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ヴァージン・トレインズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴァージン・トレインズ
Virgin Trains
本社所在地 イギリスの旗 イギリス
ロンドン
設立 1997年
主要株主 ヴァージン・グループ 51%
ステージコーチ・グループ 49%
関係する人物 リチャード・ブランソン
外部リンク http://www.virgintrains.co.uk/
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390形「ペンドリーノ」
221形「スーパー・ヴォイジャー」

ヴァージン・トレインズ(Virgin Trains)は、かつて存在したイギリス列車運行会社で、イギリス国鉄民営化英語版直後の1997年3月に営業を開始し、2019年12月にアヴァンティ・ウェスト・コーストに運行を引き継ぐまで、約23年にわたってロンドンユーストン駅からのウェスト・コースト本線の中長距離列車などを運行していた。直接の親会社はヴァージン・レール・グループ英語版であり、当初はヴァージン・グループが100%、1998年からはヴァージン・グループが51%、ステージコーチ・グループ英語版が49%を出資していた。

なお、ヴァージン・トレインズのブランドは他にバーミンガムとアバディーン、ペンザンスを結ぶ「クロスカントリー」系統を運行するヴァージン・クロスカントリー(Virgin CrossCountry)で1997年から2007年まで、東海岸本線の都市間列車を運行するヴァージン・トレインズ・イースト・コースト(Virgin Trains East Coast)で2015年から2018年まで使用されており、前者とは直接の親会社も共通であった。

歴史

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1997年3月9日よりウェスト・コースト本線の長距離列車の営業権を持ち、列車を運行していた。この間、390形電車ペンドリーノ」や221形気動車スーパー・ボイジャー英語版」などの新型車両への置き換えを行った。

2012年8月15日、ウェスト・コースト本線におけるヴァージン・トレインズの鉄道営業権は同年12月8日付で失効し、翌12月9日以後の鉄道営業権はファーストグループ傘下のファースト・ウェスト・コーストが2026年3月31日まで保持することが決定された[1][2]。しかし入札の際にミスや不手際があった事が浮き彫りになり、ヴァージン・トレインズは2017年4月まで運営権を保持する事になった[3]

2019年8月、ファーストグループトレニタリアによる合弁企業アヴァンティ・ウェスト・コーストがウェスト・コースト本線のフランチャイズの営業権を獲得し、ヴァージン・トレインズは2019年12月7日で運行を終了した[4]

路線

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系統 ルート
A ロンドンユーストンバーミンガム・ニューストリートウルヴァーハンプトン
B ロンドン・ユーストン ~ マンチェスターピカデリー
C ロンドン・ユーストン ~ リヴァプールライム・ストリート
D ロンドン・ユーストン、バーミンガム(1日1本) ~ チェスターホーリーヘッド、レクサム(1日1本)
E ロンドン・ユーストン ~ グラスゴー・セントラル
F バーミンガム・ニューストリート ~ グラスゴー・セントラル、エディンバラウェイヴァリー
  • 2008年12月からの時刻表
  • A、B、C、E(一部)が、390形「ペンドリーノ」による運行
  • D(大半)、E(一部)、Fが、221形「スーパー・ボイジャー」による運行
  • Dのうち、毎週土曜日、8時50分ユーストン発ホーリーヘッド行きと、14時38分ホーリーヘッド発ユーストン行きはペンドリーノによる運行。途中クルーから先は57形ディーゼル機関車に牽引される。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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