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フェリシティ・ジョーンズ

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フェリシティ・ジョーンズ
Felicity Jones
Felicity Jones
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ジャパン・プレミアでのフェリシティ・ジョーンズ(2016年)
本名 Felicity Rose Hadley Jones[1]
生年月日 (1983-10-17) 1983年10月17日(41歳)
出生地 イングランドの旗 イングランド バーミンガム
国籍 イギリスの旗 イギリス
身長 160cm
職業 女優
活動期間 1996年 -
配偶者 チャールズ・ガード(2018年 - )
主な作品
今日、キミに会えたら
あなたとのキスまでの距離
アメイジング・スパイダーマン2
博士と彼女のセオリー
インフェルノ
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
ビリーブ 未来への大逆転
イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり
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フェリシティ・ローズ・ハドリー・ジョーンズ(Felicity Rose Hadley Jones, 1983年10月17日[1] - )は、イギリス女優モデルである。

生い立ち

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バーミンガムで生まれ[1]ボーンビル英語版で育った[2]。兄が1人おり、母は広告関係の仕事をし、父はジャーナリストだった[3]。3歳のときに両親が離婚し、兄とともに母親に引き取られる[3][4]。高祖母はイタリアルッカ出身のイタリア人だった[5]

王立ノートン女学校英語版卒業後、キング・エドワード6世記念ハンドワース校英語版に進学してAレベルを修了し、ギャップ・イヤー期間中はBBCのテレビシリーズ『Servants』に出演していた。2006年にオックスフォード大学ウォーダム校英語版を卒業する[6]。学生時代は『アッティス』で主演を演じるなど演劇活動を行い[7]、2005年には『間違いの喜劇』のツアーで日本を訪れ、ハリー・ロイドと共演している[8]

キャリア

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『ローグ・ワン』ジャパン・プレミアに出席するフェリシティ・ジョーンズ、ギャレス・エドワーズディエゴ・ルナ

ジョーンズは父と叔父で俳優のマイケル・ハドリーの勧めにより、演技の道へ進むことを決めた[9]。また、母も映画や舞台に関心を持っていた[3]。演技経験は11歳の時、セントラル・テレビジョンが設立したアフタースクール・ワークショップで始まった[3]。『ミルドレッドの魔女学校』でテレビシリーズに初出演するが、家庭の事情により第2シーズンからは降板する[4]。2001年の続編『Weirdsister College』 では同じ役でシリーズに復帰を果たした[9]。2003年にBBCのテレビシリーズ『Servants』に出演した[10]。2007年にITVの『Northanger Abbey』で主要キャストとして出演した。この時期に最も長期間出演していたのは、BBCラジオ4英語版昼ドラThe Archers』で、2009年まで出演した[4]

2008年に『情愛と友情』『フラッシュバック』に出演しており[11]、『ドクター・フー』のエピソード「The Unicorn and the Wasp」やドンマー・ウエアハウスで上演された『The Chalk Garden』にも出演している[12]。2009年1月に『アンネの日記』に出演し、5月下旬に開催されたハイ・タイド・フェスティバルではアンソニー・ミンゲラの『Hang Up』に出演している[13]。2010年には『Cemetery Junction』にヒロイン役で出演している[14]。また、『Soulboy[15]や『テンペスト』にも出演している。

2011年1月29日、『今日、キミに会えたら』での演技を評価され、サンダンス映画祭でドラマ部門特別審査員賞を受賞した[4]。彼女は映画で髪色を変えており、会話シーンは完全にアドリブだった[4]。また、彼女の演技力は『17歳の肖像』でアカデミー賞にノミネートされたキャリー・マリガンと比較された[4]。彼女はハリウッド映画賞でも『今日、キミに会えたら』での演技を評価された[16]。3月に『ゴシップガール』に出演し、そのために2か月間サンクト・アントン・アム・アールベルクでスノーボードの訓練を行った[4]。また、同年にバーバリーのニューフェイスとして起用され[4]、11月にはドルチェ&ガッバーナのニューフェイスに起用された[17]。2013年に『エレン・ターナン 〜ディケンズに愛された女〜英語版』で主役のエレン・ターナン英語版を演じた。ジョーンズは以前、研究を通じてターナンの人生を学んでいる[18]

