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ハックルベリィの冒険

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ハックルベリィの冒険』(ハックルベリィのぼうけん)は、フジテレビ系列で放送されたテレビアニメ。放映期間は1976年1月2日から同年6月25日。毎週金曜日19:00 - 19:30で放送された。全26話。

原作はマーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』。ヘラルド・エンタープライス(後の角川シネプレックス、現:シネプレックス)グループ・タックが制作を担当。そのグループ・タックは、翌日1月3日に開始した『まんが日本昔ばなし(第2期)』(毎日放送TBS系列)も制作している。

ローカルセールス枠だったため、関西テレビなどでは時差ネットだった。東海テレビでは前作「ラ・セーヌの星」を打ち切り後に始めた「ムーミン」の再放送が1年弱にわたったため未ネットで終わった[1]

2013年現在、CS局でも総集編しか放送されたことがない。

キャスト[2]

スタッフ

判明分のみ掲載。

主題歌

オープニングテーマ「ほらハックルベリィ・フィン」
歌 - 堀江美都子こおろぎ'73コロムビアゆりかご会 / 作詞 - 中山千夏 / 作曲 - 越部信義[4]
エンディングテーマ「河のうた」
歌 - 堀江美都子、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会 / 作詞 - 中山千夏 / 作曲・編曲 - 越部信義

各話リスト

話数 放送日 サブタイトル
第1話 1976年
1月2日
宿なしハック
第2話 1月9日 こわいお父さん
第3話 1月16日 見知らぬ森の丸太小屋
第4話 1月23日 ハックの脱出大作戦
第5話 1月30日 お父さんの死
第6話 2月6日 確かなる握手
第7話 2月13日 泥棒だって人間だ
第8話 2月20日 ジム危うし
第9話 2月27日 ジム救出大作戦
第10話 3月5日 ハックがまよい込んだ家
第11話 3月12日 ハーニーさんを撃つな!
第12話 3月19日 男の約束
第13話 3月26日 争いの終り
第14話 4月2日 霧の中
第15話 4月9日 渡しを守ったハック
第16話 4月16日 幻のお母さん
第17話 4月23日 荒野の少年たち
第18話 4月30日 ジムのおまじない
第19話 5月7日 走れハック
第20話 5月14日 3ドルの船賃
第21話 5月21日 王様と公爵
第22話 5月28日 イギリスから来た叔父さん
第23話 6月4日 微笑んだメアリー
第24話 6月11日 売られたジム
第25話 6月18日 逃げろジム
第26話 6月25日 帰ってきたハック

放送局

漫画版

本作の放送中の1976年にKKベストブック社より、本作の漫画版が刊行された。全4巻。作画は1・2巻がみやぞえ郁雄、3・4巻が上坂のぼるとなっている。

脚注

  1. ^ 『中日新聞縮刷版』中日新聞本社、1975年10月。 
  2. ^ Huckleberry no Bouken (TV) - Anime News Network
  3. ^ a b c 続々・テレビまんが主題歌のあゆみ』歌詞カード、11頁
  4. ^ 『続々・テレビまんが主題歌のあゆみ』歌詞カード、2頁
  5. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1976年(昭和51年)3月、テレビ欄。
  6. ^ 日刊スポーツ』1976年12月27日 - 1977年1月31日付、テレビ欄。
  7. ^ 河北新報』1976年1月9日付朝刊、テレビ欄。
  8. ^ 福島民報』1984年11月25日付朝刊、テレビ欄。
  9. ^ 『日刊スポーツ』1976年6月3日付、テレビ欄。
  10. ^ 北國新聞』1976年4月5日付、同年9月27日付各朝刊、テレビ欄。
  11. ^ 『北國新聞』1976年4月12日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ 『北國新聞』1976年7月19日付朝刊、テレビ欄。
  13. ^ 『日刊スポーツ』1976年6月16日付、テレビ欄。

備考

  • ハックルベリィ役の野沢雅子は後年、同じマーク・トウェイン原作の『トム・ソーヤーの冒険』(1980年に同局の『世界名作劇場』で放送)で、主人公のトムを演じ、マーク・トウェイン原作の2作に主演となった。なお、同作にもトムの友人としてハックルベリィが登場しており、青木和代が演じている。
フジテレビ 金曜 19:00 - 19:30
前番組 番組名 次番組
ラ・セーヌの星
(1975年4月4日 - 12月26日)
ハックルベリィの冒険
(1976年1月2日 - 6月25日)
アンコール名作劇場
フランダースの犬

(1976年7月 - 12月)

怪人二十面相
(1977年1月7日 - 7月8日)