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フェリールビー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フェリールビー
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本(1970-1982)
所有者 ダイヤモンドフェリー(1970-1982)
運用者 ダイヤモンドフェリー(1970-1982)
建造所 尾道造船
母港 大分
IMO番号 7025944
改名 フェリールビー(1970-1982)
SWEET RORO(1982-)
経歴
進水 1970年
竣工 1970年9月[1]
就航 1970年9月
要目
総トン数 4,619 トン[1]
載貨重量 1,478 トン[1]
全長 117.5 m[1]
20.7 m[1]
深さ 6.1 m[1]
満載喫水 4.4 m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 川崎M.A.N. V8V22/130 4基
推進器 2軸[1]
最大出力 8,080馬力(連続)[1]
航海速力 18.0ノット[1]
旅客定員 1,025名[1]
乗組員 48名
車両搭載数 トラックおよびバス50台、乗用車100台[1]
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フェリールビーは、ダイヤモンドフェリーが運航していたフェリー

概要

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フェリーゴールドフェリーパールに続く第三船として尾道造船で建造され、1970年9月に神戸 - 松山 - 大分航路に就航した。

1976年2月、愛媛阪神フェリーより用船したおくどうご2の就航により、定期運航から外れ予備船となる。

1982年12月、おくどうご6おくどうご8の就航により引退した。

その後、海外売船され、フィリピンのSweet Line Inc. でSWEET ROROとなった。フィリピン初のRO-RO貨客船としてマニラ - セブ航路に就航した。

航路

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ダイヤモンドフェリー

フェリーゴールドフェリーパールと本船の3隻で就航。本船の就航により毎日便1便、隔日便1便の運航体制となった。

設計

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先に建造されたフェリーゴールドの拡大改良型で、航海船橋甲板と船体後部に船室が増設され、総トン数が約600トン増加した。この設計変更により車両搭載能力は変わらないものの、旅客定員が増やされた。船体、機関の諸元はほぼ同一とされたため、喫水が深くなり、航海速力が0.3ノット低下している[1]

船体は上層からA・B・Cデッキ、ワゴンデッキと呼称されており、A・Bデッキは旅客区画、Cデッキは前方が旅客区画、後方が乗用車搭載区画、ワゴンデッキは大型車搭載区画となっている。ワゴンデッキの船首および船尾にランプウェイを装備する[2]

船内

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船室

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  • 特別室
    • A洋室
    • B洋室
    • 和洋室
  • 一般室

設備

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  • 食堂

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 世界の艦船(1972年8月号,p37)
  2. ^ 世界の艦船(1972年8月号,p52)