ノート:日本の女性史

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出典について[編集]

出典161折井美耶子 1987に対応する参考文献が見当たらないため、修正が必要かと思われます(HarvError.jsおよびページ内検索にて確認)。--Jutha DDA会話2021年3月7日 (日) 13:40 (UTC)[返信]

返信 (JuthaDDA宛) ご指摘ありがとうございます。参考書籍を図書館に返却してしまいましたので修正にお時間いただければと思います。よろしくお願いします。--あずきごはん会話2021年3月8日 (月) 11:16 (UTC)[返信]
コメント遅くなりましたが、参考文献の不備を是正しました。--あずきごはん会話2021年3月22日 (月) 11:57 (UTC)[返信]

「日本の女性史」は良質な記事に選ぶべきではない項目なのか否か[編集]

私が立項執筆した日本の女性史を3月の月間新記事賞に選んでいただき、現在は良質な記事の選考を受けています。そこでFalcatedさんにコメントを頂きましたが、その内容ついて私は「日本の女性史は良質な記事に選ぶべき項目ではない。」という意味に受け取り、大変失望しています。本節は私が執筆した内容、および現在の選考とは別に考えていただき(その分については、選考ページに記載をお願いします)、そもそも「日本の女性史」は良質な記事にすべきでない項目なのか否かについて、ご意見をいただきたく問題提起するものです。

Falcatedさんのコメント[編集]

議論の前提条件としてFalcatedさんの反対コメントを要約し返答と問題点を記します。

  • WP:NPOVに於て不十分だと考えるから - 加えて「冒頭の研究史で井上清及びマルクス主義歴史学が挙げられていますが、それがどういったものなのか、言及が無い」と書かれていますが、わざわざ「中立的な」とされていることから井上清の研究やマルクス主義歴史学(唯物史観)への批判を書けという意味と考えます。個々の女性史についての記載についてならいざ知らず、歴史学者や史観についての論評は当ページではなく、それぞれのページに記載すべきことです。WP:NOTEVERYTHINGの「百科事典の記事はあらゆる細部に至るまでのすべてを包括する詳細な解説ではなく、記事主題に関する、それぞれの分野において受け入れられている知識を要約したもの」はそういう意味であると考えます。また、女性史もしくは女性史が提示した学説についての批判という意味であるならば、記載すべき具体的な内容について言及してください。選考の投票については「記事に問題点がある場合は、その箇所や改善策を具体的に指摘してください。」とありますので、それに答えるのは当然の事と思います。漠然と女性史への批判がないと言われても改善のしようがありません。それが無いのであれば申し訳ありませんが、「その意見はWP:NORです」としかお答えできません。
  • そこでより優れた、新たな女性史を記すために、これまでの研究史や幅広い分野への視点、世界への視野が必要になるわけです。この記事はそれらを満たしていないと考えます - WP:NOTEVERYTHINGにある「記事主題に関する、それぞれの分野において受け入れられている知識を要約」に照らせば、本記事に書くべき内容は女性史についてです。他の史学はそれらの史学のページに記述すべきです。女性史について記載内容(批判も含めて)に不足があるのならば具体的に指摘ください。
  • 女性史は(残念ながら)若い学問です - 『母系制の研究‐大日本女性史1‐』が執筆されたのは1938年です。これを若いとおっしゃるのならば、熟すのにあと何年必要なのかご提示ください。
  • また異論の提示は、母系制、北条政子・日野富子くらいです - 女性史は女性視点から歴史を描きなおすことを目的とした史学です。結果異説を提示することもありますが、それを目的としていません。そもそも異論が少ないと「良質な記事」に選考されないのですか?そのルールはどこに書いてありますか?
  • 大学のレポートで使用され得ます。その記事に「良質な記事」の名を与えるということは、私たちが記事の内容=日本女性史観にお墨付きを与え、これが「正史」であると喧伝することになりかねません - Falcatedさんが仰りたいことの核はココなのだと思います。要は「女性史はお墨付きを与えるべきではない如何わしい学問だから良質な記事にすべきでない」という意味に受け取りました。そもそも正史とは何を指しますか?現代にそんなものが実在するのですか?そもそもFalcatedさんは「異説が少ない」と書かれていましたよね?異説が少ないのに正史と異なるってどういう状況ですか?またウィキペディアは度々メディアでも言及されているように「信用してはいけない」ものです。それを「お墨付き」などといえるような権威をいつ我々は手にしたのですか?私が思うに良質な記事に選考は「主題に対し、十分な参考文献と共にアウトラインが書けている」が主眼であって、主題にたいする社会的評価を決定する場所ではないと思います。またウィキペディアは教科書でもありませんWP:NOTTEXTBOOK。それをお墨付きなどと言うのならば専門家以外の執筆や選考を禁止にしなければなりません。それはウィキペディアが目指すものなのですか?またウィキペディアをレポートに参照することの是非はおいておいて、女性史は大学生にとって学んではいけない学問なのですか?現在女性史を専門とされている先生も多数教鞭をとっていますが、それについてどう評価されていますか?
  • ある程度定説が形成されているジャンルであればよいのですが、若い学問でそれをしてしまうのは、危険です - 定説が形成されていない女性史が危険?よくわかりません。WP:NPOVはどこにいったのでしょうか?
  • この記事がよくまとまっているのは認めますが - よくわかりません。Falcatedさんは不十分とご指摘されています。不十分な点を具体的に示してください。
  • 使用文献が少ない - タイトル数でカウントされていますが、執筆者の数は十分ではありませんか?むしろ同一執筆者のタイトルをいくら並べても文献資料が充実しているとは言えないとおもいます。重要なのは多角的な意見が記載されている事であり、つまりは執筆者の数と考えます。
  • 導入部最後の「またさらに踏み込んで…ジェンダー史である。」に注が付いていないのが気になります - この点はご指摘の通りです。私なりに誠実に記事を書きましたが、ある思いがあって私が書いた現在の記事が「良質な記事」に選ばられることを望んていません。それゆえあえて独自研究を挿入しています。ただし、私の思いが選考に影響を及ぼすことも望んでいません。記載されている内容を精査していただき皆様に選んでいただければ、やはり嬉しいですし、反対もしません。またこの一文が無ければ「良質な記事」に選ばれるという事ならば、除去します。

