ハトホル (小惑星)
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ハトホル 2340 Hathor | |
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仮符号・別名 | 2509 P-L |
分類 | 地球近傍小惑星 |
軌道の種類 | アテン群 |
発見 | |
発見日 | 1976年10月22日 |
発見者 | チャールズ・トーマス・コワル |
軌道要素と性質 元期:2007年1月1日 (JD 2,454,101.5) | |
軌道長半径 (a) | 0.844 AU |
近日点距離 (q) | 0.464 AU |
遠日点距離 (Q) | 1.224 AU |
離心率 (e) | 0.450 |
公転周期 (P) | 0.775 年 |
平均軌道速度 | 30.713 km/s |
軌道傾斜角 (i) | 5.854 度 |
近日点引数 (ω) | 35.936 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 211.516 度 |
平均近点角 (M) | 72.104 度 |
物理的性質 | |
直径 | 0.3 km (推定) |
スペクトル分類 | Sq |
絶対等級 (H) | 20.00 |
アルベド(反射能) | 0.15 (推定) |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
ハトホル(2340 Hathor)は、1976年10月22日にパロマー天文台のチャールズ・トーマス・コワルが発見した小惑星である。地球近傍小惑星の中でアテン群に分類される他の天体と同様に、ハトホルはエジプトの神に因んで名づけられている。空の女神でラーの娘としても知られるハトホルは、アプロディーテーに対応するとされる。命名は、この天体を独立に発見し、1981年に再び現れたのも観測したエレノア・ヘリンによる。ハトホルは、命名された3つ目のアテン群小惑星となった。
ハトホルは、地球近傍小惑星であり、1976年10月20日に地球から0.007752 AUの距離を通過した[1]。21世紀には、地球から300億m以内の距離に入る回数は17回になる。2014年10月の地球接近は、ゴールドストーン深宇宙通信施設で観測された[2]。ハトホルは、2069年10月21日には、地球から0.00658 AUの距離を通過する[1]。なお、ハトホルは金星横断小惑星であり、かつ、水星横断小惑星でもある。
出典
[編集]- ^ a b “JPL Close-Approach Data: 2340 Hathor (1976 UA)”. 2014年3月21日閲覧。
- ^ Dr. Lance A. M. Benner (2014年3月17日). “Goldstone Asteroid Schedule”. NASA/JPL Asteroid Radar Research. 2014年3月21日閲覧。