ノート:青春18きっぷ
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第三セクター鉄道の「通過利用」について
[編集]一部の第三セクター鉄道の普通列車に乗車できる特例で説明している通過利用の特例があります。ここを各社の公式サイトを見ながら編集して思ったのですが、JR線と第三セクター線の接続駅を発着する場合の青春18きっぷ利用可否が、かなりグレーゾーンになっていると感じました。すなわち
- A駅 - (JR線) - B駅 - (第三セクター線通過利用可能区間) - C駅 - (JR線) - D駅
の場合、A駅 - C駅間又はB駅 - D駅間で利用できるかです。これに当てはまる具体例を示して利用可能とする記述と利用不可を示唆する表現が混在しています。ただし具体例を示して利用不可とする記述は見当たりませんでした。結論が出なかったため本文には記載していません。なお、B駅 - C駅間は後述のあいの風とやま鉄道のウェブサイトに、高岡駅から富山駅までのみの利用は不可と書かれているので、本文に反映しました。
- JRグループ青春18きっぷ発売ニュースリリース(2023年2月8日、JR東海を使用)
青い森鉄道線の「青森 - 八戸」間・「青森 - 野辺地」間・「八戸 - 野辺地」間については、快速・普通列車の普通車自由席に乗車してJR線へ通過利用する場合に限り、ご利用になれます。青森駅、野辺地駅、八戸駅に限り下車できますが、以上の3区間以外の区間を乗車した場合(区間内での下車、区間を越えた乗車等)は、別に全乗車区間の運賃が必要です。
- 他の2社も文体はほぼ同じです。「区間を越えた乗車等」の「等」が若干気になります。
- JRグループ北陸新幹線金沢開業時のニュースリリース(2014年12月19日、JR東海を使用) - 青森駅から大湊駅まで、富山駅から氷見駅まで利用可能であると記載。フルムーン夫婦グリーンパスの記述を準用すれば、金沢駅から和倉温泉駅までも利用可能という解釈もできます。
- JR東日本 - 青森駅から大湊駅まで利用可能と記載。
- 青い森鉄道 - 「※発駅、着駅いずれもJRの在来線の駅である必要があります。」という注記があることから、青森駅 - 大湊駅間の利用は不可と解釈できます。
(※2)あいの風とやま鉄道線の「高岡 - 富山」間については、西富山以遠(婦中鵜坂方面)と氷見線・城端線の駅(高岡駅除く)とを移動する際に普通列車の普通車自由席に乗車して通過利用する場合に限り、利用できます。(高岡駅、富山駅に限り途中下車できますが、その他のあいの風とやま鉄道線の駅では下車できません。)「高岡 - 富山」以外の区間を乗車した場合(当該区間内の両端の2駅を除く駅で下車した場合、当該区間を越えてあいの風とやま鉄道線を乗車した場合など)は、別に全乗車区間に対する運賃等が必要です。また、〔あいの風ライナー〕をご利用になる場合は、別にライナー券が必要です。
(※3)IRいしかわ鉄道線の「金沢 - 津幡」間については、西金沢以遠(野々市方面)と七尾線の駅(津幡駅除く)とを移動する際に普通列車の普通車自由席に乗車して通過利用する場合に限り、利用できます。(金沢駅、津幡駅で途中下車することができますが、その他のIRいしかわ鉄道線の駅では下車できません。)「金沢 - 津幡」以外の区間を乗車した場合(当該区間内の両端の2駅を除く駅で下車した場合、当該区間を越えてIRいしかわ鉄道線に乗車した場合など)は、別に全乗車区間に対する運賃等が必要です。
- 自社エリア内の2社のみ詳しく記載されています(青い森鉄道はニュースリリースと似た表現です)。その後に、西富山駅 - 城端駅間が利用可能と記載。
JR高山本線の富山駅以南(西富山駅方面)からあいの風とやま鉄道(富山駅 - 高岡駅)を経由し、JR氷見線・城端線へ旅行する場合、又はその逆方向に旅行する場合に限り、富山駅 - 高岡駅間で「青春18きっぷ」をご利用いただけます。富山駅・高岡駅に限り「青春18きっぷ」で途中下車することができますが、その他の駅で下車する場合、富山駅 - 高岡駅間を越えてあいの風とやま鉄道線を乗車する場合は、乗車区間の片道運賃が必要です。
- JR西日本と微妙に異なる表現で、高山本線に富山駅、氷見線・城端線に高岡駅を含む(「高岡駅除く」がないため)ことを示唆する表現となっています。その後に、富山駅から氷見駅まで利用可能であると記載。
- IRいしかわ鉄道 - JR西日本と同じ趣旨の記述です。その後に西金沢駅から七尾駅まで利用可能と記載。