長々とFalcatedさんのコメントについての意見を記載しまたが、指摘されていることに具体性がなく矛盾も含まれており、およそ女性史について理解した上での論理的な反対意見とは捉えにくく、単に「女性史に否定的なお気持ちの表明」と受け取りました。


  • ここに書けばいいのでしょうか。「「日本の女性史」は良質な記事に選ぶべきではない項目なのか否か」ということでしたら、他の方が「良質な記事」に選ばれることは、私から申しあげることは御座いません。賛成が3票以上投じられて、「良質な記事」に選ばれたのなら、それは正当なことですから、それに対して抗うことは御座いません。私の書き方で誤解を招いたようでしたら、その点はお詫び申し上げます。いったんここで止めて、前の文を直してきます。--Falcated会話2021年4月18日 (日) 13:26 (UTC)[返信]
  • 数日前に書いたものなので、内容を忘れていましたが、今、私の反対理由を読んできました。ですが、私としては削除する必要はないと感じました。あくまで私の考えを述べただけであり、他の方にこの考えを強いるようなものではないと感じたからです。 それはそうと、あずきごはんさんの言われる「主題にたいする社会的評価を決定する場所ではないと思います」には同意いたしますので、 反対 は取り下げます。

以下、あずきごはんさんのコメントに対し、簡潔に述べます。

>「女性史に否定的なお気持ちの表明」

>「女性史はお墨付きを与えるべきではない如何わしい学問だから良質な記事にすべきでない」

全くもって的外れです。私は女性史に関心を持っています。昨年の国立歴史民俗博物館での「性差の日本史展」も優れた内容だと満足しましたし、新着記事での女性関連記事にも積極的に票を投じています。

>女性史は大学生にとって学んではいけない学問なのですか?現在女性史を専門とされている先生も多数教鞭をとっています。

そんなことは述べていません。冷静に願います。

>井上清の研究やマルクス主義歴史学(唯物史観)への批判を書けという意味と考えます

そんなことは言っていません。井上清に『日本女性史』(1948)の言及がありますが、書誌データだけで、内容がわかりません、本記事か井上項で簡単な解説をして下さればと存じます。なぜ「批判」となるのか、理解しかねます。

>熟すのにあと何年必要なのかご提示ください。

そんな事は分かりかねますし、応える必要もありません。ですが熟していないからこそ、やっと2020年に「性差の日本史展」が行われたわけですし、森喜朗氏や杉田水脈氏のような人が出て来るのではないでしょうか?

