フリーダム級沿海域戦闘艦
フリーダム級沿海域戦闘艦 | |
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基本情報 | |
艦種 | 沿海域戦闘艦(LCS) |
運用者 | アメリカ海軍 |
建造費 | 3億6,200万USドル[1] |
建造期間 | 2005年 - 建造中 |
就役期間 | 2008年 - 現在 |
建造数 | 16隻 |
前級 |
オリバー・H・ペリー級(FFG) アヴェンジャー級(MCM) |
次級 | コンステレーション級(FFG) |
要目 | |
軽荷排水量 | 2,707トン[2] |
満載排水量 | 3,292トン[2] |
全長 | 115.2 m[2] |
最大幅 | 17.4 m[2] |
吃水 | 3.96 m[2] |
機関方式 | CODAG方式 |
主機 |
|
推進器 | ウォータージェット推進器×4軸 |
出力 | 115,400馬力 |
速力 | 45ノット[3] |
航続距離 | 3,550海里 (18kt巡航時)[2] |
乗員 |
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兵装 |
SuWパッケージ装備時 |
搭載機 |
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C4ISTAR | COMBATSS-21戦術情報処理装置 |
FCS | ドルナ 電子光学式 |
レーダー | |
ソナー | 2087型曳航ソナー搭載可能 |
電子戦・ 対抗手段 |
|
フリーダム級沿海域戦闘艦(英語: Freedom-class littoral combat ship)は、アメリカ海軍の沿海域戦闘艦(LCS)の艦級。アメリカ海軍の関連団体であるアメリカ海軍協会(USNI)では哨戒艦[2]、ジェーン海軍年鑑ではフリゲートとして種別している[3]。
来歴
[編集]沿海域戦闘艦のコンセプトは、1998年、当時海軍大学校(NAVWARCOL)の校長であったアーサー・セブロウスキー提督が提唱したストリート・ファイター・コンセプトに由来する。これは、同提督が提唱し、アメリカ海軍の新たな指導原理として採用されたネットワーク中心戦 (NCW)の概念に基づき、アメリカ海軍が採るべき方針について洞察するなかで見出されたもので、従来のハイ-ロー-ミックスの概念に起源を有しつつも、これを根本から覆している、きわめて大胆なコンセプトであった。スプルーアンス級駆逐艦とオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートに見られるような従来のハイ-ロー-ミックス・コンセプトにおいては、高戦闘力・高コストのユニットが前線に配置され、低戦闘力・低コストのユニットは後方など脅威レベルの低い区域に配置される。これに対し、ストリート・ファイター・コンセプトで建造される艦は、低コストではあるが、NCWを活用して強力な戦闘力の発揮を導き、かつ、その名のとおりに沿海域の前線で攻撃的に活用されるのである[9]。
当時、アメリカ海軍は既に、新世代の水上戦闘艦のあるべき姿としてSC-21コンセプトを採択し、これに基づいて巡洋艦級のCG-21、駆逐艦級の DD-21の整備計画を策定中であったが、SC-21計画は2001年に突如中止され、ストリート・ファイター・コンセプトを導入しての再計画が行なわれた。これは、下記の2点について、従来のSC-21計画には重大な問題が内包されていることが判明したことによるものである[9]。
- 多様化する任務に単一の設計で対処するには限界がある(当該任務に不要な兵器群を全て船に携行すると費用も整備要員も膨張する)。CG-21とDD-21は同一の設計に基づくこととなっていたが、計画開始後に次々と追加される任務に対応するため、先行して計画されたDD-21は既に巡洋艦級と評されるまでに肥大化しており、なおも装備不足が指摘されており、その一方で肥大化によって沿海域での戦闘には不適となりつつあった。
- 2000年に発生した米艦コール襲撃事件で確認されたとおり、沿海域戦闘においては、安価な武器でも、高価格・高性能な艦に近寄り、大きな損害を与えうる (Cheap Killの危険性)。従って、少数の高価格・高性能な艦に頼り、これを不用意に前線に展開することは極めて危険である。自爆ボートなどの民間擬装船は、優れたレーダーを持つ大型艦にも接近攻撃が可能で(魚雷艇の魚雷に対するジャミングもリアクションタイムが必要な事もあり)、回避力に優れた高速小型艦を量産して前方展開することが望ましい。
