ランブリン・マン
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「ランブリン・マン」 | ||||||||
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オールマン・ブラザーズ・バンド の シングル | ||||||||
初出アルバム『ブラザーズ&シスターズ』 | ||||||||
B面 | ポニー・ボーイ | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | メイコン、カプリコーン・サウンド・スタジオ(1972年10月) | |||||||
ジャンル | カントリーロック、サザン・ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | カプリコーン・レコード | |||||||
作詞・作曲 | ディッキー・ベッツ | |||||||
プロデュース |
ジョニー・サンドリン オールマン・ブラザーズ・バンド | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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オールマン・ブラザーズ・バンド シングル 年表 | ||||||||
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「ランブリン・マン」(Ramblin' Man)は、オールマン・ブラザーズ・バンドが1973年に発表したカントリーロックの楽曲。グループの代表曲の一つである。
概要
[編集]1973年8月1日発売のアルバム『ブラザーズ&シスターズ』に本作品は収録された[2]。作詞・作曲はディッキー・ベッツ。ハンク・ウィリアムズの同名の曲に触発されて書かれた[3]。リード・ボーカルもベッツが担当した。
アルバムはビルボードのアルバム・チャートで1位を記録し[4]、8月にシングルカットされた「ランブリン・マン」は10月13日付のビルボード・Hot 100で2位を記録した[5]。また、キャッシュボックス Top 100では1位を獲得した。
本作品はデュアン・オールマンが存命中の1971年4月に行われたジャム・セッションですでに演奏されている(ブートレッグ『The Gatlinburg Tapes』で聴くことができる)[6]。ブッチ・トラックスによれば、バンドのメンバーはみな優れた歌であることに気づいていたが、当時の彼らにはカントリー色が強すぎたためレコードにするのをためらったという[7]。
レコーディングはギタリストのレス・デューデックを迎え、1972年10月に行われた。ベリー・オークリーは同年11月11日にオートバイ事故によりこの世を去った。
1973年9月26日にサンフランシスコのウィンターランドで行ったコンサートでのライブ・バージョンが、2枚組のライブ・アルバム『熱風』(1976年)に収録された。
演奏者
[編集]- ディッキー・ベッツ - リード・ギター、リード・ボーカル
- レス・デューデック - リード・ギター
- グレッグ・オールマン - オルガン、バッキング・ボーカル
- チャック・リーヴェル - ピアノ、バッキング・ボーカル
- ベリー・オークリー - ベース
- ブッチ・トラックス - ドラムス、パーカッション
- ジェイモー - ドラムス、コンガ
脚注
[編集]- ^ 45cat - The Allman Brothers Band - Ramblin Man / Pony Boy - Capricorn - USA - CPR 0027
- ^ スコット・フリーマン 著、菅野彰子 訳『オールマン・ブラザーズ・バンド』音楽之友社、1997年5月10日、176頁。ISBN 4-276-23498-0。
- ^ Myers, Marc (2014年2月13日). “How the Allman Brothers' "Ramblin' Man" Was Born”. The Wall Street Journal. Dow Jones & Company, Inc. 2016年2月6日閲覧。
- ^ The Allman Brothers Band | Awards | AllMusic
- ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF OCTOBER 13, 1973
- ^ Paul, Alan (2014). One Way Out: The Inside History of the Allman Brothers Band. St. Martin's Press. pp. 181. ISBN 978-1250040497
- ^ Paul, Alan (2014). One Way Out: The Inside History of the Allman Brothers Band. St. Martin's Press. pp. 183. ISBN 978-1250040497