>ウィキペディアは度々メディアでも言及されているように「信用してはいけない」もの

>またウィキペディアは教科書でもありません

こういう所に来ている人はそんな事は分かっていますが、それを分からず鵜呑みにする人の方が多いはずです。Microsoft10を立ち上げると日替わりの壁紙、世界の風景が出てきます。パスワードを入れるとEdgeが立ち上がって、その風景を解説するjawpの記事が明示されます。中にはスタブ記事もありますが、Microsoftと提携したわけでもないのに毎日まずjawpの記事を見せられるのは、充分権威あるサイトの証だと思います。  

論者の人数だけ歴史観はあり得ます。仮に別の方が、あずきごはんさんの記事を読まない状態で「日本の女性史」を記したら、大きく異なるものになるでしょう。この記事があずきごはんさんの「著作」であれば、何の問題も無いのですが、実名が出ないjawpの記事としては、文責が保持できるのだろうか。上のご指摘のように、本来はそれでも問題はないのですが、多くの読者は、あずきごはんさん以外の女性史に目がいかなくなるおそれがあります。だから「異論」を加筆してほしいのです。そんなことを心配するのはおかしいでしょうが、その点が私が素直に賛成できない理由であり、女性史が嫌いといった理由ではございません。これ以上議論を続けるのは不毛と考えますので、これ限りにしたいと存じます。--Falcated会話2021年4月18日 (日) 14:52 (UTC)[返信]

問題提起[編集]

前節は問題点を明らかにするために記載したものです。Falcatedさんへの問いかけも多々ありますが、返答を望んでいませんし選考についての意見と分けて考えていただきたく思います。またここで頂いたご意見が現在の選考に影響を及ぼすことも望んでいません。現在の選考についての意見は選考ページまでお願いいたします。前述のように私自身が選考に選ばれることを望んでいませんし、Falcatedさんにコメントや投票の取り下げを望むものでもありません。ただしFalcatedさんのコメントについて私が受け取った「女性史はお墨付きを与えるべきではない如何わしい学問だから良質な記事にすべきでない」という事がFalcatedさんの真意であり、それを理由に選考に落とされることは看過できません。もちろんウィキペディアには百科事典として如何なものかと思う記事は残念ながら少なくありません。そういう記事が良質な記事の選考に上がるならば、私もなんらかのコメントをするかもしれません。しかし女性史はそのような学問なのでしょうか?

繰り返しになりますが、私は私が執筆した記事が良質な記事に選ばれることを望んでいません。しかし、それは心ある方による加筆修正によってよりよい記事にしてもらいたいという意味も含めてです。当然その先には選考にあがることもあるかもしれません。その時のためにこのような理由で選考に落とされたという記録が残ることは看過できないのです。以上の理由により「日本の女性史は良質な記事に選ぶべきではない項目なのか否か」について現時点での皆様の意見をノートに記録したく、問題提起をしました。

便宜的に「日本の女性史は(条件を満たせば)良質な記事に選ばれても良い」を 賛成 、「日本の女性史は今後も良質な記事に選ぶべきではない」を 反対 としてコメントを頂ければと思います。もちろんその他の意見もお願いします。よろしくお願いします。--あずきごはん会話2021年4月14日 (水) 14:24 (UTC)[返信]

以下コメント[編集]