また冷戦終結後より、アメリカ軍は戦争以外の軍事作戦(MOOTW)のニーズ増大に直面していた。麻薬戦争では、密輸阻止を目的とした海上治安活動が行われていたが、沿岸警備隊だけでは戦力が不足しており、アメリカ海軍も支援にあたっていた。海軍は、主としてオリバー・ハザード・ペリー級、スプルーアンス級、アーレイ・バーク級を充当していたが、スプルーアンス級およびアーレイ・バーク級では重厚長大に過ぎ、一方で小型のオリバー・ハザード・ペリー級では、密輸業者が使用する高速船を追蹤するには速力不足であった。また、スプルーアンス級は2000年頃、オリバー・ハザード・ペリー級も2010年頃の退役が見込まれていたことから、代替艦の建造が必要になっていた[10]。
このことから、SC-21計画中止後の再編成において、ミサイル巡洋艦『CG(X)』、ミサイル駆逐艦『DD(X)』との組み合わせのもと、MOOTW任務に適合する新型水上艦として、ストリート・ファイター・コンセプトをより具体化して計画されたのが、沿海域戦闘艦LCSである[9][10]。
設計
[編集]本級は、LCS計画に対してロッキード・マーティン社が提出した設計にもとづいて建造されている。なお主契約者であるロッキード・マーティン社はリード・システム・インテグレータとして開発を統括しており、その下に、船体基本設計を担当するギブス&コックス社やフィンカンティエリ社、ロールス・ロイス社など、様々な企業が分担する形で開発作業が進められた。
船体
[編集]設計は半滑走船型の単胴船型(セミプレーニング・モノハル)であり、フィンカンティエリ社が建造した高速船「デストリエーロ」やMDV-3000型高速フェリーなどで開発された技術が導入されている。主船体は鋼として抗堪性に配慮する一方、軽量化のため、上部構造物にはアルミニウム合金が多用されている[11]。
極めて優れた運動特性を有しており、全速航行時でも8船長以下で360度旋回が可能であり、30ノット・満載状態では、3船長で180度回頭できる。また浅吃水をいかして、浅海域への進出能力が優れているほか、入港可能な港湾数も増加しており、従来のミサイル駆逐艦が全世界で362港であったのに対し、本級では2,500港以上となっている[11]。当初は、他の艦と同様に灰色の低視認塗装を用いていたが、沿海域での活動を想定していることから、ネームシップは2013年2月より新しい迷彩塗装に変更されている[2]。
機関
[編集]主機関にはCODAG方式を採用しており、巡航機としてはSEMT ピルスティク16PA6B STCディーゼルエンジン(単機出力8,700馬力; フェアバンクス・モースによるライセンス生産機)、加速機としてはロールス・ロイス マリン トレントMT30ガスタービンエンジン(単機出力48,275馬力)が搭載される。推進器としてはロールス・ロイス社製のカメワ153SIIウォータージェット推進器が採用された[2][3]。静止状態から最大戦速まで2分以下、30ノットから停止までの距離は3船長以下である[11]。
ただし、米海軍初のロールス・ロイス社製ガスタービンで、しかも新開発の大出力エンジンであるマリントレントMT30ガスタービンエンジンを採用したこともあって[注 1]、機関部のトラブルが散見されており、2010年9月12日には1番艦でマリントレントMT30のタービン翼飛散事故[13]、2015年12月には3番艦、また2016年1月には2番艦で減速機の故障が生じた[14]。この減速機の問題は深刻で、後述の初期建造艦の早期退役の一因となった[15]。
装備
[編集]本艦は、自衛用の最低限の装備を基本として、これに加えて、任務に対応するための各種装備を柔軟に搭載することを計画している。これらの装備は、艦のC4ISRシステムを中核として連接され、システム艦として構築される。
固定装備
[編集]アメリカ軍の新しい戦闘指導原理であるネットワーク中心戦 (NCW)コンセプトに準拠して開発された本艦にとって、最重要の装備といえるのがC4ISRシステムである。戦術情報処理装置としては新開発のCOMBATSS-21が搭載された[3]。これは、艦隊で運用されてきたイージスシステム(AWS)、AN/SQQ-89統合対潜戦システムと共通の技術を用いて開発されたオープンアーキテクチャ化システムである[11]。
