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ブライトエンブレム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブライトエンブレム
第76回菊花賞パドック
欧字表記 Bright Emblem[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2012年4月6日(12歳)[1]
抹消日 2018年8月2日[2]
ネオユニヴァース[1]
ブラックエンブレム[1]
母の父 ウォーエンブレム[1]
生国 日本の旗 日本北海道安平町[2]
生産者 ノーザンファーム[1]
馬主 有限会社シルク[1]
調教師 小島茂之美浦[1]
競走成績
生涯成績 14戦2勝[1]
獲得賞金 7555万1000円[1]
勝ち鞍
GIII 札幌2歳ステークス 2014年
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ブライトエンブレム(欧字名:Bright Emblem2012年4月6日 - )は、日本競走馬。主な勝ち鞍は2014年の札幌2歳ステークス

馬名の意味は、「輝く証」[2]

経歴

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2歳(2014年)

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2014年6月28日、東京競馬場5レースの2歳新馬戦(芝1600m)でデビューし勝利。9月、初の重賞挑戦で札幌2歳ステークスに出走。道中は後方~中団に控え、3~4コーナーで馬群の一番外を回って進出。直線で鋭く脚を伸ばしてレッツゴードンキら前方集団をまとめて差し切り、重賞初挑戦での初優勝を飾った[3]。年末の朝日杯フューチュリティステークスは単勝2番人気に支持されたが、直線での伸びを欠き7着に終わる。

3歳(2015年)

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3月8日の皐月賞トライアル・弥生賞より始動。後方2番手から直線で上り最速の豪脚を繰り出し、サトノクラウンには及ばなかったものの、1馬身半差の2着に好走した[4]。4月19日の皐月賞本番はドゥラメンテから0.6秒差の4着。東京優駿の優先出走権を得たが、放牧先で右前脚の裂蹄が見つかったため出走は回避した[5]。復帰戦となったセントライト記念と次走の菊花賞は共に着外に沈んだ。

4歳 - 6歳(2016年 - 2018年)

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4歳シーズンは初戦の中山金杯から着外が続き、初のダート戦となった5月のブリリアントステークスの後に屈腱炎を発症し長期休養に入った。5歳12月の1600万下・サンタクロースステークスで約1年7か月ぶりにレースに復帰(結果は最下位10着)。

6歳シーズンも現役を続行するが勝利を挙げることはでず、さらに7月の1600万下・TVh賞のレース後に屈腱炎の再発が判明。8月2日付で競走馬登録を抹消され引退した[2]

引退後

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引退後は苫小牧市ノーザンホースパークで乗馬として繋養されていた[6]。2022年10月からは岡山県真庭市オールド・フレンズ・ジャパンに移動し[7]、2023年度より引退名馬繋養展示事業の助成対象馬となった[8]