  • 賛成 Faclatedさんがまだご意見されていないところで恐縮ですが、私もあずきごはんさん同様の懸念を感じておりました。既にその旨は選考にも記載しておりますが、こちらにも改めて私の意見を記載させていただきます。なお、私自身は畑は自然科学ですので、女性史や歴史学どころか人文分野自体にあまり知見がありません。何か誤解があるようでしたらご指摘いただければと思います。
まず良質な記事の選考においては、満たすべき条件は4つだけです。そこに主題自体に関する直接的な要求はありません。あずきごはんさんは「百科事典として如何なものかと思う記事は残念ながら少なくありません。」と仰っておられますけれども私の考えはもっと過激(?)で、その主題が独立記事作成の目安さえ満たしているなら、後はGAの基準を満たすことだけが重要だと考えます。それゆえ、日本の女性史という主題そのものを問題として賛成できないという意図がもしあるならば、それは残念だと思います。「お墨付きを与える」「正史」という表現についてもあずきごはんさんと同様の意見です。
但しそれはそれとして、主題によって選考の基準が上下することはあると思います。特にWP:NPOVはそうでしょう。このあたりからは特に女性史、引いては歴史学全体の学問構造への理解が問われそうですので誤解がありましたらご指摘ください。あずきごはんさんは「他の史学はそれらの史学のページに記述すべきです。」と仰っておられますが、この辺りが解釈の割れるポイントかと存じます。わかりやすい例として選考にも出ていた「慰安婦」に関する例を出します。本記事では強制的に連行されるという論調で書かれておりますが、日本政府の公式の見解としては強制連行であるとする証拠はないとしていると思います。このことを肯定的に論じる文献が一個もないということはないのではないでしょうか。この記述がもし「日本の女性史学」という記事(要するに女性史という分野に対するメタ解説記事)であれば、女性史学者の見解だけを記述するのは当然ですから違和感がありません。しかし「日本の女性史」となると途端に違和感があります。女性史学の枠組みに囚われずとも、女性を取り上げる研究はあるはずだからです。歴史はあくまで空間的時間的に広がっていますから、一つの事象を取り上げるのに女性史専門の学会・研究会だけの観点では不十分でしょうから、その分WP:NPOVを満たす基準は高くなると考えられます。
但しあずきごはんさんは「女性史は女性視点から歴史を描きなおすことを目的とした史学」と仰っておられます。私は女性史という言葉を見て「これまでの歴史学で焦点が当たってこなかった女性に着目した歴史学」なのではないかと思っておりました。もしこの解釈が誤っており、あずきごはんさんの解釈が正しいのであれば、前段落の私の意見も誤っていることになります。但しその場合でも、普通「女性史」という単語を見れば私のような解釈をする人が一般的だとは思うので、あくまで女性史(=女性の視点)の観点で見るとこのように言及されるのだという帰属化は色々必要になると思います(この段落のようなことは選考で述べるべきことかもしれませんが、女性史という学問自体への解釈論を含んでいるのでこちらに書いてしまいます)
長くなってしまいましたが結論としては、「主題がなんであろうが、良質な記事の基準が決まっている以上それにのみ従うべき」「但しそのうちのWP:NPOVを満たす基準が高い主題ではある」というところです。 --紅い目の女の子(会話/履歴) 2021年4月15日 (木) 03:52 (UTC) インデントの修正(文章自体の修正はなし) --紅い目の女の子(会話/履歴) 2021年4月15日 (木) 06:13 (UTC)[返信]
  • 返信 (紅い目の女の子宛) コメントありがとうございます。赤い目の女の子さんのご指摘にいくつか自分の考えを記載したいと思います。まずWP:NPOVについてですが、たとえばA国とB国が歴史的に対立していて領土問題があったとします。その際にA国の記事に記載すべきA国史は、やはりA国の視点が中心になるべきで、そこに「対してB国では~」などと詳細を記述することには違和感があります。この場合「AB国間の領土問題」などを別に立項して互いの主張を中立的に記述したうえで、A国の記事では「B国と歴史的な対立がある」程度の書き込みに留めたうえで、seealsoなどで当該記事にリンクを貼れば一応の中立性は保てるのではないかと思っています。一記事で中立的記事を完結することが理想であることは理解していますが、今回のような通史になってしまいますとその記事は百科事典の範疇を超えてしまうと思いますし、完成した記事は「女性史」ではなく「日本史(女性版)」になってしまいます。本記事は「女性史」という史学について立項したつもりでしたし、「女性史の史観」(と受け取ってもらえると考えていました)を中心的に扱うべきだと思うのです。そういう意味では、赤い目の女の子さんがおっしゃるような「日本の女性史学」の記事名称のほうが正しかったのかもしれません。女性史の語彙については、おそらく両方の意味があると思っています。しかし歴史上の女性(人物)像が変わると男性(人物)像も変わってきますから、その意味での男女の区別はあまり意味がなく、女性を主体にというニュアンスだと私は思っています。--あずきごはん会話2021年4月16日 (金) 09:32 (UTC)[返信]
