオ

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現在
過去

脚注

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注釈

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  1. ^ 参加企業(現在)の掲載数が上記インターネット・アーカイブと比べて減少しているため、それら企業より株式を取得したと考えられる。

出典

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  1. ^ a b c d e f ニッポンレンタカーサービス株式会社 第57期決算公告
  2. ^ ニッポンレンタカー~フランチャイズ制の廃止に伴う直営化について~ 東京センチュリーリース・ニッポンレンタカー 2017年12月1日
  3. ^ 参加企業(平成9年3月31日現在)インターネットアーカイブ
  4. ^ a b 『東京センチュリーリース、ニッポンレンタカーを子会社化』日刊工業新聞2013年5月10日17頁
  5. ^ 東京センチュリーリースIR情報「ニッポンレンタカーサービス株式会社の株式追加取得に関するお知らせ」2011年4月1日

外部リンク

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