ノート:チェヴァリーパークスタッド
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勝負服のデザインについて。
[編集]「勝負服の柄は緑、黄縦縞を、帽子の色は黄色を使用している」という記述についてです。
- コモンズにあった勝負服 File:Racing silks of Cheveley Park Stud.png は明らかにこの記述と異なります。「赤、白襷、青帽子」とでもいえばいいでしょうか。少なくともヨーロッパで走った馬はこの勝負服を着た騎手が騎乗したと思われます(例:Virtualの2009年ロッキンジステークス勝利を報じるガーディアン紙の記事)。
- 日本では別の勝負服使ってる可能性も考えましたが、netkeibaの所有馬検索では日本で出走した馬はいないようです。こちらで登録されている勝負服も「緑、黄縦縞」ではありません。
--霧木諒二(会話) 2023年8月11日 (金) 14:24 (UTC)
- これはまあ、記事自体が現状は「サブスタブ」ですね。当座のこととして問題の部分はサクッと除去して良いでしょう。
- 当該部は初版からある記述ですが、初版の利用者:セイホー(会話 / 投稿記録 / 記録)は競馬分野初期の問題のあった利用者です。(独自研究・粗製乱造・ソックパペット・無期限ブロックetc.)この方の無出典独自研究は「裏を取る手間をかける」よりもサクッと除去したほうがいいです。Wikipedia:投稿ブロック依頼/セイホー・会話ページやブロック記録とか過去ログ3・過去ログ4・過去ログ5とかを眺めると、なんとなくお察しいただけると思います。古すぎて追うのを諦めてますが、その後も(あるいは10年以上)転生に転生を重ねていると思います。
- もしかすると、過去に「緑、黄縦縞」の勝負服を持つオーナーがいたかもしれませんが、ちょっとこの情報から逆に探るのは難易度高いですね。いつか情報が見つかったら出典つけて書き直せばいいでしょう。(英語版を信じるならば、1975年にトンプソン夫妻が買収しているので、本記事初版の2008年頃のトンプソン夫妻の勝負服を調べればいいかも。)公式サイトを探ればなにかあるかも。
- もっぱら英国の話ですが、「牧場A」と「その牧場Aの名前B」と「その牧場Aの所有者C」と「その牧場の運営を任されている人D」は、それぞれ変わることがあるんですよね。なのでややこしいというか、日本の制度の感覚で記事を書こうとするとうまくいかない。
- 日本だと「(生産)牧場」と「(調教)厩舎」は完全に別物。英国では区別が難しい。一緒のこともある。
- 英国では「外厩」がふつうで(というか彼らは「外厩」とか思ってないけど)、「ナントカ伯爵」が「ホニャララパーク」の土地を購入して「ナンチャラパークハウス」という建物を建て、そこに厩舎を建設し、「ナンチャラスタッド」と命名する。その運営を「ホゲホゲ調教師」に委託する。でもそこは引き続き「ナンチャラスタッド」なんだけど、日本語文献では日本のイメージのままこれを「ホゲホゲ厩舎」と言ったりもする。たとえば「ゴスデン厩舎」みたいな。(正確には、ゴスデン調教師はニューマーケットのスタンレーハウス厩舎(現ゴドルフィン)を任されてる、みたいな。)今のノーザングループと山元トレセンが雰囲気は近い。でも農地法とか免許制度とかの法制度が根底から違うので・・・
- ナントカ伯爵が死ぬと、その土地と厩舎を別の人物が購入し、「ペケペケスタッド」と改名する。代替わりで相続することもある。別の調教師に委託し「マルマル調教師」だったりする。調教師が変わっても厩舎名は変わらない。みたいな感じで、ときには100年以上ハコモノとしては継続する。英語版には、10世紀のエゼルスタンが開設したみたいなことまで書いてますね。
- なので、「(2023年)現在の所有者のもとでの○○スタッド」の話と、それ以前の同地の話と、うまく切り分けながら書いていく必要がある。チェヴァリーパークは、歴史的には5代ラトランド公爵時代が有名で、次のマッコーモントと三冠馬アイシングラスも競馬における重要度があり、「現在の所有者の勝負服」をことさら強調するのはなんだかなあ、という感じ。
- たとえば英語版には、「1828年のダービー馬Cadland」を生産と書いていますが、その記事で馬の画像をみると勝負服は「胴はlight blue + 袖はpurple + 帽子はblack」で、ラトランド公爵のもの。
- 手元の文献をパラパラとめくると、“Headquaters : A History of Newmarket and Its Racing”(1983)では15世紀中葉にCheveley Parkがラトランド公の所有者だったあたりから話が始まりますね。同書では全約300ページのなかで、(索引によると)7、8回Cheveley Parkが言及されています。
- “The Heath & The Horse : A History of Racing and Art on Newmarket Heath”(2016)でも似たような感じで、全330ページほどの中に9回。1750年に3代ラトランド公の奥さんが相続し、サマセット公に貸した、という話が初出かな。
- 『イギリスの厩舎』(2002)をパラパラっと眺めた感じだと出ていない。
- 個人的にニューマーケット付近の洋書をたくさん取り寄せましたが、あのあたりは州界が3つぐらい入り組んで飛び地も多く、またややこしい(「サフォーク州の地理」みたいな洋書を取り寄せても出てたり出てなかったり。そもそも「境」の定義が日本と違い多層構造。)。
- 手っ取り早いのは公式サイトのour historyを情報源にして手短にまとめるって感じでしょうね。
- (雑談)記事名は現状が「標準的」と思いますが、最近の合田直弘さんは「チーヴァリー」と発音していますね(英語の地名の発音難しすぎ)。合田さんが言うんだからきっと現地の発音はそうなんでしょうね。古典的な日本語文献だと「Che」を「シェ」「シュ」と表記するものもあります。--柒月例祭(会話) 2023年8月11日 (金) 18:00 (UTC)
- 返信 とりあえず疑わしい記述ということで、勝負服の柄については除去しました。ついでに歴史をちょっと追記しました。
- 公式ウェブサイト見るとラトランド公時代のクラシック勝ち馬4頭生産と書いているようなんですが、4頭目がわかりませんでした。ラトランド公の所有馬にするとソーサリー・ローダ・カドランドに加えてオークス馬 en:Medora (horse) がいるものの、この馬は別の生産者から購入しているようなんですよね。
- McCalmont はアイシングラスでの表記に倣って「マッカルモント」にしました。ただ「マッコーモント」の方が英語の発音には近そうとは思います。
- Cheveley は[1]だと私には「チーヴリー」みたいに聞こえます。一応 Cheveley Park Stakes で「チーヴァリー」と表記している例はなくはないようです(netkeiba、競馬ブック)。
- --霧木諒二(会話) 2023年8月12日 (土) 02:58 (UTC)
- 返信 とりあえず疑わしい記述ということで、勝負服の柄については除去しました。ついでに歴史をちょっと追記しました。
- これはまあ、記事自体が現状は「サブスタブ」ですね。当座のこととして問題の部分はサクッと除去して良いでしょう。