    返信 ご返信ありがとうございます。冒頭にも述べた通り私自身特別に歴史学に知見があるわけでもなく、私のコメントで何かしら不快にさせてしまうことがあるのではないかと懸念しておりました。冷静にお受け取りいただき感謝しております。
    重要な点は既にあずきごはんさんからも言及があります通り、「女性史」という概念をどう受け取っているかに差異がある点だと理解しました。あずきごはんさんの仰るように、女性史という一学問の立場からの言及であると思って記事を読めば、大きな違和感は解消されました。ご指摘の通り、主体が変われば歴史に対する認識が変わるというのは当然のことであると私も感じます。そのうえで、記事の記述姿勢について明らかにすることは重要だと思いますし、論争がありそうな点についてはかかかたななさんも指摘されている通り主張を帰属化することは必要ではないかと思います。 --紅い目の女の子(会話/履歴) 2021年4月19日 (月) 04:08 (UTC)[返信]
  • コメント 下手な言い方になりますが、単純に女性に焦点を置いた歴史について述べるのか、それともある史観に基づく歴史について述べるのかという記事のあり方によってまた色々と変わってくるのかな、とは思います。女性史学の立場に基づいた立場で日本の女性の歴史について述べるならば、それとはっきり分かるような記事名にした方が良いのではないかと思います。--Kameda kakinotane会話) 2021年4月15日 (木) 05:02 (UTC)修正--Kameda kakinotane会話2021年4月15日 (木) 09:33 (UTC)[返信]
    (追記) 下のかかかたななさんの意見と相反する形になりますけれど、例えば「日本の社会」という記事があった時に参考文献が社会学者の書いた本に偏っていていいかというとそんなことはないでしょう。それと同様に (選考の方にも書きましたが) この記事の参考文献が女性史学者の書いた本に偏っているのは良くないのではないでしょうか。学問としての「女性史 (学)」と女性に焦点を置いたテーマ史としての 「女性史」 は区別するべきであり、この記事は「日本の女性史」という記事名である以上、特定の史観に基づいた歴史について述べるべきではないと考えたのですがどうでしょうか。--Kameda kakinotane会話2021年4月15日 (木) 14:34 (UTC)[返信]
  • 返信 (Kameda kakinotane宛) コメントありがとうございます。紅い目の女の子さんへの返信にも書きましたが、私は後者の意味で立項しています。ご指摘いただいて、そのあたりの認識のズレが問題のひとつと気が付きました。--あずきごはん会話2021年4月16日 (金) 09:32 (UTC)[返信]
  • コメント 私は、そもそも主題自体が独立記事作成の目安を満たすか怪しいというような場合を除けば、全ての記事が良質な記事の対象足り得ると思いますので、結論として「日本の女性史は(条件を満たせば)良質な記事に選ばれても良い」は当然肯定できます。また、現状の本記事についても大きな問題はないと思っております。
WP:NPOVは、現にアカデミズムの世界で論争のある事柄についてその論争をありのまま記事に反映することを求めているのであって、その学術分野で対立する見解がないような事柄についてまで異論を提示しなければならないということはないはずです。また、この記事は「日本の女性史」の通史であることからしても、個々のトピックについて対立論点を丁寧に触れる必要はなく、この分野の通説に近い立場から概観されていれば十分です。「日本の女性史」を主題にしている以上、女性史学者の文献が主たる参考文献に並ぶのは当然であり、参考文献が偏っているというのも何ら問題ありません。
ただ、Falcatedさんや紅い目の女の子さんのご指摘にも私は頷ける部分があるのです。どうしてこの主題に限ってWP:NPOVの話になるのかといえば、それは女性史という学問自体が、女性の地位向上という目的を伴う形で推進されてきたという側面があり、特定の立場と結び付きやすいと考えられているからだと言えます。大口勇次郎成田龍一服藤早苗編『ジェンダー史』(2014)の総論部分でも従来の女性史研究にそういった課題があったことを認めた上で、それを乗り越えるべくジェンダー史を掲げています。