2014年には『アメイジング・スパイダーマン2』にフェリシア役で出演している[19][20]。『博士と彼女のセオリー』ではヒロインであるジェーン・ホーキングを演じ、アカデミー主演女優賞にノミネートされた。彼女はエージェントから渡された脚本を読んだ後、「これは単純な伝記映画ではなくラブストーリーですね」と語ったという[21]。また、ホーキングに直接会い演じる際の協力を得ている[22]。2015年2月に『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主役ジン・アーソ役に起用された[23]。2016年には『インフェルノ』にも出演して重要人物であるシエナ・ブルックス役を演じた。ジョーンズは『インフェルノ』への出演を決めた後、ブルックスのキャラクターについて理解を深めるために美術館を訪れている[24]。2018年には現役のアメリカ合衆国最高裁判所判事であるルース・ベイダー・ギンズバーグが弁護士時代に史上初の男女平等裁判に挑んだ実話を描いた伝記映画『ビリーブ 未来への大逆転』でギンズバーグ役に起用された。

私生活

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オックスフォード大学ラスキン美術学校英語版で出会った彫刻家・コンセプチュアルアーティストのエド・フォーニレス英語版と共にイーストエンド・オブ・ロンドンで暮らしていたが、2013年に破局している[4][25][26]。2015年から映画監督のチャールズ・ガードと交際を始め、2017年5月に婚約を発表[27]。2018年6月30日にイギリスのオックスフォードシャーにあるスードリー城英語版で挙式を行い結婚した[28]

主な出演

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映画

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映画 役名 備考 吹き替え
1996 The Treasure Seekers Alice Bastable
2007 ノーサンガー・アベイ
Northanger Abbey
Catherine Morland ITVテレビ映画
2008 フラッシュバック
Flashbacks of a Fool
若年期のルース 日本劇場未公開
情愛と友情
Brideshead Revisited
Lady Cordelia Flyte 日本劇場未公開
2009 わたしの可愛い人 シェリ
Chéri
エドメ
2010 Cemetery Junction Julie
Soulboy Mandy
テンペスト
The Tempest
ミランダ
2011 今日、キミに会えたら
Like Crazy
アンナ サンダンス映画祭審査員特別賞(ドラマ部門)
ゴッサム・インディペンデント映画賞ブレイクスルー俳優賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞ブレイクスルー演技賞
エンパイア賞新人女優賞
日本劇場未公開
清水理沙
ルーキー・ハウス・ガール
Chalet Girl
キム 日本劇場未公開
Albatross Beth
MI5:消された機密ファイル
Page Eight
ジュリアン・ウォリッカー BBCテレビ映画
ヒステリア
Hysteria
エミリー・ダリンプル
2012 Cheerful Weather for the Wedding Dolly Thatchem
2013 あなたとのキスまでの距離
Breathe In
ソフィー 日本劇場未公開 永田亮子
エレン・ターナン 〜ディケンズに愛された女〜
The Invisible Woman
ネリー・ターナン 日本劇場未公開
2014 MI5:世界を敵にしたスパイ
Salting the Battlefield
ジュリアン・ウォリッカー BBCテレビ映画
アメイジング・スパイダーマン2
The Amazing Spider-Man 2
フェリシア 森夏姫
博士と彼女のセオリー
The Theory of Everything
ジェーン・ワイルド・ホーキング 第87回アカデミー賞・主演女優賞ノミネート
第13回ワシントンD.C.映画批評家協会賞・主演女優賞ノミネート
第12回アイオワ映画批評家協会賞・主演女優賞 第2位
第72回ゴールデングローブ賞・女優賞(ドラマ部門)ノミネート
佐古真弓
2015 トゥルー・ストーリー
True Story
ジル 日本劇場未公開 (吹き替え版なし)
2016 アウトバーン
Collide
ジュリエット 合田絵利
怪物はささやく
A Monster Calls
母親 実川貴美子
インフェルノ
Inferno
シエナ・ブルックス 佐古真弓
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
Rogue One: A Star Wars Story
ジン・アーソ 渋谷はるか
2018 ビリーブ 未来への大逆転
On the Basis of Sex
ルース・ベイダー・ギンズバーグ (吹き替え版なし)
2019 イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり
The Aeronauts
アメリア・レン 佐古真弓
2020 銀のドラゴン ファイアドレイク
Dragon Rider
ソレル 声の出演 櫻庭有紗
ミッドナイト・スカイ
The Midnight Sky
サリー 渋谷はるか
2021 愛しい人から最後の手紙
The Last Letter from Your Lover
エリー・ヘイワース 兼製作総指揮
2023 Dead Shot Catherine
2024 ブルータリスト
The Brutalist
エルジェーベト・トート
TBA Oh. What. Fun. ポストプロダクション
Train Dreams Gladys Grainer ポストプロダクション
100 Nights of Hero ポストプロダクション

