ブルー・スカイ (オールマン・ブラザーズ・バンドの曲)
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「ブルー・スカイ」 | |||||||||||||
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オールマン・ブラザーズ・バンドの楽曲 | |||||||||||||
収録アルバム | 『イート・ア・ピーチ』 | ||||||||||||
リリース | 1972年2月12日 | ||||||||||||
録音 | マイアミ、クライテリア・スタジオ(1971年9月) | ||||||||||||
ジャンル | サザン・ロック、カントリーロック | ||||||||||||
時間 | 5分09秒 | ||||||||||||
レーベル | カプリコーン・レコード | ||||||||||||
作曲者 | ディッキー・ベッツ | ||||||||||||
プロデュース | トム・ダウド | ||||||||||||
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「ブルー・スカイ」(Blue Sky)は、オールマン・ブラザーズ・バンドが1972年に発表した楽曲。
概要
[編集]作詞作曲はディッキー・ベッツ。のちにベッツと結婚することになるオジブワ族のサンディ "ブルー・スカイ" ワベギジグ[1]に捧げられた曲である。なお二人の間には1972年5月14日にジェシカ(Jessica)という娘が生まれており[2]、ベッツは「ジェシカ」と名付けたインストゥルメンタルをのちに書いた。これも「ブルー・スカイ」と同じくグループを代表する曲となった。
レコーディングは1971年9月、マイアミのクライテリア・スタジオで行われた。ベッツはグレッグ・オールマンが歌うことを想定して曲を書いたが、デュアン・オールマンに励まされ自らリード・ボーカルをとった[3]。ギター・ソロは最初がデュアン・オールマン、次のソロがベッツである。翌1972年2月12日発売のアルバム『イート・ア・ピーチ』に収録された。また、同年8月にシングルカットされた「メリサ」のB面に収録された[4]。
ライブ・バージョンとしては、1971年9月19日にニューヨーク州立大学ストーニーブルック校で行ったコンサートの音源がよく知られている。2003年発売のCD『S.U.N.Y. at Stonybrook: Stonybrook, NY 9/19/71』に収録されている[5]。
また、『イート・ア・ピーチ』のバージョンをリミックスしたものが1989年6月20日発売のボックスセット『Dreams』に収録されている。
ジョーン・バエズが1975年のアルバム『Diamonds & Rust』でカバーした。
演奏者
[編集]- デュアン・オールマン - リード・ギター、アコースティック・ギター
- ディッキー・ベッツ - リード・ギター、リード・ボーカル
- グレッグ・オールマン - オルガン、エレクトリックピアノ、バッキング・ボーカル
- ベリー・オークリー - ベース
- ブッチ・トラックス - ドラムズ、タンバリン
- ジェイモー - ドラムズ
脚注
[編集]- ^ スコット・フリーマン 著、菅野彰子 訳『オールマン・ブラザーズ・バンド』音楽之友社、1997年5月10日、118頁。ISBN 4-276-23498-0。
- ^ Blue Sky by The Allman Brothers Band Songfacts
- ^ Paul, Alan (2014). One Way Out: The Inside History of the Allman Brothers Band. St. Martin's Press. pp. 144. ISBN 978-1250040497
- ^ 45cat - The Allman Brothers Band - Melissa / Blue Sky - Capricorn - USA - CPR 0007
- ^ The Allman Brothers Band - S.U.N.Y. At Stonybrook Stonybrook, NY 9/19/71 (CD, Album) at Discogs