ヒッティン・ザ・ノート
『ヒッティン・ザ・ノート』 | ||||
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オールマン・ブラザーズ・バンド の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ニュージャージー州ホーボーケン ウォーター・ミュージック[1] | |||
ジャンル | ブルースロック、サザン・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | サンクチュアリ・レコード/ピーチ・レコード | |||
プロデュース | マイケル・バービエロ、ウォーレン・ヘインズ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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オールマン・ブラザーズ・バンド アルバム 年表 | ||||
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『ヒッティン・ザ・ノート』(Hittin' the Note)は、アメリカ合衆国のロック・バンド、オールマン・ブラザーズ・バンドが2003年に発表したスタジオ・アルバム。バンド自身が運営する「ピーチ・レコード」の提携先であるサンクチュアリ・レコードから発売された[4]。
背景
[編集]オテイル・バーブリッジ(1997年にアレン・ウッディの後任として加入)とデレク・トラックス(1999年にジャック・ピアソンの後任として加入)を含む編成による唯一のスタジオ・アルバムで、1997年に一度バンドを脱退したウォーレン・ヘイズも復帰している[5]。本作をウォーレン・ヘインズと共同プロデュースしたマイケル・バービエロは、以前にもヘインズが結成したバンド、ガヴァメント・ミュールの作品を手掛けたことがある[4][6]。
「ウーマン・アクロス・ザ・リヴァー」はフレディ・キングのカヴァー、「ハート・オブ・ストーン」はローリング・ストーンズのカヴァーで、「ロッキン・ホース」はヘインズがガヴァメント・ミュールのデビュー・アルバムで発表した曲の再録音である[6]。
反響・評価
[編集]アメリカのBillboard 200では37位に達し、『リーチ・フォー・ザ・スカイ』(1980年)以来23年ぶりの全米トップ40アルバムとなった[2]。また、「ファイアリング・ザ・ライン」は『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートで37位を記録した[2]。ドイツでは2003年5月11日付のアルバム・チャートで55位となった[3]。
Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「20年以上前の『ブラザーズ&シスターズ』以降ではバンド最高のスタジオ録音作品」と評している[7]。
収録曲
[編集]- ファイアリング・ザ・ライン "Firing Line" (Gregg Allman, Warren Haynes) – 5:17
- ハイ・コスト・オブ・ロー・リヴィング "High Cost of Low Living" (G. Allman, W. Haynes, Jeff Anders, Ronnie Burgin) – 7:52
- デスデモーナ "Desdemona" (G. Allman, W. Haynes) – 9:20
- ウーマン・アクロス・ザ・リヴァー "Woman Across the River" (Bettye Crutcher, Allen Jones) – 5:51
- オールド・ビフォア・マイ・タイム "Old Before My Time" (G. Allman, W. Haynes) – 5:23
- フー・トゥ・ビリーヴ "Who to Believe" (W. Haynes, John Jaworowicz) – 5:38
- メイデル "Maydell" (W. Haynes, Johnny Neel) – 4:35
- ロッキン・ホース "Rockin' Horse" (G. Allman, W. Haynes, Allen Woody, Jack Pearson) – 7:23
- ハート・オブ・ストーン "Heart of Stone" (Mick Jagger, Keith Richards) – 5:07
- インストゥルメンタル・イルネス "Instrumental Illness" (W. Haynes, Oteil Burbridge) – 12:17
- オールド・フレンド "Old Friend" (W. Haynes, Chris Anderson) – 6:12
参加ミュージシャン
[編集]- グレッグ・オールマン - ボーカル、ハモンドオルガン、ピアノ、クラビネット
- ウォーレン・ヘインズ - ボーカル、ギター(左チャンネル)
- デレク・トラックス - ギター(右チャンネル)
- オテイル・バーブリッジ - ベース
- ジェイ・ジョハンソン - ドラムス
- ブッチ・トラックス - ドラムス
- マーク・キニョーネス - コンガ、パーカッション
脚注
[編集]- ^ The Allman Brothers Band - Hittin' The Note (CD, Album) at Discogs
- ^ a b c “The Allman Brothers Band - Awards”. AllMusic. 2016年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月20日閲覧。
- ^ a b The Allman Brothers Band | Longplay-Chartverfolgung - musicline.de
- ^ a b “Allman Bros. 'Hit The Note' On New Album”. Billboard (2003年2月4日). 2016年11月20日閲覧。
- ^ Giles, Jeff. “Allman Brothers Band Lineup Changes: A Complete Guide”. Ultimate Classic Rock. Diffuser Network. 2016年11月20日閲覧。
- ^ a b Dansby, Andrew (2002年12月13日). “Allmans Ready New CD”. Rolling Stone. 2016年11月20日閲覧。
- ^ Jurek, Thom. “Hittin' the Note - The Allman Brothers Band”. AllMusic. 2016年11月20日閲覧。