ブラックベアード
ブラックベアード | |||||||||
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欧字表記 | Blackbeard | ||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||
性別 | 牡 | ||||||||
毛色 | 鹿毛 | ||||||||
生誕 | 2020年2月6日(4歳) | ||||||||
父 | No Nay Never | ||||||||
母 | Muirin | ||||||||
母の父 | Born to Sea | ||||||||
生国 | アイルランド | ||||||||
生産者 | Newstead Breeding | ||||||||
馬主 |
Derrick Smith, Mrs. John Magnier, Michael Tabor, Westerberg | ||||||||
調教師 | Aidan O'Brien | ||||||||
競走成績 | |||||||||
生涯成績 | 8戦6勝 | ||||||||
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ブラックベアード(Blackbeard、2020年2月6日 - )は、アイルランドで生産・調教されていた競走馬である。
主な勝ち鞍に2022年モルニ賞、ミドルパークステークス。
経歴
[編集]2022年4月8日ダンドーク競馬場の未勝利戦(AW5ハロン)でデビュー勝ちを収めると、続く準重賞のファーストフィラーステークスとG3マーブルヒルステークスを制して3連勝とする。6月14日、ロイヤルアスコット開催初日のG2コヴェントリーステークスでは道中好位追走も直線で伸びを欠き4着となり初黒星を喫した[1]。6月25日のG2レイルウェイステークスでは好スタートからハナを奪い逃げるも、馬郡を割って伸びてきたシャータッシュにかわされ2着に敗れる[2]。
その後、フランスに遠征し7月17日のG2ロベールパパン賞に出走。道中軽快に逃げると、残り2ハロン過ぎで後続を突き離し、後方から追いすがる僚馬ジアンタークティックに3馬身差をつけて圧勝。重賞2勝目を飾る[3]。そしてG1初挑戦となった8月21日のモルニ賞では道中埒沿い追走からしぶとく脚を伸ばすと、馬場の中央から追い上げてきたペルシアンフォースとの競り合いを半馬身差で制し、G1初制覇を飾った[4]。9月24日のミドルパークステークスでは道中中団追走から残り2ハロン付近で先頭に躍り出ると、最後方から追い込んできた僚馬ジアンタークティックに2馬身差をつけG1競走2連勝とした[5]。
この後、この年からG1に昇格したブリーダーズカップ・ジュヴェナイルターフスプリントに出走を予定していたが、レースへ向けた調教後に故障を発生したため現役を引退した[6]。引退後の2023年よりクールモアスタッドで種牡馬入りした。
競走成績
[編集]血統表
[編集]ブラックベアードの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ストームキャット系 |
[§ 2] | ||
父 No Nay Never 2011 黒鹿毛 |
父の父 Scat Daddy 2004 黒鹿毛 |
Johannesburg | Hennessy | |
Myth | ||||
Love Style | Mr Prospector | |||
Likeable Style | ||||
父の母 Cat's Eye Witness 2009 鹿毛 |
Elusive Quality | Gone West | ||
Hopespringseternal | ||||
Comical Cat | Exceller | |||
Six Months Long | ||||
母 Muirin 2015 鹿毛 |
Born To Sea 2004 鹿毛 |
Invincible Spirit | Green Desert | |
Rafha | ||||
Urban Sea | Miswaki | |||
Allegretta | ||||
母の母 Girouette 2005 黒鹿毛 |
Pivotal | Polar Falcon | ||
Fearless Revival | ||||
Vassiana | Anabaa | |||
Vassia | ||||
母系(F-No.) | (FN:25号族) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Mr. Prospector 4・5×5、Danzig 5・5 | [§ 4] | ||
出典 |
出典
[編集]- ^ “英2歳G2コヴェントリーS、ドイル騎乗のブラッドセルがデビュー2連勝で制す”. JRA-VAN ver.World (2022年6月15日). 2023年3月30日閲覧。
- ^ “愛2歳G2レイルウェイS、アガ・カーン殿下所有のシャータッシュが勝負根性を発揮”. JRA-VAN ver.World (2022年6月26日). 2023年3月30日閲覧。
- ^ “仏2歳G2ロベールパパン賞、ブラックベアードが重賞2勝目”. JRA-VAN ver.World (2022年7月18日). 2023年3月30日閲覧。
- ^ “ブラックベアードが早くも重賞3勝目、仏2歳G1モルニー賞も制す”. JRA-VAN ver.World (2022年8月22日). 2023年3月30日閲覧。
- ^ “ブラックベアードが重賞3連勝、英G1ミドルパークSも2馬身差で完勝”. JRA-VAN ver.World (2022年9月25日). 2023年3月30日閲覧。
- ^ “注目2歳馬ブラックベアード、右ひざ故障で電撃引退”. JRA-VAN ver.World (2022年10月25日). 2023年3月30日閲覧。
- ^ a b c “Blackbeard(IRE) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年4月6日閲覧。
- ^ a b c “Blackbeardの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2023年4月6日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 JBISサーチ、Racing Post
- Blackbeardクールモアスタッド公式サイト