ネレウス (小惑星4660番)
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ネレウス 4660 Nereus | |
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ゴールドストーン天文台の
レーダーが捕らえたネレウス | |
仮符号・別名 | 1982 DB |
分類 | 地球近傍小惑星(PHA) |
軌道の種類 | アポロ群 (火星横断) |
発見 | |
発見日 | 1982年2月28日 |
発見者 | E. F. ヘリン |
軌道要素と性質 元期:2008年11月30日 (JD 2,454,800.5) | |
軌道長半径 (a) | 1.489 AU |
近日点距離 (q) | 0.952 AU |
遠日点距離 (Q) | 2.025 AU |
離心率 (e) | 0.360 |
公転周期 (P) | 1.82 年 |
軌道傾斜角 (i) | 1.43 度 |
近日点引数 (ω) | 157.98 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 314.50 度 |
平均近点角 (M) | 282.94 度 |
物理的性質 | |
直径 | 1.4 km |
自転周期 | 15.1 時間 |
スペクトル分類 | Xe |
絶対等級 (H) | 18.2 |
アルベド(反射能) | 0.53 |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
ネレウス[1] (4660 Nereus) は、太陽系の地球近傍小惑星のひとつ。アポロ群に属する。1982年、パロマー天文台のエレノア・ヘリンによって発見された。
地球公転軌道にまで近づくため、小惑星からのサンプルリターンを行う「MUSES-C計画」で当初目標とされた小惑星であった。だが、探査機の能力的に、ネレウスへ向かうことが困難と判断され[1]、目標は当初からバックアップ天体として候補に挙がっていた (10302) 1989 MLに変更された。しかし2000年にX線天文衛星ASTRO-Eを打ち上げるはずだったM-Vロケット4号機の失敗によりまたもや探査計画は延期となり、目標を再検討した結果、偶然にも射程内にあった (25143) 1998 SF36(探査機はやぶさの打ち上げ後、イトカワと命名)を目指すこととなった。
出典
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ネレウスの軌道要素(JPL、英語)