ノハナショウブ
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ノハナショウブ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Iris ensata Thunb. var. spontanea (Makino) Nakai ex Makino et Nemoto (1930)[2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ノハナショウブ(野花菖蒲、Iris ensata または Iris ensata var. spontanea)は、アヤメ科アヤメ属の多年草。園芸種であるハナショウブ(花菖蒲、I. e. var. ensata)の原種である。
形態・生態
[編集]花茎の高さは40cmから100cmになる。
葉は剣形で全縁。
花期は6月から7月で、赤紫色の花びらの基部に黄色のすじが入るのが特徴。アヤメには網目模様が入り、カキツバタには白色から淡黄色のすじが入る。
分布と生育環境
[編集]中国、朝鮮半島、日本(北海道、東北、四国、九州)に分布する。水辺や湿原、湿った草原に自生する。
人間との関わり
[編集]1994年(平成6年)1月24日に発売され、2014年(平成26年)3月31日まで販売された420円普通切手の意匠となった[4][5][6]。
国指定文化財
[編集]日本では以下が、天然記念物として国の文化財の指定を受けている。指定名称ではハナショウブとなっているが、すべて原種のノハナショウブの自生地である。
注と出典
[編集]- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Iris ensata Thunb.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2015年11月26日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Iris ensata Thunb. var. spontanea (Makino) Nakai ex Makino et Nemoto”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2015年11月26日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Iris kaempferi Siebold ex Lemaire”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2015年11月26日閲覧。
- ^ “普通切手、慶弔切手一覧”. 公益財団法人日本郵趣協会. 2014年4月1日閲覧。Archived 2014-04-07 at the Wayback Machine.(ただし、発売開始の出典とはならない)
- ^ “新料額の普通切手及び郵便葉書等の発行等(2 販売を終了する普通切手・郵便葉書等の内容)”. 日本郵便株式会社 (2013年12月6日). 2022年6月9日閲覧。
- ^ “別紙3 販売を終了する普通切手の意匠等”. 日本郵便株式会社. 2022年6月9日閲覧。
参考文献
[編集]- 平野隆久写真『野に咲く花 : 写真検索』林弥栄監修、門田裕一改訂版監修(増補改訂新版)、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2013年、63頁。ISBN 978-4-635-07019-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- "Iris ensata Thunb. var. spontanea (Makino) Nakai". Germplasm Resources Information Network (GRIN). Agricultural Research Service (ARS), United States Department of Agriculture (USDA). 2015年11月26日閲覧。
- "Iris ensata Thunb" (英語). Integrated Taxonomic Information System. 2015年11月26日閲覧。
- "Iris ensata var. spontanea". National Center for Biotechnology Information(NCBI) (英語).
- "Iris ensata var. spontanea" - Encyclopedia of Life
- 波田善夫. “ノハナショウブ”. 植物雑学事典. 岡山理科大学生物地球学部. 2015年11月26日閲覧。
- 福原達人. “アヤメ属の花”. 植物形態学. 福岡教育大学教育学部. 2015年11月26日閲覧。
- いがりまさし. “ノハナショウブ”. 植物図鑑・撮れたてドットコム. 2015年11月26日閲覧。