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ヌーヴェル赤羽台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヌーヴェル赤羽台
ヌーヴェル赤羽台
情報
用途 集合住宅
建築主 都市再生機構
着工 2000年
竣工 2006年 -
所在地 東京都北区赤羽台
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ヌーヴェル赤羽台(ヌーヴェルあかばねだい)は、東京都北区に立地する旧公団住宅赤羽台団地を、UR都市機構が建て替えたものである。

概要

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老朽化した赤羽台団地の再整備としてURが計画を進めたもので、2006年平成18年)9月にA街区(1・2号棟)が竣工。2008年(平成20年)11月には、B・C街区が国土交通省の平成20年度超長期住宅先導的モデル事業に採択され[1]建築家渡辺真理をデザインディレクターに迎え[2]2010年(平成22年)にB街区(3・4・5号棟)ならびにC街区(6・7号棟)が竣工した。こののち、2015年(平成27年)D1街区(8~11号棟)、翌年D2街区(12号棟)、2018年(平成30年)E街区(13号棟)がそれぞれ竣工した。

従前の団地とは趣を異にし、完成した住棟は高層マンションのような外観となり、各棟ごとに違うデザインとなった。2018年(平成30年)10月末までに従前入居者の戻り入居が完了している[3]

建て替え計画に沿って、団地内あったものの生徒数の減少により、統合となった北区立赤羽台中学校跡地を東洋大学が購入。新キャンパスの整備に取り組み、2017年(平成29年)4月に情報連携学部等が拠点を置く赤羽台キャンパスを開いた。さらに翌年、同大は周辺の土地を買い増し、2021年(令和3年)4月、朝霞キャンパスからライフデザイン学部を移転させている。

2012年(平成24年)には街並みが[4]2016年(平成28年)にはD街区がグッドデザイン賞を受賞した[5]

住棟構成

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  • A街区 - 1・2号棟
  • B街区 - 3・4・5号棟
  • C街区 - 6・7号棟
  • D街区 - 8・9・10・11・12号棟
  • E街区 - 13号棟

交通

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脚注

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  1. ^ “不動産ニュース 第2回「超長期住宅先導的モデル事業」を決定、応募325件中48件を採択/国交省”. 不動産流通研究所. (2008年11月19日). https://www.re-port.net/article/news/0000017366/ 2021年11月12日閲覧。 
  2. ^ 志岐祐一、内田青蔵 2012, p. 53.
  3. ^ 「UR旧赤羽台団地における団地初の登録有形文化財と『Open Smart UR』の取組み 独立行政法人都市再生機構技術・コスト管理部 」『市街地再開発』2020年3月号 p.34 - 37
  4. ^ “ヌーヴェル赤羽台”. 公益財団法人日本デザイン振興会. https://www.g-mark.org/award/describe/39421?token=Ubm2G3lcVT 2021年11月12日閲覧。 
  5. ^ “大規模団地の建替住宅  ヌーヴェル赤羽台D街区”. 公益財団法人日本デザイン振興会. https://www.g-mark.org/award/describe/44268?token=Ubm2G3lcVT 2021年11月12日閲覧。 

参考文献

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  • 志岐祐一編、内田青蔵著『世界一美しい団地図鑑』エクスナレッジ、2012年7月。ISBN 978-4767813950 
  • 『市街地再開発』2020年3月号

関連項目

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外部リンク

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