ネート・キャンベル
基本情報 | |
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本名 | ナサニエル・キャンベル |
通称 | The Galaxy Warrior(ギャラクシー・ウォリアー) |
階級 | ライト級 |
身長 | 170cm |
リーチ | 183cm |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1972年3月7日(52歳) |
出身地 | フロリダ州ジャクソンビル |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 51 |
勝ち | 38 |
KO勝ち | 26 |
敗け | 11 |
引き分け | 1 |
無効試合 | 1 |
ナサニエル・キャンベル(Nathaniel Campbell、1972年3月7日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。フロリダ州ジャクソンビル出身。元WBAスーパー・IBF・WBO世界ライト級統一王者。
「ギャラクシー・ウォリアー(The Galaxy Warrior)」の異名を持つ。3度目の挑戦にして初めてチャンピオンベルトを手にした。
来歴
[編集]スーパーフェザー級時代
[編集]キャンベルは2000年2月5日にフロリダでスーパーフェザー級の選手としてプロデビューする。好戦的なファイトで勝利を重ね、2002年3月22日にはNABA北米スーパーフェザー級王座を獲得。さらに同年9月14日にはNABF北米スーパーフェザー級王座も獲得した。しかし、翌2003年1月25日にキューバのオリンピック金メダリスト、ホエール・カサマヨールと対戦し、10回判定で敗れ自身初黒星を喫した。
さらに2004年3月14日にロビー・ピーデンに5回KOで敗れ世界王座挑戦権争いから一歩後退する。その後、2005年2月23日にIBF王者になっていたピーデンに挑戦するが8回TKOで敗れ雪辱は果たせなかった。
ライト級時代
[編集]すでに減量に限界を感じていた[要出典]キャンベルは階級をライト級に上げ2006年4月7日にIBO世界ライト級王座に挑戦するも、この試合も敗れて王座獲得に失敗、同時にIBF世界ライト級王座挑戦権の獲得にも失敗した。 その後にIBF王座挑戦権を手に入れ、2008年3月8日に無敗のWBAスーパー・IBF・WBO世界ライト級王者ファン・ディアスに挑戦し、大方の予想を覆して判定勝利を収め、3団体統一王者として世界初戴冠を果たした。
2009年1月10日、キャンベルはWBAへの認定料の支払いやWBA世界ライト級スーパー王者として指名試合を行うことに関心が無くなった為、WBA世界ライト級スーパー王座を返上した[1]。
2009年2月14日、アメリカ合衆国フロリダ州サンライズのバンクアトランティック・センターでアリ・フネカ( 南アフリカ共和国)と対戦する予定だったが、前日計量でキャンベルに体重超過がありIBF王座を剥奪され、WBO王座も剥奪された為、フネカが勝った時のみIBF王座とWBO王座を獲得するという条件で試合は行われ[2]、キャンベルが12回2-0(115-111、114-112 、113-113)の判定勝ちを収めた為、IBF王座もWBO王座も空位となった[3][4]。
2009年8月1日、ティモシー・ブラッドリーの持つWBO世界スーパーライト級王座に挑戦。3回に左眉付近をカットし、3回終了TKO負けとなったが[5]、カットがバッティングによるものだったとして後日ノーコンテストに裁定が変更された[6]。
2010年5月15日、ビクター・オルティスと対戦し、10回判定負け[7]。
2011年4月9日、MGMグランドでダニー・ガルシアと試合を行い0-3(99-91、98-92、100-90)の大差判定負け。
2011年9月25日、カビブ・アーラフベルディエフ(ロシア)と対戦し、6回負傷判定負け。
2013年4月27日、イギリスでテリー・フラナガンと対戦し、キャンベルが左手を負傷したため棄権。4回TKO負け。
戦績
[編集]- プロボクシング:51戦 38勝 (26KO) 11敗 1分 1無効試合
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2000年2月5日 | ☆ | 1R 2:58 | TKO | スコイ・フィールズ | アメリカ合衆国 | プロデビュー戦 |
2 | 2000年5月26日 | ☆ | 2R 2:18 | TKO | アレックス・ブレネス | コスタリカ | |
3 | 2000年6月23日 | ☆ | 4R 3:00 | TKO | ジョン・トリッグ | アメリカ合衆国 | |