そこで本記事に戻ると、私はWP:NPOVよりも直接的にはWP:AWWの問題(「明確に論争の余地がない主張や意見であると根拠を持って示せないのであれば、その意見を述べている主体の名前や姿をはっきりさせることが望ましいやり方です」)であると思います。例えば、本記事には「法律を含めた社会システムの整備が十分ではない」という記述がありますが、これは意見・主張に該当することですから、「法律を含めた社会システムの整備が十分ではないと○○は主張している」という形で書いたほうが良い内容です。あるいは「こうした模範的家庭道徳を広まることで徐々に男尊女卑へと教化されたと考えられる」という記述がありますが、これは著者なりの評価を含む言及なので「こうした模範的家庭道徳が広まることで徐々に男尊女卑へと教化されたと○○は分析している」と書いたほうが良いと言えます。こうした特定の女性史研究者の意見や評価が事実として断定調で書かれていることに違和感を覚え、POVにうつってしまうというのが実際のところではないでしょうか。--かかかたなな会話) 2021年4月15日 (木) 12:43 (UTC) 補足ですが、私はこれらの見解が誤りであるとか偏っているとか、そういったことを主張するつもりで述べたものではありません。--かかかたなな会話2021年4月15日 (木) 12:53 (UTC)[返信]
  • 返信 (かかかたなな宛) コメントありがとうございます。WP:AWWの問題もまた気が付いていませんでした。女性史という史学の記事(と思って書いています)ですので、女性史が主張する史観であることは自明であると読み取ってもらえると思っていました。冒頭に注意書きを挿入した方がいいのかもしれません。それと「女性の地位向上という目的」はジェンダー史の事というのが私の理解です。私見ですがジェンダー史は史学ではなく社会学に近いと思っています。ただ混乱するのは女性史とジェンダー史の境界が曖昧(執筆者も重複しており、女性史でジェンダー史的な記述も少なくありません)な事だと思います。「あえて挿入した独自研究」はそういう自分が感じた印象について一言お断りを入れておきたかったという意味もあります。--あずきごはん会話2021年4月16日 (金) 09:32 (UTC)[返信]
    返信 (あずきごはんさん宛) これは私の書き方が非常に悪かったと思います。「従来の女性史研究でも女性の地位向上という課題に取り組んできたことを認めた上で、女性史研究では不十分だったこの課題を達成すべくジェンダー史を掲げている」ということを言うつもりだったのですが、全くそのような意図には読めない文章になっていました。申し訳ありません。なお、女性の地位向上という目的を持って女性史研究に取り組んでいた研究者は大勢いると思います。「これまでの歴史研究では社会的地位の高い人物(多くは男性)ばかりが取り上げられてきたので、従来の史学で無視されがちだった女性にスポットを当てる」という目的意識に基づいた女性史研究に、社会学からジェンダー概念が持ち込まれたことで、そもそもそういう社会的地位というのがどのようにして性別と結び付いてきたのかというメカニズムを含めて研究対象になったのがジェンダー史だと認識しています。--かかかたなな会話2021年4月22日 (木) 12:25 (UTC)[返信]
  • 賛成 3つに分けて意見を書きます。1番目が最も重要です。あとの2つは、その他の意見になります。
  1. 回答:このコメント欄は、あずきごはんさんの問題提起に答えることが主目的でしょうから、まず回答します。「日本の女性史は(条件を満たせば)良質な記事に選ばれても良い」と考えますので、賛成です。私としては、この回答に研究史の長さや史観は関係しません。また、この賛成はFalcatedさんについての意見を含みません。あずきごはんさんが選考と分けて考えることを希望していますので。
  2. 本記事の内容:私に加筆できる部分があるかもしれないので検討中です。執筆した内容や現在の選考とは別に考えて欲しいとのことなので、ここでは詳細は省きます。他にも書きたい項目があるので、加筆するとしても選考後かもしれません。
  3. 出典の評価:出典に適した情報源について書きます。ここでは仮に、出典に適した情報源を「良質な出典」と呼びますけれど、良質な記事と同様に良質な出典についても知見の共有が望ましいと私は考えています。あずきごはんさんの執筆は、日本の女性史についての良質な出典の指標として参考になりました。ただ、私が加筆する際には違う文献を使うかもしれません。--Moke会話2021年4月17日 (土) 12:04 (UTC)[返信]

