ハンナ・リウバコワ
ハンナ・リウバコワ Hanna Liubakova | |
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国籍 | ベラルーシ |
出身校 |
ヤギェウォ大学(ポーランド) ブルーネル・ユニバーシティ・ロンドン |
職業 | 研究者, ジャーナリスト, 活動家, テレビ司会者, 報道局員、著作家 |
ハンナ・リバウコワ(ベラルーシ語: Hanna Liubakova)はベラルーシのジャーナリスト、研究者、テレビ司会者、作家、活動家である[1]。リバウコワは大西洋評議会の同盟国非居住の会員であり[2]、卓越した独立系ジャーナリストの一人であると評価されている[3]。しかしながら、リバウコワはルカシェンコの独裁に疑義を唱えたため、国外避難を余儀なくされた[4]。
経歴
[編集]2010年にヤギェウォ大学で美術史の高等教育を受け、2017年にブルネル大学で国際ジャーナリズムの修士号を取得した[5]。ベラルーシの独立系テレビ局ベルサットで特派員、及び司会者としてそのキャリアを歩み始めた。ベルサット在職中はニュース番組「In Focus」で司会を務め、2016年ワルシャワサミット、カンヌ国際映画祭、2013年EaPサミットなどの国際的なイベントも取材した[6]。
2014年と2015年にラジオ・フリー・ヨーロッパのヴァーツラフ・ハヴェル・ジャーナリズム・フェローシップに参加し、2019年には世界報道協会フェローシップへの参加も認められた[7]。祖国ベラルーシに加え、ポーランドやフランス、イギリス、そしてベルギーなど多くの国で取材を行ってきた。また様々な国際的なメディアで記事を執筆している[8]。さらに、中東欧におけるトランジションズ・ソリューションズ・ジャーナリズム・プログラムのメンター及びトレーナーとして活動している[9]。
ベラルーシの最新の動向について、エコノミストやワシントン・ポスト、openDemocracyに寄稿している[6]。
リバウコワは現在、国際的なマルチメディア・ジャーナリズム・プラットフォームであるOutridersとも連携している[9]。2020年9月16日、週刊ポッドキャストThe Europeansにゲストとして出演し、「ベラルーシの女性たち」という見出しの下で2020年-2021年ベラルーシ反政府デモに対し、彼女自身の見解と意見を述べた。
受賞
[編集]彼女は最高に優れた大学院論文で、名誉あるピーター・コーズ賞を授与された[2]。また2021年の欧州報道賞の受賞者の一人として最終候補に選ばれた[10]。
出典
[編集]- ^ Welle (www.dw.com), Deutsche (英語), Journalist Hanna Liubakova: It’s not safe in Belarus for Roman Protasevich | DW | 23.05.2021 2021年8月12日閲覧。
- ^ a b “Hanna Liubakova - Atlantic Council”. 大西洋評議会. 2022年4月18日閲覧。
- ^ “BELARUS - DEMOCRACY STRUGGLE DESPITE SILENCING OF THE PRESS” (英語). The Coalition For Women In Journalism. 2021年8月12日閲覧。
- ^ “Belarusian journalists forced into exile speak out | Reporters without borders” (英語). RSF (2021年5月7日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ “Hanna Liubakova” (英語). Atlantic Council. 2022年4月21日閲覧。
- ^ a b “Hanna Liubakova” (英語). Eksperty. 2022年4月21日閲覧。
- ^ “Hanna Liubakova, Author at WPI” (英語). WPI. 2022年4月21日閲覧。
- ^ “Hanna Liubakova” (英語). Medium. 2022年4月21日閲覧。
- ^ a b “Hanna Liubakova, Author at Outriders” (ポーランド語). Outriders. 2022年4月21日閲覧。
- ^ “Hanna Liubakova”. European Press Prize. 2021年8月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- ハンナ・リウバコワ (@hannaliubakova) - X(旧Twitter)