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ノート:ベニバナセンブリ

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疑問

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リンネが命名したにもかかわらず、後に命名された学名が属名も種小名も使われているのは奇妙ですが、何か理由があるのだと思います。そこを明らかにして貰えないでしょうか。でないと異様な内容となっている気がします。--Keisotyo会話2019年4月19日 (金) 09:53 (UTC)[返信]

@Keisotyoさん 取り敢えず現在の学名が記載されるよりも前の時点で既に存在自体は知られていた、という事を示唆したかったのです。リンネ以前の明らかに古い資料に描かれていたり、ディオスコリデスが本種の存在を知っていた事を示唆する資料があるのに、現行の学名にリンネの要素がないのはどういう事なのだろうと内心思っておりました。史上初の記載と現行の学名の記載との間の過程がすっぽ抜けた形になるのは正直どうかと思いましたが、調べようとするとかなり時間がかかりそうである事、形態的特徴や薬用植物としての利用など他に発表する価値のある情報は色々揃っている事から取り敢えず発表した形です。
 本種のシノニムはかなり大量に存在し(参照: The Plant List)、その中では現行の学名から見て属名・種小名が綺麗に入れ替わっており、リンネの命名を受け継いだ Erythraea centaurium が一時期主流だった模様(実際に分類表の図版と岡田 (2002) ではこの学名で掲載)ですが、その主流だったことに関しての出典が用意できなかった為に記述は見送りました。本当に長い間正式な学名として使われていた事が証明できれば良いのですが……。できれば学名の遷移について触れたいとは思ったのですが、上で述べました通り膨大な数のシノニムが存在し、まともに調べようとすると恐ろしく時間がかかる見通しで、分布や形態的特徴、薬用植物としての利用法といった植物を主題とする記事でおさえておくべき情報は揃っているので取り敢えず発表し、学名の遷移についてはそのうち何とかしようという考えでおります。--Eryk Kij会話2019年4月19日 (金) 11:02 (UTC)[返信]
私としては学名の変遷そのものには興味がありません。世間に馴染みのある種であれば多様な学名が与えられるのは珍しくないですし。しかし、最初の命名者の学名が種小名まで消されるというのはルール上も異様です。そこだけははっきりさせて欲しいと思うのですね。--Keisotyo会話2019年4月23日 (火) 22:59 (UTC)[返信]
植物の学名ではトートニム(属名=種小名)が認められていません(学名#属名と種小名)。つまり、この種が Centaurium 属に移動された時点で、最初の種小名 centaurium を使うことができなくなります(深圳規約23.4節)。このため1800年の属移動時点で与えられた種小名が有効となっていると思われます。--Ltsc2335会話2019年4月24日 (水) 11:30 (UTC)[返信]
ありがとうございます。そんな話があるのだろうかとは思ったのですが。それを書いて貰えればありがたいと思うのですが、どうでしょう。--Keisotyo会話2019年4月24日 (水) 11:36 (UTC)[返信]
簡単なものですが脚注として追加いたしました。--Ltsc2335会話2019年4月24日 (水) 12:17 (UTC)[返信]
素早い対応、ありがとうございます。ただ、これで分かる人がどれだけいるかは心配ですね。--Keisotyo会話2019年4月24日 (水) 12:31 (UTC)[返信]

分布について

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生物の分布は地理的なつながりで一定の範囲になっているはずです。国名や州名のアルファベット順ではその点で把握が出来ません。地理的な配置に即して書いていただきたいと思います。--Keisotyo会話2019年4月19日 (金) 09:53 (UTC)[返信]

@Keisotyoさん 以前同様の指摘をされた際にはその様にしたのですが、その都度その都度隣接する国・地域同士をどの様な順番で配置するか考慮するのはかなり骨が折れます。それでもせめて大まかな地域区分でまとめてある程度地理的なつながりが分かるようにしようとしたのが今回の結果です。むしろ五十音順で示した方が(主に日本語話者の)読者視点で国・地域の有無がすぐに分かるのでは、とも思えたのですがいかがでしょうか。またこちらの地図を改変して作成した分布図をつけるという方法も考えられます。私としては本文は五十音順で紹介し、かつ分布図を添付という形とすれば編集する側の負担の軽減と読者側が視覚的に理解しやすくなる事とを両立させる事ができると存じます。--Eryk Kij会話2019年4月19日 (金) 11:02 (UTC)[返信]
(追記)負担は減らないどころか、むしろ増えるでしょう。あくまでも私自身に合うと思った解決法となります。--Eryk Kij会話2019年4月19日 (金) 12:33 (UTC)[返信]
(更に追記)分布図の試作品をコモンズに上げました(File:Distribution of Centaurium erythraea.png)。アメリカ・カナダ・オーストラリアは州で分かれていますのでフリーハンドで大体の形にしてあります。また出典のIUCNレッドリストにおけるギリシャとロシアの地理区分が複雑なので不正確な状態ですが、更に精度を上げたら記事に反映しようと考えております。百科事典に掲載する図として良い状態と判断された段階で即反映致します。--Eryk Kij会話2019年4月21日 (日) 18:55 (UTC)[返信]
地図を見ますと、ヨーロッパ全域に分布がある様子。だとなおさら、国名を連ねる意味はないようです。私としては少なくとも、例えば『ヨーロッパの西武域』とか『地中海周辺』とか、直感的に把握できる表現が欲しい、というのがまずありますね。
地図は素晴らしいですが、独自研究が入る危険はあるでしょうね。--Keisotyo会話2019年4月23日 (火) 13:41 (UTC)[返信]