競走成績

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以下の内容は、JBISサーチ[1]、netkeiba.com[9]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2014.06.28 東京 2歳新馬 芝1600m(良) 16 4 7 005.60(3人) 01着 R1:39.2(35.5) -0.2 0田辺裕信 54 (ジャストドゥイング) 464
0000.09.06 札幌 札幌2歳S GIII 芝1800m(良) 14 2 2 011.10(5人) 01着 R1:50.0(35.8) -0.2 0田辺裕信 54 (マイネルシュバリエ) 474
0000.12.21 阪神 朝日杯FS GI 芝1600m(良) 18 8 16 005.00(2人) 07着 R1:36.4(36.1) -0.5 0田辺裕信 55 ダノンプラチナ 482
2015.03.08 中山 弥生賞 GII 芝2000m(良) 11 5 5 009.10(4人) 02着 R2:02.0(35.2) -0.2 0田辺裕信 56 サトノクラウン 484
0000.04.19 中山 皐月賞 GI 芝2000m(良) 15 1 1 011.40(6人) 04着 R1:58.8(34.7) -0.6 0田辺裕信 57 ドゥラメンテ 484
0000.09.21 中山 セントライト記念 GII 芝2200m(良) 15 7 12 004.50(2人) 10着 02:14.2(34.8) -0.4 0田辺裕信 56 キタサンブラック 484
0000.10.25 京都 菊花賞 GI 芝3000m(良) 18 5 10 020.90(8人) 07着 03:04.5(35.1) -0.6 0田辺裕信 57 キタサンブラック 488
2016.01.05 中山 中山金杯 GIII 芝2000m(良) 13 4 6 004.80(2人) 06着 02:01.6(33.2) -0.4 0C.ルメール 56 ヤマカツエース 492
0000.03.12 中京 中日新聞杯 GIII 芝2000m(良) 18 4 8 007.60(3人) 10着 R2:01.6(34.5) -0.3 0C.ルメール 57 サトノノブレス 496
0000.05.08 東京 ブリリアントS OP ダ2100m(良) 15 3 5 011.60(4人) 07着 02:11.8(38.9) -1.4 0C.ルメール 57 アポロケンタッキー 490
2017.12.24 阪神 サンタクロースS 1600万下 芝2000m(良) 10 3 3 020.90(6人) 10着 02:02.8(34.5) -1.1 0V.シュミノー 57 ダンビュライト 508
2018.04.15 中山 春興S 1600万下 芝1600m(良) 10 3 3 040.10(9人) 05着 01:35.5(34.1) -0.9 0浜中俊 57 フィアーノロマーノ 512
0000.05.27 東京 むらさき賞 1600万下 芝1800m(良) 15 6 11 056.0(11人) 14着 R1:46.4(33.6) -1.0 0三浦皇成 57 エアウィンザー 510
0000.07.28 札幌 TVh賞 1600万下 芝1800m(良) 14 8 14 044.4(12人) 14着 R1:48.6(35.6) -1.4 0蛯名正義 56 スティッフェリオ 500

血統表

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ブライトエンブレム血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系

ネオユニヴァース
鹿毛 2000
父の父
*サンデーサイレンス
青鹿毛 1986
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ポインテッドパス
栗毛 1984
Kris Sharpen Up
Doubly Sure
Silken Way Shantung
Boulevard

ブラックエンブレム
黒鹿毛 2005
*ウォーエンブレム
青鹿毛 1999
Our Emblem Mr. Prospector
Personal Ensign
Sweetest Lady Lord At War
Sweetest Roman
母の母
ヴァンドノワール
青毛 1996
*ヘクタープロテクター Woodman
Korveya
*プリンセスデリーデ Vaguely Noble
Flashy
母系(F-No.) プリンセスデリーデ(GB)系(FN:3-c) [§ 2]
5代内の近親交配 Mr. Prospector 4×5(母内) [§ 3]
出典
  1. ^ [10], [11]
  2. ^ [10], [11]
  3. ^ [10], [11]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n ブライトエンブレム”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年11月14日閲覧。
  2. ^ a b c d ブライトエンブレム Bright Emblem(JPN)”. 競走馬情報. 日本中央競馬会. 2022年11月14日閲覧。
  3. ^ ブライトエンブレムが大外から豪快に差し切り、デビュー2連勝で重賞V!/札幌2歳S”. netkeiba.com (2014年9月6日). 2022年11月14日閲覧。
  4. ^ 【弥生賞】(中山)~サトノクラウンが無傷の3連勝でV”. netkeiba.com (2015年3月8日). 2022年11月14日閲覧。
  5. ^ ブライトエンブレムが裂蹄を発症 ダービー出走回避へ”. 競馬ラボ (2015年5月4日). 2022年11月14日閲覧。
  6. ^ シルクレジェンドホース列伝 ~ブライトエンブレム編~」シルク・ホースクラブ 公式チャンネル、2021年12月27日。Youtubeより2022年11月15日閲覧
  7. ^ OldFriendsJapanのツイート2022年11月15日閲覧。
  8. ^ 2023年度の引退名馬繋養展示事業の新規助成対象馬の決定について - 引退名馬、2023年1月24日閲覧。
  9. ^ "ブライトエンブレムの競走成績". netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2022年11月12日閲覧
  10. ^ a b c 血統情報:5代血統表|ブライトエンブレム”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年11月14日閲覧。
  11. ^ a b c ブライトエンブレムの血統表”. netkeiba.com. 2022年11月14日閲覧。

外部リンク

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