--Sara-minori(会話) 2023年2月27日 (月) 11:50 (UTC)
- えと、正直私もグレーゾーンであり、規則などで「明確に」書いてあるのであれば「〇〇のように記載されている」と書くのが関の山かと思っています。多分私の方で一部表記を除去したためと思いますが、個人的にはWikipediaの各記事で執筆者が規則の解釈を決めて書くこと(この規則からこう解釈できるので、「(できる|できない)」と記述すること)は執筆の範疇を超えると思うことと、実際に世の中のガイド的な本やWebサイトで3セク部分のみ乗車することを是とする記述がみられること(これが正しいかは私は判断しません)、また青春18きっぷという商品の途中下車自由という特性からその先に行く気があるか、そこで降りるために移動しているのか、行く気はあったけど中止して戻るのか等の判断ができないことなどから、「3セク部分だけの利用はできない」という記載をするべきではないと思い除去した次第です。一応ご参考まで。--Shain2006(会話) 2023年2月28日 (火) 01:12 (UTC)
- コメントありがとうございます。
- 最初にこの制度を作ったときに当スレッド最初の図を出して、「A駅 - D駅間、A駅 - C駅間、B駅 - D駅間いずれでも利用可能。ただし第三セクター線のみの乗車となるB駅 - C駅間は利用不可。第三セクター線で乗車・下車できる駅はB駅・C駅のみで、途中下車も可能。それ以外の駅で乗車・下車したときは第三セクター線の運賃が必要。」これだけで説明できたはずですが、JRグループ(の旅客営業部門)はまだまだお役所的といいますか。
- 特にJR西日本、ニュースリリースの表現をさらに修飾している割には「富山駅 - 城端駅間では利用不可」などと記載しないのが、何かの意図を持っているようにも感じられます。
- なお第三セクター線のみの乗車は、用語の意味的にも通過利用とは言えないので、正直に申告して運賃を支払うのが筋かと思います。--Sara-minori(会話) 2023年3月1日 (水) 11:44 (UTC)
- 本文中にも記載しましたが、2024年3月から「JR線からの経由乗車」が必要であると明記されました。「A駅 - D駅間」までの利用しかできないとされたわけですが、全ての行程を青春18きっぷ1日分で完結させなければならないかについては記述されていません。B駅に行くのに特急など青春18きっぷ以外で行っていいのか、B駅で宿泊して青春18きっぷ2日分を使っていいのか、等。グレーゾーンは残ったままです。--Sara-minori(会話) 2024年7月14日 (日) 01:07 (UTC)
(インデント戻します)上記のサイト、内容が変わっている場合もありますのでアーカイブを上げておきます。
- “「青春18きっぷ」「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」の発売について” (pdf). 東海旅客鉄道(JRグループ) (2023年2月8日). 2024年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- “「青春18きっぷ」の発売および北陸新幹線開業に伴う「フルムーン夫婦グリーンパス」などのおトクなきっぷのお取扱いについて” (PDF). 東海旅客鉄道(JRグループ) (2014年12月19日). 2021年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- “青春18きっぷ”. 東日本旅客鉄道. 2023年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- “よくあるご質問”. 青い森鉄道. 2022年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- “青春18きっぷ”. 西日本旅客鉄道. 2023年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- “よくあるご質問”. あいの風とやま鉄道. 2023年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- “よくあるご質問と回答”. IRいしかわ鉄道. 2023年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