テレビシリーズ

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シリーズ 役名 備考 吹き替え
1998 ミルドレッドの魔女学校
The Worst Witch
エセル・ハロウ Series one
2001 Weirdsister College エセル・ハロウ
2003 Servants Grace May
2007 Cape Wrath Zoe Brogan
2008 ドクター・フー
Doctor Who
ロビーナ・レッドモンド エピソード "The Unicorn and the Wasp"
2009 アンネの日記
The Diary of Anne Frank
マルゴット・フランク 全5話のミニシリーズ 小橋知子
2014 GIRLS/ガールズ
Girls
Dot 第3シーズン第10話 「人妻ハンナ」
2017 スター・ウォーズ/フォース・オブ・デスティニー
Star Wars Forces of Destiny
ジン・アーソ 計2話声の出演

他の作品

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出典

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  1. ^ a b c Felicity Jones Biography: Film Actress (1983–)”. Biography.com (FYI / A&E Networks). 22 January 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。27 December 2016閲覧。
  2. ^ Young, Graham (21 February 2014). “Acting is like a drug, something Felicity Jones can't live without”. Birmingham Post. オリジナルの4 November 2016時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161104043946/http://www.birminghampost.co.uk/whats-on/film-news/birmingham-born-actress-felicity-jones-talks-6721792 2 November 2016閲覧。 
  3. ^ a b c d Cadwalladr, Carole (20 February 2011). “Felicity Jones: 'There's a sensation when you're performing of release'”. The Observer (London). オリジナルの21 December 2016時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161221065834/https://www.theguardian.com/film/2011/feb/20/felicity-jones-chalet-girl-interview 3 August 2011閲覧. "She grew up in Bournville, the model village south of Birmingham. Her parents met while working on the Wolverhampton Express and Star when they were in their early 20s. 'My mother worked in advertising and my father was a journalist. But they split up when I was three and I grew up in a single-parent family. My mum brought my brother and I up.'" 
  4. ^ a b c d e f g h i Grant, Olly (2011年7月31日). “Felicity Jones: rising star”. The Daily Telegraph. http://www.telegraph.co.uk/culture/film/starsandstories/8668333/Felicity-Jones-rising-star.html 2011年8月3日閲覧。 
  5. ^ Felicity Jones Loves to Cook” (YouTube Video). Jimmy Kimmel Live (26 October 2016). 27 October 2016閲覧。 “My great-great-grandmother was Italian ... and she was from Lucca, in Tuscany,”
  6. ^ Singh, Anita (15 January 2015). “Felicity Jones: from The Archers to the Oscars”. The Daily Telegraph (UK). オリジナルの4 November 2016時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161104092132/http://www.telegraph.co.uk/news/celebritynews/11348974/Felicity-Jones-from-The-Archers-to-the-Oscars.html 2 November 2016閲覧。 
  7. ^ Moss, Deborah (9 June 2005). “Mythologies”. The Oxford Student. 1 May 2007時点のオリジナルよりアーカイブ。15 April 2010閲覧。
  8. ^ “Who is Felicity Jones? Things you didn't know about the Rogue One star”. Birmingham Mail. (9 February 2017). http://www.birminghammail.co.uk/whats-on/film-news/who-rogue-one-felicity-jones-8454979 
  9. ^ a b White, Lesley (2008年9月28日). “Felicity Jones: Ambridge goes to Brideshead”. The Sunday Times. 2010年4月15日閲覧。
  10. ^ Drama – Servants”. BBC. 7 September 2012閲覧。
