ノート:二十世紀の十大小説
表示
福田和也
[編集]福田和也が「20世紀の十大小説」を選んでいるらしく[1]、併せて記述したいのですが、出典がわかりません。どの文献に載っている情報か、どなたかご存知ないでしょうか。--頭痛 2010年7月5日 (月) 20:02 (UTC)
(参考)福田和也の記事は文藝春秋2007年1月号。[2] 併記の必要なし。 --忠太(会話) 2015年8月17日 (月) 10:47 (UTC)
- 併記の必要はないが、書名だけ紹介すると(文庫で読めるものを優先?):
- ヘンリー・ジェイムズ『鳩の翼』(1902年)
- レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』(1953年)
- マルセル・プルースト『失われた時を求めて』(1913-1927年)
- ルイ=フェルディナン・セリーヌ『夜の果てへの旅』(1932年)
- トーマス・マン『魔の山』(1924年)
- D・H・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』(1928年)
- イーヴリン・ウォー『ブライヅヘッドふたたび』(1945年)
- 川端康成『雪国』(1937-1948年)
- エリオ・ヴィットリーニ『シチリアでの会話』(1941年)
- ナギーブ・マフフーズ『バイナル・カスライン』(1956年)
池澤夏樹
[編集]池澤夏樹『現代世界の十大小説』 (NHK出版新書) ※主に20世紀後半。
- ガルシア・マルケス『百年の孤独』(1967年)
- アゴタ・クリストフ『悪童日記』(1986年)
- エリアーデ『マイトレイ』(1933年)
- ジーン・リース『サルガッソーの広い海』(1966年)
- ミシェル・トゥルニエ『フライデーあるいは太平洋の冥界』(1971年)
- カルロス・フエンテス『老いぼれグリンゴ』(1985年)
- ジョン・アップダイク『クーデタ』(1978年)
- メアリー・マッカーシー『アメリカの鳥』(1971年)
- バオ・ニン『戦争の悲しみ』(1991年)
- 石牟礼道子『苦海浄土』(1969年) --忠太(会話) 2019年2月15日 (金) 13:15 (UTC)
特筆性について
[編集]特筆生のカテゴリが貼ってありますが。
「二十世紀の十大小説」と聞くと、独立した項目にする必要があるのか?と感じられるのであろうが、篠田一士の代表的な評論と考えてみたらどうであろうか? --忠太(会話) 2019年2月16日 (土) 12:58 (UTC)
- コメント 一応は、篠田一士の刊行された評論本なので、認知度は高くはなくても特筆性はあるでしょうね。特筆性のテンプレートを貼るほど問題視することもないと私も思います。--みしまるもも(会話) 2019年2月18日 (月) 02:23 (UTC)
感想
[編集]著者は「夜明け前」に惚れ込んでいて、これが欧米の作品にひけを取らないことを主張するためにこの評論を書き始めたようである。中国の「子夜」(夜明け前の意味)を入れたのは欧米-アジアのバランスを取るためであろう。
藤村は「夜明け前」を書く前に「戦争と平和」を読んでいたらしいが、傍から見れば「夜明け前」でようやく西欧19世紀小説のレベルに追いついた(かも?)、ということではないか。「20世紀小説」というのであれば、日本からは何を入れるべきだっただろうか。
--忠太(会話) 2019年5月15日 (水) 15:35 (UTC)