パナソニック東京汐留ビル
パナソニック東京汐留ビル | |
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施設情報 | |
所在地 | 東京都港区東新橋一丁目5番1号 |
座標 | 北緯35度39分57.1秒 東経139度45分42.4秒 / 北緯35.665861度 東経139.761778度座標: 北緯35度39分57.1秒 東経139度45分42.4秒 / 北緯35.665861度 東経139.761778度 |
状態 | 完成 |
竣工 | 2003年1月 |
開業 | 2003年4月 |
用途 | オフィス、ショールーム |
地上高 | |
高さ | 109.85m(最高部119.85m) |
各種諸元 | |
階数 | 地上24階、塔屋1階、地下4階 |
敷地面積 | 19,708.33 m² [1] |
建築面積 | 10,717.45 m² [1] |
延床面積 | 47,274.49 m² [1] |
関連企業 | |
設計 | 日本設計 |
施工 | 鹿島建設 |
所有者 |
三井住友ファイナンス&リース(90%) 日本ビルファンド投資法人(10%) |
パナソニック東京汐留ビル(パナソニックとうきょうしおどめビル)は、東京都港区東新橋一丁目の汐留地区にある超高層建築物である。
パナソニックが東京本社機能を置いている(登記上の本店所在地は大阪府門真市)。
建築
[編集]2003年、松下電工東京本社ビルとして完成。松下電工は2008年にパナソニック電工に社名変更し、2012年にパナソニックと合併して同社の社内カンパニー「パナソニック エコソリューションズ社」となった。これに合わせ、建物名も変更されている。
電気設備メーカーの本社ビルであり、「ビルまるごとショールーム」をコンセプトとして竣工当初から省エネルギーの取り組みが進められた[2]。LED照明やBEMS、地域冷暖房の導入、屋上緑化や太陽光発電が採用され、2015年の二酸化炭素排出量は2003年比51.9%であった[3]。これまでに日経ニューオフィス推進賞・日本照明賞・電気設備学会賞・環境省エネルギー建築賞を受賞している[2]。地上1階から地下2階にかけては、照明器具やシステムキッチンなど住宅設備を展示するショールーム「パナソニック リビング ショウルーム 東京」が開設されている。4階には、松下電工が1990年代から収集したジョルジュ・ルオーの作品を収集・展示するパナソニック汐留美術館がある。
2013年3月には、財務体質改善のため本ビルの所有権を三井住友ファイナンス&リース(90%)と日本ビルファンド投資法人(10%)に売却。引き続きパナソニックが賃借して入居する[4][5]。
2022年4月 旧 パナソニックを社名変更し、パナソニックホールディングスが、その事業子会社として分割し、新しいパナソニックが発足。その本社機能が、大阪府から本ビルに移転した。
2022年11月に本ビル受益権の9割をパナソニックが買い戻したことが報じられた。本ビルは羽田空港へのアクセスが良好で、パナソニックグループの東京における主要拠点となっているため、ビルを事実上買い戻すことで、自社ビルとし、賃料の負担軽減を図る目的があるとしている[6]。
2024年3月、本ビルを2025年3月にリニューアルオープンすることを明らかにした。これに先駆けて、江東区有明にあるパナソニックセンター東京を2024年12月に閉館させ、同センターのショウルーム機能を本ビルに統合させることも併せて発表した[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c “パナソニック東京汐留ビル[大規模ZEB] p1”. パナソニック. 2017年10月22日閲覧。
- ^ a b “パナソニック東京汐留ビル” (PDF). 東京都環境局. 2017年10月20日閲覧。
- ^ “パナソニック東京汐留ビル[大規模ZEB] p2”. パナソニック. 2017年10月22日閲覧。
- ^ “パナソニック、東京・汐留の自社ビル売却 売却額500億円”. 日本経済新聞. (2013年3月5日) 2017年10月20日閲覧。
- ^ 『資産の取得に関するお知らせ (パナソニック東京汐留ビル)』(PDF)(プレスリリース)日本ビルファンド投資法人、2013年3月5日 。2017年10月20日閲覧。
- ^ “パナソニック「汐留ビル」買い戻しへ…「自社ビル」化で賃料の負担軽減目指す”. 読売新聞 (2022年11月9日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ 筑井真奈 (2024年3月22日). “有明「パナソニックセンター東京」が2024年末で閉館”. PHILE WEB. 2024年3月23日閲覧。