テンプレートについて[編集]

はじめまして。現在、私は「中国の女性史」という記事を英語の翻訳版から作成しているところ(利用者:Gynaecocracy/中国の女性史)なのですが、少々悩んでいることがあります。

いまこの記事にはTemplate:Feminism sidebarが貼られています。これ自体はよいと思うのですが、本記事の英語版や「中国の女性史」の英語版ではen:Template:Women in society sidebarが貼られています(Template:Feminism sidebarの英語版のen:Template:Feminism sidebarもまた別で存在します)。ご相談というのは、「女性史」「日本の女性史」「中国の女性史」といった記事を包括するテンプレートを作れないものか?また、作るならどういったものがよいか?ということです。現状では、Template:Feminism sidebarにも、そしてen:Template:Feminism sidebarにも、各国の女性史へのリンクはないんですよね(「女性史」はありますが)。

個人的には、en:Template:Women in society sidebarを翻訳し、これを改造しつつ作るのがいいのかなと思っています。ただ、一つの分野のテンプレを作るのは以後に作られる記事の骨格を作る意味合いもあると考えており、女性史に特別詳しいというわけではない私は二の足を踏んでいます。どこで議論すればよいのかよく分からないのですが、本記事で素晴らしい執筆をなさったあずきごはんさんMokeさんともご相談したく思い、ここに書かせていただきました。--Gynaecocracy会話2021年5月31日 (月) 09:04 (UTC)[返信]

  • 返信 はじめまして。女性史を包括するテンプレート作成に賛成します。あれば非常に便利だと思います。私自身はテンプレートの作成経験がなく、女性史やジェンダー史にも詳しくないので(出典にした文献を読んで執筆直前に知ったことばかりです)、以下は的外れな意見かもしれません。
「en:Template:Women in society sidebar」をもとにすることに賛成です。Wikipedia日本語版の女性史やジェンダー史は、まだ項目数が少なく手探りという印象があり、試行錯誤で進めるしかないかと思います。
テンプレートに含む記事として、これらも使えるでしょうか。フェミニストの歴史英語版フェミニズムの歴史フェミニズムの年表英語版アメリカ合衆国の女性史英語版イギリスの女性史英語版カナダの女性史英語版ドイツの女性史英語版中世における女性英語版フランス革命における女性英語版世界大戦における女性英語版女性史月間ウーマンリブ運動女性解放運動 (フランス)日本の女性解放運動など。歴史の項目ではありませんが歴史的経緯が重要なものとしては、女子教育女性参政権などでしょうか。
英語版のen:Template:History of the United States sidebaren:Template:History of Germanyには女性史が含まれているので、将来的には日本史のテンプレートにも女性史を含むのが望ましいのかもしれません。
「中国の女性史」のお知らせもありがとうございます。とても有意義だと思い、応援しています。--Moke会話2021年5月31日 (月) 14:02 (UTC)[返信]
  • 返信 (Gynaecocracy宛) はじめまして。私も女性史に詳しくないのですが、女性史のテンプレートを作る事に賛成です。実のところTemplate:Feminism sidebarも、一番関連がありそうなものを貼っただけで、ご指摘の通り女性史が含まれないのに使用していることに違和感を覚えていました。ベースもen:Template:Women in society sidebarで問題ないと思います。タイトルもそのまま「社会における女性」などで、リストの一つに女性史をつくり、国別の女性史を入れるイメージで如何でしょうか?他に入れるべき記事も少なくないと思いますが、不勉強なものでアイデアが浮かびません。取り急ぎ英語版の記事翻訳をしていただける方が現れることに期待して、そのまま踏襲してしまうのも一案だと思います。あまりお力になれず申し訳ありません。中国の女性史の執筆にも期待しております。--あずきごはん会話2021年6月1日 (火) 14:26 (UTC)[返信]