主センサーとしては、比較的簡素なTRS-3D 3次元レーダーが搭載されている[2][3]。ただし必要に応じて、AN/SPY-1Kのような多機能レーダーに換装できる余地が確保されている[11]。
艦砲としては、艦首甲板にユナイテッド・ディフェンス社のMk.110 57ミリ単装速射砲を装備する。砲射撃指揮装置(GFCS)としては、電子光学式のFABA社製ドルナを用いている。また近接防空ミサイル・システムとして、後部上部構造物上にRIM-116 RAMの21連装発射機を搭載する[2][3][11]。
ミッション・パッケージ
[編集]沿海域戦闘艦のコンセプトにもとづき、本級は装備のモジュール化を進めている。代表的なミッション・パッケージとしては下記のようなものがある[16]。
- 対機雷戦(MCM)
- 30フィートまでの浅深度の機雷に対してはMH-60S搭載のALMDS機雷探知機およびAMNS機雷処分具、30フィート以深の機雷に対してはROVを用いた遠隔機雷捜索システム(RMS)を用いる構成とされている[16]。
- 対水上戦(SuW)
- 艦固有の57ミリ単装速射砲に加えて、Mk.46 30ミリ単装機銃2基と艦対艦ミサイル(SSM)、MH-60Rから構成される。SSMとしては、当初は将来戦闘システム(FCS)の一環として陸軍が開発していたNLOS-LSを採用する予定であったが、FCS計画自体の中止に伴って、2010年にNLOS-LSの開発も中止されてしまったことから、海軍は、暫定策としてグリフィンを搭載して、2019年までにより長射程のSSMによって更新する計画としている[16]。
- 対潜戦(ASW)
- 当初は、遠隔機雷捜索システム(RMS)のROV(RMMS)が対潜捜索用ソナーを兼用する計画であったが、この場合、対潜戦の際に母艦の速力・運動性が大幅に制限されることから断念され、タレス社の2087型曳航ソナーをセンサーとして、発見した敵に対してMH-60Rを指向する方式とされた[16]。ただしソナーは後にレイセオン社のAN/SQS-62に変更されたものの、曳航体の安定性などが問題になって開発中止となり、本級の初期建造艦の早期退役の一因となった[15]。
これらのミッション・システムを収容するスペースとして、第2甲板の後半部がミッション・ベイとされており、面積は6,500 sq ft (600 m2)に及ぶ。この甲板は舟艇の運用にも用いられ、艦尾側には艦尾ランプ(スリップ・ウェイ)が設けられており、航走しながらでも搭載艇の発進・揚収が可能である。搭載艇としては、11メートル型複合艇2隻が搭載される。また右舷側にもクレーンを備えたハッチが設けられており、ここは舟艇の運用のほか、ROVなどの着水・揚収にも用いられる[2][11]。舟艇の発進・揚収はシーステート4まで可能である[17]。
その上部の艦尾甲板には5,200 sq ft (480 m2)のヘリコプター甲板が設定されており、上部構造物後端部は床面積5,680 sq ft (528 m2)のハンガーとされている。搭載機はミッション・パッケージに応じて決定されるが、MH-60R/Sヘリコプターのみであれば2機、混載であればMH-60R/Sヘリコプター 1機とMQ-8無人航空機3機を搭載できる[2]。航空機の運用はシーステート5まで可能である[17]。
同型艦
[編集]一覧表
[編集]# | 艦名 | 起工 | 進水 | 就役 | 退役 | 母港 |
---|---|---|---|---|---|---|
LCS-1 | フリーダム USS Freedom |
2005年 6月2日 |
2006年 9月23日 |
2008年 11月8日 |
2021年 9月29日 |
- |
LCS-3 | フォートワース USS Fort Worth |
2009年 7月11日 |
2010年 12月7日 |
2012年 9月22日 |
- | フロリダ州 メイポート海軍補給基地 |
LCS-5 | ミルウォーキー USS Milwaukee |
2011年 10月27日 |
2013年 12月18日 |
2015年 11月21日 |
2023年 9月8日 |
- |
LCS-7 | デトロイト USS Detroit |
2012年 11月8日 |
2014年 10月18日 |
2016年 10月22日 |