4 | 2000年10月28日 | ☆ | 6R | TKO | セルジオ・ホセ・オリバス | ニカラグア | |
5 | 2000年12月3日 | ☆ | 2R 1:57 | TKO | イバン・ダウソン | アメリカ合衆国 | |
6 | 2001年1月18日 | ☆ | 3R 1:50 | KO | ジョン・フレイザー | アメリカ合衆国 | |
7 | 2001年2月22日 | ☆ | 2R 2:26 | TKO | アントニオ・ヤング | アメリカ合衆国 | |
8 | 2001年4月21日 | ☆ | 3R 2:53 | TKO | ハイメ・トーレス | プエルトリコ | |
9 | 2001年5月5日 | ☆ | 1R | KO | アントニオ・スミス | アメリカ合衆国 | |
10 | 2001年5月11日 | ☆ | 6R | 判定 3-0 | アンヘル・リオス | プエルトリコ | |
11 | 2001年6月23日 | ☆ | 2R 1:51 | KO | ケイス・メジャー | アメリカ合衆国 | |
12 | 2001年7月28日 | ☆ | 2R | TKO | アントニオ・スミス | アメリカ合衆国 | |
13 | 2001年8月11日 | ☆ | 3R 1:50 | TKO | スティーブ・トランブル | アメリカ合衆国 | |
14 | 2001年8月31日 | ☆ | 8R 1:55 | TKO | ビクトリオ・アバディア | パナマ | |
15 | 2001年9月29日 | ☆ | 4R | TKO | エリアス・フアレス | グアテマラ | |
16 | 2001年11月10日 | ☆ | 1R | TKO | マイケル・ジャミソン | アメリカ合衆国 | |
17 | 2002年2月10日 | ☆ | 8R 3:00 | TKO | ジェームズ・ベイカー | アメリカ合衆国 | |
18 | 2002年2月23日 | ☆ | 8R | 判定 3-0 | ジョセフ・フィゲロア | アメリカ合衆国 | |
19 | 2002年3月22日 | ☆ | 4R | TKO | アルリック・ジョンソン | トリニダード・トバゴ | NABA北米スーパーフェザー級王座決定戦 |
20 | 2002年4月27日 | ☆ | 5R | TKO | ハイメ・トーレス | プエルトリコ | |
21 | 2002年6月22日 | ☆ | 5R 1:55 | TKO | カルロス・ナバロ | アメリカ合衆国 | |
22 | 2002年9月14日 | ☆ | 3R 0:43 | KO | ダニエル・アリセア | プエルトリコ | NABA・NABF北米スーパーフェザー級王座統一戦 NABA防衛1・NABF獲得 |
23 | 2002年11月23日 | ☆ | 5R 0:56 | KO | レノール・ロハス・クラウレ | ボリビア | |
24 | 2003年1月25日 | ★ | 10R | 判定 0-3 | ホエール・カサマヨール | キューバ | |
25 | 2003年5月17日 | △ | 10R | 判定 1-1 |
エデルミロ・マルチネス | アメリカ合衆国 | |
26 | 2004年1月9日 | ☆ | 12R | 判定 3-0 | ダニエル・アター | ナイジェリア | |
27 | 2004年3月14日 | ★ | 5R 2:27 | KO | ロビー・ピーデン | オーストラリア | IBF世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦 USBA全米スーパーフェザー級タイトルマッチ |
28 | 2004年7月30日 | ☆ | 4R 1:10 | 反則 | エデルミロ・マルチネス | アメリカ合衆国 | IBF世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦 |
29 | 2005年2月23日 | ★ | 8R 2:53 | TKO | ロビー・ピーデン | オーストラリア | IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦 |
30 | 2005年4月29日 | ☆ | 2R 1:25 | TKO | ジョニー・ウォーカー | アメリカ合衆国 | |
31 | 2005年6月14日 | ★ | 10R | 判定 1-2 |
フランシスコ・ロレンソ | ドミニカ共和国 | |
32 | 2005年10月1日 | ☆ | 10R 2:26 | TKO | アルマズベク・ライムクロフ | キルギス | |
33 | 2006年1月27日 | ☆ | 6R 終了 | TKO | フランシスコ・ハビエル・オルベラ | メキシコ | |
34 | 2006年4月7日 | ★ | 12R | 判定 1-2 |