返信 お二方ともご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。他に類似のテンプレートがあって見落としているのかとも思いましたが、そういうわけでもないようですね。取り急ぎ、en:Template:Women in society sidebarを翻訳し、お二方のご意見を取り入れつつ、Template:Women in society sidebarを作ってみました。全訳ではあまりに量が多く感じたので(仮リンクだらけになってしまうことが一因ですが)、節略したところも多いです。また、構成を変更したところもあります。訳語などちょっと不安なところも多いので、お気づきの点があればまた修正お願いします。--Gynaecocracy会話2021年6月3日 (木) 03:18 (UTC)[返信]

  • 返信 (Gynaecocracy宛) テンプレートの作成ありがとうございます。良い出来栄えとおもいますが、すこし気になる点を記載します。あくまで相談ベースなので無視していただいてもかまいません。まず宗教のリストですが、基本的に「〇〇における女性」となっていますが、テーマが女性ですので表記上は「における女性」は無くても良いのではないでしょうか?英語版もそのようになっていると思いますし、既にあるイスラームと女性との整合性も取りやすくなると思います。次に芸術のリストですが、タイトルを「芸術・芸能・文化」のように範囲を広げてはいかがでしょうか?趣旨として宝塚歌劇団巫女舞・女性のバレエフラなどを包括する舞台芸術・芸能、芸妓華道茶道など女性とかかわりが深い伝統文化(仮題、女性と日本の伝統文化)、なぎなた弓道など女性とかかわりが深い武芸(仮題、女性と日本の武芸)、服飾史・化粧文化史などの女性とかかわりが深い文化などの受け皿を作る目的です。ただし仰るように赤リンクが多くなると気になりますので、タイトルだけの変更でよいと思います。--あずきごはん会話2021年6月3日 (木) 10:23 (UTC)[返信]
  • 返信 (あずきごはん宛) ご意見ありがとうございます、大変助かります。もとの英語版では「Arts・Humanities」と「Popular culture」に分かれていたのですが、なかなか区別が難しく(実際両方に入っている項目もあります)、私が統合してしまいました。統合した以上は「芸術・芸能・文化」の方が良いですね。取り急ぎ、タイトルを変えておきました(挙げていただいた記事も一緒に追加してしまいましたが、もしそういう意図でなかったらごめんなさい)。また、「〇〇における女性」の表記の簡略化もしておきました(赤リンク先を「○○教と女性」にした上で、表記を「〇〇教」のみに変更)。省スペースにもなるので、ちょうどよかったです。--Gynaecocracy会話2021年6月3日 (木) 12:05 (UTC)[返信]
  • 返信 Gynaecocracyさん、あずきごはんさん、ありがとうございます。他に加筆もあったのでテンプレートを変更してみました。記事内容で何かあれば、編集やご意見歓迎です。--Moke会話2021年6月3日 (木) 12:13 (UTC)[返信]
  • 返信 Gynaecocracyさん、ご対応ありがとうございます。こちらの書き方が悪かったのですが、「女性と〇〇のような記事があれば読みたいな」と思った程度の記事をピックアップしたまでで、現状は(バレエ、フラ、華道、茶道、弓道など)女性に限定された記事ではありませんので、(言い出したことに責任も感じましたので)修正させていただきました。合わせて載せてもいいかなと思う記事を追記させていただきました。ご確認ください。Mokeさん、さっそくのご対応ありがとうございます。--あずきごはん会話2021年6月3日 (木) 14:21 (UTC)[返信]