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フランクリン・バレト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フランクリン・バレト
Franklin Barreto
オークランド・アスレチックス時代
(2019年7月30日)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 カラカス
生年月日 (1996-02-27) 1996年2月27日(28歳)
身長
体重
5' 10" =約177.8 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手二塁手
プロ入り 2012年 アマチュアFA
初出場 2017年6月24日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

フランクリン・ホセ・バレト・ロハスFranklin Jose Barreto Rojas, 1996年2月27日 - )は、ベネズエラカラカス出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。

メディアによっては「バレート」、「バーレト」と表記されることもある。

経歴

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プロ入りとブルージェイズ傘下時代

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2012年トロント・ブルージェイズと契約してプロ入り[1]

2013年に傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロデビュー。アパラチアンリーグのルーキー級ブルーフィールド・ブルージェイズ英語版でもプレーし、2球団合計で59試合に出場して打率.276、4本塁打、26打点、10盗塁を記録した。

2014年はA-級バンクーバー・カナディアンズでプレーし、73試合に出場して打率.311、6本塁打、61打点、29盗塁を記録した。

アスレチックス時代

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2014年11月28日にジョシュ・ドナルドソンとのトレードで、ブレット・ロウリーケンドール・グレーブマンショーン・ノリンと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した[2]

2015年は傘下のA+級ストックトン・ポーツでプレーし、90試合に出場して打率.302、13本塁打、47打点、8盗塁を記録した。

2016年はAA級ミッドランド・ロックハウンズとAAA級ナッシュビル・サウンズでプレーし、2球団合計で123試合に出場して打率.284、11本塁打、53打点、30盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。11月18日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]

2017年は開幕からAAA級ナッシュビルでプレーし、6月24日にメジャー初昇格を果たした。メジャーデビューとなった同日のシカゴ・ホワイトソックス戦では「7番・二塁手」で先発出場し、ジェームズ・シールズからメジャー初本塁打を放った[4]。また、この試合では同僚のマット・オルソンジェイコブ・ブラグマンもメジャー初本塁打を放っており、同一チームの3選手が初本塁打を記録するのはMLB史上初だった[5]。この年メジャーでは25試合に出場して打率.197、2本塁打、6打点、2盗塁を記録した。

2018年は32試合に出場して打率.233、5本塁打、16打点を記録した。

2019年は23試合に出場して打率.123、2本塁打、5打点、1盗塁を記録した。

エンゼルス時代

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2020年8月28日にトミー・ラステラとのトレードで、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[6]

2021年は右肘を痛めて開幕を故障者リストで迎えた。5月にはトミー・ジョン手術を受けており[7]、この年は全休した。レギュラーシーズン終了後の10月21日にマイナー契約となった後、23日にFAとなった[8]

アストロズ傘下時代

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2022年3月22日にヒューストン・アストロズとマイナー契約を結んだ[9]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2017 OAK 25 76 71 10 14 1 2 2 25 6 2 0 0 0 5 0 0 33 1 .197 .250 .352 .602
2018 32 75 73 10 17 4 0 5 36 16 0 0 0 0 1 0 1 29 3 .233 .253 .493 .746
2019 23 58 57 6 7 2 0 2 15 5 1 0 0 0 1 0 0 23 0 .123 .138 .263 .401
2020 15 10 10 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 0 .000 .000 .000 .000
LAA 6 18 17 0 2 0 0 0 2 2 1 0 0 0 0 0 1 8 0 .118 .167 .118 .284
'20計 21 28 27 5 2 0 0 0 2 2 1 0 0 0 0 0 1 15 0 .074 .107 .074 .181
MLB:4年 101 237 228 31 40 7 2 9 78 29 4 0 0 0 7 0 2 100 4 .175 .207 .342 .549
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績

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二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS) 左翼(LF)
















































2017 OAK 10 12 21 1 2 .971 - 11 16 33 3 10 .942 -
2018 26 35 36 2 6 .976 - 2 3 3 0 0 1.000 -
2019 17 18 40 4 5 .935 - 5 2 6 1 3 .889 -
2020 4 1 3 0 0 1.000 - 3 1 2 0 1 1.000 -
LAA 2 3 4 0 1 1.000 2 2 3 0 0 1.000 1 1 1 1 0 .667 1 3 0 0 0 1.000
'20計 6 4 7 0 1 1.000 2 2 3 0 0 1.000 4 2 3 1 1 .833 1 3 0 0 0 1.000
MLB 59 69 104 7 14 .961 2 2 3 0 0 1.000 22 23 45 5 14 .932 1 3 0 0 0 1.000
  • 2021年度シーズン終了時

背番号

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  • 1(2017年 - 2019年)
  • 4(2020年 - 同年8月27日)
  • 8(2020年9月2日 - 同年終了)

脚注

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  1. ^ Zach Links (2012年7月6日). “Blue Jays Sign Franklin Barreto” (英語). mlbtraderumors.com. 2017年11月6日閲覧。
  2. ^ A's trade third baseman Donaldson to Toronto” (英語). MLB.com (2014年11月28日). 2017年11月6日閲覧。
  3. ^ John Hickey (2016年11月18日). “Blackburn, Barreto among five promoted to 40-man roster by A’s” (英語). Mercury News. 2017年11月6日閲覧。
  4. ^ A's top prospect Franklin Barreto blasts HR in major-league debut” (英語). ESPN (2017年6月25日). 2017年11月6日閲覧。
  5. ^ 同一チームでは史上初 1試合で3選手がメジャー初本塁打”. スポーツニッポン (2017年6月25日). 2017年11月6日閲覧。
  6. ^ Athletics To Acquire Tommy La Stella For Franklin Barreto” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月29日閲覧。
  7. ^ Connor Byrne (2021年5月11日). “Franklin Barreto To Undergo Tommy John Surgery” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月6日閲覧。
  8. ^ MLB公式プロフィール参照。2022年6月6日閲覧。
  9. ^ Anthony Franco (2022年3月22日). “Astros, Franklin Barreto Agree To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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