2023年 9月29日 | |
LCS-9 | リトルロック USS Little Rock |
2013年 6月27日 |
2015年 7月18日 |
2017年 12月16日 | ||
LCS-11 | スーシティ USS Sioux City |
2014年 2月19日 |
2016年 1月30日 |
2018年 8月22日 |
2023年 8月14日 | |
LCS-13 | ウィチタ USS Wichita |
2015年 2月9日 |
2016年 9月17日 |
2019年 1月12日 |
- | フロリダ州 メイポート海軍補給基地 |
LCS-15 | ビリングス USS Billings |
2015年 11月2日 |
2017年 7月1日 |
2019年 8月3日 | ||
LCS-17 | インディアナポリス USS Indianapolis |
2016年 7月18日 |
2018年 4月18日 |
2019年 10月26日 | ||
LCS-19 | セントルイス USS St. Louis |
2017年 5月17日 |
2018年 12月15日 |
2020年 8月8日 | ||
LCS-21 | ミネアポリス・セントポール USS Minneapolis/St. Paul |
2018年 2月22日 |
2019年 6月15日 |
2022年 5月21日 | ||
LCS-23 | クーパーズタウン USS Cooperstown |
2018年 8月14日 |
2020年 1月19日 |
2023年 5月6日 | ||
LCS-25 | マリネット USS Marinette |
2019年 3月27日 |
2020年 10月31日 |
2023年 9月16日 | ||
LCS-27 | ナンタケット USS Nantucket |
2019年 10月9日 |
2021年 8月7日 |
2024年 11月16日 |
||
LCS-29 | ベロイト USS Beloit |
2020年 7月22日 |
2022年 5月7日 |
|||
LCS-31 | クリーブランド USS Cleveland |
2021年 6月16日 |
2023年 4月15日 |
運用史
[編集]当初は、プロトタイプにあたるフライト0として2隻(LCS-1、LCS-3)の建造が予定され、インディペンデンス級との比較試験の後、勝者が量産型(フライト1)の建造に移行する予定とされていた[12]。しかし2010年11月、計画は変更され、両クラスを並行して整備することとされた[12]。
ただし本級は、量産型であるフライト1ですら、上記の通り減速機の信頼性の不足やASWパッケージの開発失敗などにより、性能面の制約に悩まされていた[15]。このため、2023会計年度で既就役の8隻全艦の運用を終了することとなった[15]。未成艦6隻は新設計の減速機を搭載し、SuWパッケージを搭載した上で、第4艦隊(南方軍)・第5艦隊(中央軍)に配備される予定となった[15]。
登場作品
[編集]小説
[編集]- 『米朝開戦』
- 「フリーダム」が登場。Navy SEALsを乗船させており、北朝鮮へ向かおうとする貨物船の臨検を行う。
ゲーム
[編集]- 『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』
- オーシア国防海軍の所属艦艇として登場。
- 『Modern Warships』
- プレイヤーが操作できるtier1の艦艇として登場。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 対抗馬にあたるインディペンデンス級では、アメリカ海軍でも長い採用実績があるゼネラル・エレクトリック LM2500ガスタービンエンジンを採用したこともあり、乗員からは好評とされている[12]。
出典
[編集]- ^ Barrett, Rick (2 April 2015), “Navy orders another combat ship from Marinette Marine”, Journal Sentinel, オリジナルの7 April 2015時点におけるアーカイブ。 9 April 2015閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m Wertheim 2013, pp. 856–857.