なお、JR西日本の2014年12月19日付プレスリリース「『青春18きっぷ』の発売および北陸新幹線開業に伴う『フルムーン夫婦グリーンパス』などのおトクなきっぷのお取り扱いについて」の添付pdfファイルが、2021 - 2023年の間になぜか削除されていることも申し添えます。
- “「青春18きっぷ」の発売および北陸新幹線開業に伴う「フルムーン夫婦グリーンパス」などのおトクなきっぷのお取り扱いについて”. 西日本旅客鉄道. 2021年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- “「青春18きっぷ」の発売および北陸新幹線開業に伴う「フルムーン夫婦グリーンパス」などのおトクなきっぷのお取り扱いについて”. 西日本旅客鉄道. 2023年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
--Sara-minori(会話) 2024年7月15日 (月) 10:57 (UTC)
2024年3月16日からの利用区間変更
[編集]2024年3月16日からは、金沢駅で使用できなくなり、石川県金沢市は当切符で行くことができない県庁所在地(18きっぷ史上初の)になります。参考タビリス--以上の署名のないコメントは、211.14.255.126(会話/Whois)さんが 2024-01-23 12:20:04 (UTC) に投稿したものです。 / --以上の署名のないコメントは、211.14.255.126(会話/Whois)さんが 2024-01-26 10:26:08 (UTC) に投稿したものです。
福井県福井市は越美北線があるので、越前花堂駅(福井市内)は行くことができます。県代表駅の福井駅金沢駅は行くことができなくなります。--以上の署名のないコメントは、211.14.255.126(会話/Whois)さんが 2024-01-25 10:07:09 (UTC) に投稿したものです。
- 質問 上で211.14.255.126さんが投稿されている、青春18きっぷでJRの2つの駅、金沢駅・福井駅に行くことはできない(ということは両駅から青春18きっぷで出発することもできない?)というのは、事実なのでしょうか?
- 「青春18きっぷ」で金沢駅、福井駅へ行けなくなる!県庁所在地駅で初 (2024年1月24日) | タビリス https://tabiris.com/archives/seishun-kanazawa/
- 211.14.255.126さんが参考としてリンクしている個人運営サイト「タビリス」[1]の記事は、たしかに「行けなくなる!県庁所在地駅で初」と題名に明言しています。また、
- 「青春18きっぷ」2024年も発売、北陸エリアなど「特例」区間を追加 (2024/01/23) | マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20240123-2868647/
- 上記マイナビニュースではJR金沢駅の取り扱いについて、「ただし、[...] IRいしかわ鉄道の金沢~津幡間は、JR線へ通過利用する場合に限り利用可能。[...] IRいしかわ鉄道は金沢駅・津幡駅で途中下車が可能となっている。それ以外の途中駅で下車した場合、運賃が別途発生する。」と記していました。なお、福井駅については次の記事が
- 「敦賀から越美北線」追加なしで乗れる! 青春18きっぷに「新たな通過特例」誕生 ハピラインふくいの運賃は不要 (2024/01/23) | 乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/130584
- 「乗り換えにともなって敦賀駅や越前花堂駅で下車するのはOKですが、それ以外の途中駅で下車すると、18きっぷの特例は適用されず、ハピラインふくいの運賃を払う必要が出てきます。また、隣の福井駅まで行ってもダメです。」と述べていました。
- 当ノートページの「#第三セクター鉄道の「通過利用」について」節を参照すると(たいへん勉強になりました! ありがとうございます)、青春18きっぷの特例区間が設定されない場合、たしかに金沢駅を「目的地とする下車」はJRの規定上は不可能になるのかな、と想像しているのですが…。--Yumoriy(会話) 2024年2月15日 (木) 03:26 (UTC) / 補訂--Yumoriy(会話) 2024年9月25日 (水) 06:36 (UTC)