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ノート:タハリール・アル=シャーム

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改名提案

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現在の記事名は「シャーム解放」という意味までしかカバーしていないので、組織名として不適当です。元を辿れば翻訳元の英語版がen:Tahrir al-Shamとなっている(さらに遡れば"Tahrir al-Sham"としている英語文献が多数あった)せいですが、現在英語版でも"Hayʼat"を記事名に加える改名提案が進行中です。ここ最近ではこの組織について日本語ニュース記事での言及も増えており、そのほとんどが全名を用いているので、それらを参考に改名したいところです。

ただ日本語メディアの間でも表記ゆれが激しく、ぱっと検索した限りでは「ハヤト・タハリール・シャム」(毎日新聞)「ハヤト・タハリール・アル・シャーム」(BBC News Japan)「シャーム解放委員会」(朝日新聞、CNN)「シャーム解放機構」(日本経済新聞、ロイター)など色々出てきます。

私の意見として、全体をアラビア語からカタカナ転写する方法(ハヤト・タハリール・アル・シャームなど)は、細かい表記ゆれが多すぎるので避けるべきと思います。そもそも転写するなら「アル=シャーム」より「アッ=シャーム」の方がより正確かと思うのですが、大手メディアでの用例が無く既に「アル・シャーム」が慣例化しているので、どの候補を選んだとしても弱みがあります。またWikipedia日本語版におけるシリア内戦関連組織記事の多くは自由シリア軍イスラム戦線など漢語訳しているので、本記事もそれに合わせてよいでしょう。

そうなると、大手メディアの用例を参考にするなら「シャーム解放委員会」か「シャーム解放機構」の2択に絞られます。個人的には、調べた限り組織の最高意思決定に合議制的な要素が見当たらなかったので「委員会」より「機構」がしっくりくるなと感じましたが、アラビア語のニュアンスについての知識がないこともあり、記事名を決めるに足る根拠がまだ見つけられていません。皆様のご意見をいただきたいです。もしまったく意見が出ないまま1週間がたつようでしたら、「シャーム解放機構」にしたいと思います。--McYata会話) 2024年12月9日 (月) 08:49 (UTC)カテゴリを提案対象に追加--McYata会話2024年12月9日 (月) 08:51 (UTC)[返信]

専門家なども「シャーム解放機構」を使っているようですし、これが適当かなと思います。--コシャリ会話2024年12月9日 (月) 13:41 (UTC)[返信]
コメント 他にも「シリア解放機構」と称するメディアもありますが(FNNプライムBloomberg)、公安調査庁は「タハリール・アル・シャーム機構」を用いています[1]。表記揺れが激しくどの用法が多く使われるか判別できないが、改名するとなると、日本語としての正式名称として考えられる行政機関が用いている名称に従うのが良いと思います。--オルドルボントン会話2024年12月10日 (火) 11:22 (UTC)[返信]
「タハリール・アル・シャーム機構」が改名候補の一つになることは認めます。しかし組織自身が日本語で発信し一貫して自称しているとか、日本政府が日本国として接触し相互関係を持つような文脈で使われているとか、有識者が集まって十分な検討をしたうえで決めたとかならまだしも、日本政府の一機関が参考資料として地域情報をまとめたWebページで軽く使っているだけの名称を「日本語としての正式名称」とみなすのは無理があると思います。日本政府系Webページを絶対基準として使えるとしたらアルカーイダはアルカイダに、アブー・バクル・アル=バグダーディーアブ・バクル・アル・バグダディに改名せよという話になってしまいますが、表記ゆれの問題はそんなに単純ではありません。それに、専門家や現地取材している報道機関による表記に、公安の大雑把なシリア地域情報ページの内容が必ず勝るということはないはずです。
以上から、「タハリール・アル・シャーム機構」はあくまでも一候補であり、また先に述べたようにアラビア語定冠詞の転写問題を解決できないので、「シャーム解放委員会」や「シャーム解放機構」、言葉の原義よりなじみ深い言葉への言いかえを優先した「シリア解放機構」といった候補より一段落ちるように思います。--McYata会話2024年12月10日 (火) 14:08 (UTC)[返信]