- ^ a b c d e f Saunders 2009, p. 928.
- ^ Freedburg Jr., Sydney J. (17 December 2014). “Fire Scout Grows Up: Drone Getting Radar, Rockets, 2016 IOC”. Breakingdefense.com. 27 June 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。14 March 2015閲覧。
- ^ Megan Eckstein (13 January 2020), “Littoral Combat Ship Will Field Laser Weapon as Part of Lockheed Martin, Navy Test”, USNI News
- ^ “Kongsberg Naval Strike Missile”. Naval analysis provided by ComNavOps, Commander - Naval Opinions (24 April 2017). 18 July 2021閲覧。
- ^ “NSM – Naval Strike Missile – Now Has a U.S. Navy Designation”. Naval News (4 October 2019). 6 October 2019閲覧。
- ^ “Q & A with the U.S. Navy on Lockheed Martin Hellfire missiles for Littoral Combat Ships”. navyrecognition.com (17 July 2014). 27 July 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。14 March 2015閲覧。
- ^ a b c 大熊 2006.
- ^ a b 香田 2016.
- ^ a b c d e f g ロッキード・マーチン LCSプログラム・チーム 2005.
- ^ a b c 川村 2011.
- ^ Cavas, Christopher P. (2010年9月23日). “Gas turbine engine on LCS Freedom breaks”. Navy Times. 2015年5月30日閲覧。
- ^ CNN: “米海軍の最新鋭艦2隻、相次ぐ故障で航行不能に” (2016年1月26日). 2016年5月13日閲覧。
- ^ a b c d e LaGrone 2022.
- ^ a b c d 川村 2013.
- ^ a b Lockheed Martin Mission Systems & Training (MST) (2012年). “FREEDOM Variant - Littoral Combat Ship” (PDF) (英語). 2016年5月14日閲覧。
参考文献
[編集]- 大熊康之「第7章 セブロウスキー提督のNCW大変革」『軍事システム エンジニアリング』かや書房、2006年、219-277頁。ISBN 4-906124-63-1。
- 川村庸也「どうなる!? 米沿海域戦闘艦建造計画」『世界の艦船』第737号、海人社、2011年2月、108-111頁、NAID 40017440295。
- 川村庸也「大量建造される沿海域戦闘艦の問題点と可能性 (特集 近未来の米水上艦隊)」『世界の艦船』第788号、海人社、2013年12月、90-93頁、NAID 40019837787。
- 香田洋二「現代水上戦闘艦の新傾向を読む (特集 世界の水上戦闘艦 その最新動向)」『世界の艦船』第832号、海人社、2016年3月、70-77頁、NAID 40020720323。
- ロッキード・マーチン LCSプログラム・チーム「ロッキード・マーチン社案 (特集・注目の米沿海域戦闘艦LCS) -- (米LCS2案の技術的特徴)」『世界の艦船』第643号、海人社、2005年6月、82-87頁、NAID 40006738870。
- LaGrone, Sam (March 29, 2022), “All Freedom Littoral Combat Ships in Commission Tapped for Early Disposal”, USNI News (United States Naval Institute)
- Saunders, Stephen (2009). Jane's Fighting Ships 2009-2010. Janes Information Group. ISBN 978-0710628886
- Wertheim, Eric (2013). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World (16th ed.). Naval Institute Press. ISBN 978-1591149545