  11. ^ Fanning, Ewan. (13 April 2008). "I reckon I never had that much sex as a kid". Interview with Daniel Craig. Irish Independent. Retrieved 13 April 2008.
  12. ^ "Roger takes on Piaf at Donmar Archived 21 April 2008 at the Wayback Machine.". 18 April 2008. Official London Theatre Guide. Retrieved 18 April 2008.
  13. ^ HighTide: Festival Theatre”. HighTide. 8 October 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。12 July 2009閲覧。
  14. ^ Ricky Gervais talks Cemetery Junction”. Indie London. 1 May 2009閲覧。
  15. ^ Soulboy”. Ipso Facto Films. 15 April 2010閲覧。
  16. ^ 2011 Hollywood Film Awards Honorees”. Yahoo! Movies (7 October 2011). 25 October 2011閲覧。
  17. ^ Whitelocks, Sadie (29 November 2011). “Who's that girl? Brit actress Felicity Jones is new face of D&G”. Daily Mail (London). http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2067689/Whos-girl-Brit-actress-Felicity-Jones-new-face-D-G.html 11 December 2012閲覧。 
  18. ^ “Felicity Jones: The Invisible Woman no more”. The Sydney Morning Herald. (18 April 2014). http://www.smh.com.au/entertainment/movies/felicity-jones-the-invisible-woman-no-more-20140417-36uoe.html 
  19. ^ Amazing Spider-Man 2 Must Read: Marc Webb On Goblins, Internet Rumors And 'Thinking Bigger'”. Cinema Blend (20 July 2013). 2018年7月1日閲覧。
  20. ^ Felicity Jones Drops a Big Spoiler for The Amazing Spider-Man Franchise”. SuperHero Hype (17 July 2013). 2018年7月1日閲覧。
  21. ^ “Felicity Jones on The Theory of Everything and Meeting the Real Mrs. Stephen Hawking”. Vogue. (6 November 2014). http://www.vogue.com/article/felicity-jones-the-theory-of-everything-jane-hawking 
  22. ^ Nianas, Helen. “Stephen Hawking's ex-wife Jane: 'I thought Felicity Jones was me' in Oscar-nominated The Theory of Everything”. Independent. https://www.independent.co.uk/news/people/stephen-hawkings-ex-wife-jane-i-thought-felicity-jones-was-me-in-oscar-nominated-the-theory-of-10068961.html 
  23. ^ Kroll, Justin (3 February 2015). “Felicity Jones to Play Lead Role in 'Star Wars' Spinoff Movie”. Variety. 2018年7月2日閲覧。
  24. ^ Siegel, Tatiana (12 October 2016). “Felicity Jones on 'Rogue One' Reshoots, 'Inferno' Reluctance and Anton Yelchin's "Devastating" Death”. The Hollywood Reporter. http://www.hollywoodreporter.com/features/felicity-jones-rogue-one-reshoots-937569 
  25. ^ Eyre, Hermione (2010年3月26日). “The dream team: Ricky Gervais's bright young things”. ES Magazine. 2010年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月15日閲覧。
  26. ^ Eyre, Hermione (26 March 2010). “The dream team: Ricky Gervais's bright young things”. London Evening Standard. 28 March 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。15 April 2010閲覧。
  27. ^ Mizoguchi, Karen (18 May 2017). “Felicity Jones Is Engaged”. Vogue. 10 October 2017閲覧。
  28. ^ “フェリシティ・ジョーンズ、映画監督の恋人と結婚!”. シネマカフェ. (2018年7月3日). https://www.cinemacafe.net/article/2018/07/03/57401.html 2018年7月4日閲覧。 
  29. ^ Profile in The Belfast Telegraph
  30. ^ [1]

外部リンク

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