イサック・ウラシャワヤ | 南アフリカ共和国 | IBO世界ライト級タイトルマッチ |
35 | 2006年10月7日 | ☆ | 12R | 判定 3-0 | マット・ゼガン | ポーランド | IBF世界ライト級挑戦者決定戦 |
36 | 2007年3月2日 | ☆ | 12R | 判定 3-0 | リッキー・キレス | プエルトリコ | IBF世界ライト級挑戦者決定戦 |
37 | 2007年7月6日 | ☆ | 6R 0:21 | TKO | ウィルソン・アルコロ | コロンビア | |
38 | 2008年3月8日 | ☆ | 12R | 判定 2-1 |
フアン・ディアス | アメリカ合衆国 | WBA・IBF・WBO世界ライト級タイトルマッチ |
39 | 2009年2月14日 | ☆ | 12R | 判定 2-0 | アリ・フネカ | 南アフリカ共和国 | 体重超過により王座剥奪 |
40 | 2009年8月1日 | - | 3R 3:00 | NC | ティモシー・ブラッドリー | アメリカ合衆国 | WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ |
41 | 2010年5月15日 | ★ | 10R | 判定 0-3 | ビクター・オルティス | アメリカ合衆国 | |
42 | 2010年11月27日 | ★ | 8R | 判定 1-2 |
ワルター・エストラーダ | コロンビア | |
43 | 2011年4月9日 | ★ | 10R | 判定 0-3 | ダニー・ガルシア | アメリカ合衆国 | |
44 | 2011年5月21日 | ☆ | 8R | 判定 3-0 | シェルゾド・ナザロフ | ウズベキスタン | |
45 | 2011年9月25日 | ★ | 6R 0:54 | 負傷判定 0-3 | カビブ・アーラフベルディエフ | ロシア | |
46 | 2012年3月24日 | ☆ | 9R 0:45 | TKO | ビクター・マヌエル・カヨ | ドミニカ共和国 | |
47 | 2012年6月30日 | ☆ | 8R | 判定 3-0 | クルシトフ・ゾット | ポーランド | |
48 | 2013年2月8日 | ★ | 8R 終了 | TKO | ケビン・ビジアー | カナダ | IBFインターコンチネンタルウェルター級王座決定戦 NABA北米ウェルター級タイトルマッチ |
49 | 2013年4月27日 | ★ | 4R 終了 | TKO | テリー・フラナガン | イギリス | |
50 | 2014年3月29日 | ☆ | 8R | 判定 3-0 | ギルバート・ベネガス | アメリカ合衆国 | |
51 | 2024年5月4日 | ☆ | 8R | 判定 2-0 | エミリオ・フリオ | コロンビア | |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ NATE CAMPBELL VACATES WBA TITLE FIGHTHYPE 2009年1月10日
- ^ Bad Left Hook Fight Night: Nate Campbell v. Ali Funeka Bad Left Hook 2009年2月14日
- ^ Nate Campbell Wins Close Decision Over Ali Funeka Boxing Scene.com 2009年2月15日
- ^ NATE CAMPBELL WINS OVER ALI FUNEKA BUT LOST ALL TTILES Ground Report 2009年2月15日
- ^ ブラッドリー、キャンベルを撃退 ダブル世界戦 アレクサンダー戴冠 ボクシングニュース「Box-on!」 2009年8月2日閲覧
- ^ Bradley-Campbell result changed Fightnews.com 2009年8月24日
- ^ カーン、磐石の米国デビュー KOでV2 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年5月16日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前スーパー王者 ファン・ディアス |
WBA世界ライト級スーパー王者 2008年3月8日 - 2009年1月10日(返上) |
次スーパー王者 返上により消滅 |
前王者 ファン・ディアス |
IBF世界ライト級王者 2008年3月8日 - 2009年2月13日(剥奪) |
空位 次タイトル獲得者 ミゲル・バスケス |
前王者 ファン・ディアス |
WBO世界ライト級王者 2008年3月8日 - 2009年2月13日(剥奪) |
空位 次タイトル獲得者 ファン・マヌエル・マルケス |