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ノート:回折

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「電子線回折」「中性子線回折」が誤りであるという記述について

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「電子線回折」「中性子線回折」が誤りであるという記述がありますが、二重スリット実験を参照しても、粒子であるか波であるかを論ずるのは無意味であるという記述だけで、放射線ではないという記述は一切ありません。一般的に用いられている用語ですし、誤りであると断ずることはできないと思うのですがどうでしょうか?--Cookie4869 2007年10月25日 (木) 12:56 (UTC)[返信]

僕も、その部分の記述には問題があると思いますが、問題の核心は電子が放射線かどうかという事ではないと思います。
まず、「電子線回折」は理化学辞典の見出し語にもなっていますから、かなり一般的に用いられる用語といって間違えないでしょう。ところで、この技術における直接の観測結果は「回折像」です。これは、電子が多数なければ観測し得ないものですから、電子線回折装置が電子線(=電子ビーム)を用いているのは確実です。
この記述をかかれた方が二重スリット実験を引き合いに出されているので、その先例に倣って二重スリット実験においてこのことを考察してみましょう。二重スリット実験では、電子が一つしか入射しない場合でも、回折および干渉という現象が起こるということが示されていますが、電子が一つしか入射しない場合に観測されるのは、ただ一点、電子があたった位置の情報だけです。二重スリット実験においてただ一つの電子しか入射しないような状況では、干渉縞が直接観測されるわけではないのです。電子を一個だけ入射させる試行を十分に多くの回数繰り返した場合、その位置による観測回数の分布という形で干渉縞を観測する事ができます。
結論として、問題の部分の記述についての評価としては『たしかに「electron diffraction」の直訳としては「電子線回折」は不適切ということはいえるかもしれないが、物理的に間違っているかどうかとは別の問題であり、装置の原理を考えたとき、電子線回折という言葉が物理的に間違っているとまではいえない』ということになります。yhr 2007年10月25日 (木) 15:55 (UTC)[返信]
一般性に鑑みると~線回折で問題ないと思います。また、yhrさんの言うように単一の粒子だけでは回折像ができないという指摘ももっともです。大学のテストなどで粒子としての電子を物質波の電子と勘違いさせて引っ掛けるような問題がたまにあるので、そういう点に過剰に反応した記述にしてしまったのかもしれませんね。修正してもよいと思います。 --タタロコ 2007年11月15日 (木) 22:18 (UTC)[返信]

説明・表現

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「障害物に対して波長が大きいほど回折角(障害物の背後に回り込む角度)は大きい」

難しい事はさておいて、「波長」なら「長い」「短い」で表現すべき。 「大きい」なら「周波数が」とでもつけるべき。 他者への説明には丁寧さが欲しい。--DAIGOKT --以上の署名のないコメントは、DAIGOKT会話投稿記録)さんが 2010年12月17日 (金) 04:18 UTC に投稿したものです。

[1]に限らず、物理学では波長を大きい、小さいで表現することはよくあるので問題ないと思います。--Cookie4869 2010年12月25日 (土) 17:00 (UTC)[返信]