ピエンツァ

	ピエンツァ市街の歴史地区; （イタリア）
	ピエンツァ市街
英名	Historic Centre of the City of Pienza
仏名	Centre historique de la ville de Pienza
登録区分	文化遺産
登録基準	(1), (2), (4)
登録年	1996年
公式サイト	世界遺産センター（英語）
地図
	使用方法・表示

ピエンツァ; Pienza
行政
国	イタリア
州	トスカーナ
県／大都市	シエーナ
CAP（郵便番号）	53026
市外局番	0578
ISTATコード	052021
識別コード	G602
分離集落	Monticchiello
隣接コムーネ	#隣接コムーネ参照
公式サイト	リンク
人口
人口	1966 人 (2024-01-01 )
人口密度	16 人/km2
文化
住民の呼称	pientini
守護聖人	聖アンドレーア (Sant'Andrea Apostolo)
祝祭日	11月30日
地理
座標	北緯43度04分43秒東経11度40分44秒 / 北緯43.07861度東経11.67889度座標: 北緯43度04分43秒東経11度40分44秒 / 北緯43.07861度東経11.67889度
標高	491 m
面積	122.53 km2
	ピエンツァの位置
	; シエーナ県におけるコムーネの領域
	ポータルイタリア
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ピエンツァ (伊: Pienza) は、イタリア共和国トスカーナ州シエーナ県にある、人口約2,000人の基礎自治体（コムーネ）。

市街地の歴史地区 (centro storico) は1996年に世界遺産に登録されている。

地理

位置・広がり

隣接コムーネ

隣接するコムーネは以下の通り。

気候分類・地震分類

ピエンツァにおけるイタリアの気候分類 (it) および度日は、zona E, 2113 GGである^[3]。また、イタリアの地震リスク階級 (it) では、zona 3 (sismicità bassa) に分類される^[4]。

歴史

シエナの貴族ピッコロミニ(Piccolomini)家が神聖ローマ帝国皇帝のフリードリヒ2世からヴァル・ドルチャの地を与えられ、ピエンツァもその一部に含まれていた。当初、ピエンツァはコルシャーノという小さな村落に過ぎなかった。だが、このコムーネ出身のピウス2世が教皇となると、ピウス2世はこの地を自らにちなんでピッコロミニと名づけ、理想のルネッサンス期の街づくりに挑んだ。フィレンツェの建築家ベルナルド・ロッセリーノを呼び寄せると、1459年から工事が始まり、大聖堂を始めとする豪奢を凝らした数々の建造物を残した^[5]。大聖堂、教皇の館が連なるピッコロミニ広場などの街並みは世界遺産として現存している。