パラシューツ
『パラシューツ(Parachutes)』 | ||||
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コールドプレイ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1999年11月 - 2000年5月 ロンドン・Orinoco Studios リヴァプール・Parr Street Studios Rockfield Studios ロンドン・Matrix Wessex Studios | |||
ジャンル | オルタナティヴ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
パーロフォン(イギリス) 東芝EMI(日本) キャピトル・レコード(アメリカ) | |||
プロデュース |
ケン・ネルソン コールドプレイ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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コールドプレイ アルバム 年表 | ||||
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『パラシューツ』(Parachutes)はイギリスのロックバンド、コールドプレイの1stアルバム。2000年7月10日にイギリスで、2000年8月9日に日本で、2000年11月7日にアメリカで発売された。『パラシューツ』はリリースと同時に全英チャート1位を記録し、33週間連続でトップ10入りを果たした。
『パラシューツ』にはヒット・シングルである"Shiver"、"Yellow"、"Trouble"、"Don't Panic"が収録されている。アメリカではビルボード・200において51位を獲得しアメリカだけで200万枚の売り上げを記録した。
2000年度(2000年4月1日〜2001年3月31日)のEMIグループの全世界でのアルバム売上では330万枚を記録し、ビートルズの『ザ・ビートルズ1』、レニー・クラヴィッツの『グレイテスト・ヒッツ』、ロビー・ウィリアムズの『シング・ホエン・ユーアー・ウィニング』、宇多田ヒカルの『Distance』に続いて第5位にランクインされている[1]。
パラシューツはチャンネル4が行った偉大なアルバム100枚を選ぶ企画で14位に入った。また2006年にはNMEが行ったイギリスの偉大なアルバム100枚を選ぶ企画では33位に入った。
アルバム概要
[編集]アルバム収録されているほとんどの曲はリヴァプールにあるParr Street Studiosでレコーディングされた。9週間から10週間かけてレコーディングされ、途中小さなツアーを2つほど行った。"High Speed"のみはプロデューサーにChris Allisonを迎えて1999年の夏にロンドンの Orinoco Studiosでレコーディングされた。
『パラシューツ』はロックバンド、レディオヘッドのアルバムである『ザ・ベンズ』から『OK コンピューター』の時までのサウンドに影響を受けているとされている。実際にはレディオヘッドのアルバムである『Kid A』リリースを機に離れたファンを獲得できたことから成功している。
収録曲
[編集]- Don't Panic - 2:17
- Shiver - 4:59
- Spies - 5:18
- Sparks - 3:47
- Yellow - 4:29
- Trouble - 4:30
- Parachutes - 0:46
- High Speed - 4:14
- We Never Change - 4:09
- Everything's Not Lost - 7:15
- Life Is for Living
- Careful Where You Stand - 4:45
- For You - 5:42
- Everything's Not Lostの隠しトラックは5:39から始まる。
- M11とM12は日本盤のみ収録。
受賞した音楽賞
[編集]- 2000年、Q AwardsにてBest Album賞を受賞。
- 2001年、ブリット・アウォーズにてBest British Album賞を受賞。
- 2002年、グラミー賞にてBest Alternative Music Album賞を受賞。
脚注
[編集]- ^ フランスのレコード業界団体SNEPは、2006年6月までゴールド(1×ゴールド)とプラチナ(1×プラチナ)の間にダブル・ゴールド(2×ゴールド)を設定していた。
関連項目
[編集]- コールドプレイ
- 終わりで始まりの4日間 - Don't Panic をオープニング曲として使用している[2]。
外部リンク
[編集]- ^ EMI Has Something to Prove on Its Own、ロサンゼルス・タイムズ、2001年6月11日。
- ^ “Garden State Soundtrack”. IGN (2004年10月8日). 2022年12月5日閲覧。