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ブリトニー・キャメロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブリトニー・キャメロン
名前
本名 Brittany Taylor Cameron
ブリトニー・テイラー・キャメロン
愛称 ブリちゃん[1]、ビー[2]
ラテン文字 Brittany CAMERON
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1986-12-03) 1986年12月3日(37歳)
出身地 サンレアンドロ
身長 174cm
体重 72kg
選手情報
ポジション GK
利き足 右足[2]
ユース
2005-2008 サンディエゴ・トレーロス
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2009 ロサンゼルス・ソル
2010 FCゴールド・プライド 3 (0)
2011-2012 ウエスタン・ニューヨーク・フラッシュ
2013-2015 スカイ・ブルーFC 46 (0)
2014 ベガルタ仙台レディース (loan) 4 (0)
2015 →ベガルタ仙台レディース (loan) 0 (0)
2016-2017 マイナビベガルタ仙台レディース 35 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ブリトニー・テイラー・キャメロン(Brittany Taylor Cameron, 1986年12月3日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンレアンドロ出身の女子サッカー選手。

来歴

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生い立ち

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カリフォルニア州ダブリンで育ち、ダブリン高校に通った。高校4年時にはチームキャプテンを務め、ディアブロ・フットヒル・アスレチック・リーグのファーストチームとディフェンシブMVPに選ばれた[3]。ダブリン・ハイ・エナジーやプレザントン・レイジといったユースのクラブチームでもプレーした[3]

サンディエゴ大学に進学してGKとしてプレー。1年時には16試合に出場しチームベストの1試合平均失点1.84を記録した[3]。2年時は13試合出場でチームトップの平均失点1.21、5試合完封を記録した[3]。3年時は全21試合に出場し、その内20試合に先発出場。チームベストのセービング数78と9試合完封を記録[3]。4年時にウェスト・コースト・カンファレンス(WCC)でディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、WCCのファーストチームと全米サッカーコーチ協会(NSCAA)オールウエスト・セカンドチームに選出された[4]

クラブキャリア

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2009年、WPSドラフトにおいて全体で52番目に指名されてロサンゼルス・ソルに加入した[4]。翌年にクラブが活動停止した後はFCゴールド・プライド英語版と契約し、リーグ優勝を経験した[4]

2011年、ウエスタン・ニューヨーク・フラッシュ英語版と契約。クラブは同シーズンのチャンピオンシップでPK戦の末にフィラデルフィア・インディペンデンス英語版を破って優勝した[4]

WPS廃止後の2012年、WPSLエリートに参戦するウエスタン・ニューヨーク・フラッシュと再契約した[4]シカゴ・レッドスターズとのチャンピオンシップではPK戦を制して優勝を果たし、クラブは3年連続で異なるリーグにおいてタイトルを獲得した[5]

2013年2月、NWSLのサプリメンタルドラフトでスカイ・ブルーFCに指名されて契約する[6][7]。リーグ開幕戦で古巣のウエスタン・ニューヨーク・フラッシュに完封勝利し、リーグ開幕週のプレイヤー・オブ・ザ・ウィークに選ばれた[8]。同年は5月のプレイヤー・オブ・ザ・マンスにも選出されている。12月にはアメリカ女子代表合宿メンバーに招集された[9]

2014年8月、日本ベガルタ仙台レディース期限付き移籍で加入[10]、クラブ初の外国籍選手となった[9]。加入当初は日本語を理解出来なかったため、英語を話せるセンターバックの山本りさがフォローをした[1]。2015年1月、期間満了により仙台を退団した[11]。2015年シーズンはスカイ・ブルーでプレーしていた[12]が、9月に仙台へ再度期限付き移籍で加入した[13]。しかし加入した翌月に負傷し[14]、リーグ戦で出場機会は無かった。12月19日の皇后杯準々決勝・浦和レッズレディース戦ではPK戦にて猶本光のシュートをセーブし、ベスト4進出に貢献した[15]。2016年より完全移籍に移行した[16]。同シーズンはリーグ戦・リーグカップ戦全試合フル出場を果たし[2]、チーム年間MVP賞を受賞した[17][18]。2017年シーズン限りで契約満了により仙台を退団[19]

指導者キャリア

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ナイアガラ大学英語版、サンディエゴ大学、ダートマス大学でアシスタントコーチを務めた[20]

個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
アメリカ合衆国 リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
2009 LAソル 0 WPS
2010 ゴールド・プライド 18 3 0
2011 WNYF 0 0 0
2012 WPSLエリート
2013 スカイ・ブルー 1 NWSL 19 0
2014 7 0
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2014 仙台L 1 なでしこ 4 0 - 3 0 7 0
アメリカ合衆国 リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
2015 スカイ・ブルー 1 NWSL 20 0
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2015 仙台L 21 なでしこ1部 0 0 - 3 0 3 0
2016 18 0 9 0 3 0 30 0
2017 17 0 2 0 3 0 22 0
通算 アメリカ合衆国 WPS
アメリカ合衆国 NWSL 46 0
アメリカ合衆国 WPSLエリート
日本 1部 39 0 11 0 12 0 62 0
総通算

脚注

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  1. ^ a b “仙台Lブリちゃん明日伊賀戦初先発濃厚”. 日刊スポーツ. (2014年9月5日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20140905-1361924.html 2018年6月10日閲覧。 
  2. ^ a b c 『PlenusなでしこリーグPlenusチャレンジリーグオフィシャルガイドブック2017』ぴあ、2017年、23,25頁。ISBN 978-4-8356-3249-0 
  3. ^ a b c d e Brittany Cameron profile”. サンディエゴ大学. 2012年11月13日閲覧。
  4. ^ a b c d e Western New York Flash Re- sign Brandao and Cameron from 2011 Championship Squad”. ウエスタン・ニューヨーク・フラッシュ. 2012年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月13日閲覧。
  5. ^ Western New York Flash Crowned WPSL Elite Champions”. The Equalizer (2012年7月28日). 2013年3月18日閲覧。
  6. ^ NWSL Supplemental Draft Tracker”. Portland Thorns. 2013年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月18日閲覧。
  7. ^ Sky Blue FC signs Brittany Cameron”. NWSL News. 2013年4月18日閲覧。
  8. ^ Sky Blue FC Goalkeeper Brittany Cameron Voted NWSL Player of the Week”. Our Sports Central. 2013年4月18日閲覧。
  9. ^ a b “仙台Lが元米国代表GK獲得”. 日刊スポーツ. (2014年8月29日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20140829-1358262.html 2018年6月10日閲覧。 
  10. ^ <レディース>ブリトニー キャメロン選手期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2014年8月29日http://www.vegalta.co.jp/news/ladies_news/2014/08/post-1867.html2018年6月10日閲覧 
  11. ^ ブリトニー キャメロン選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2015年1月15日http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2015/01/post-2260.html2018年6月10日閲覧 
  12. ^ “仙台レディースに米国人GKキャメロン期限付き移籍”. 日刊スポーツ. (2015年9月12日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/1537000.html 2018年6月10日閲覧。 
  13. ^ <レディース>ブリトニー キャメロン選手期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2015年9月11日http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2015/09/post-2915.html2018年6月10日閲覧 
  14. ^ ベガルタ仙台レディース ブリトニー キャメロン選手の負傷について』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2015年10月9日http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2015/10/post-2998.html2018年6月10日閲覧 
  15. ^ “仙台4強!元米代表GKが猶本PK止めた 皇后杯”. 日刊スポーツ. (2015年12月19日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/1581392.html 2018年6月10日閲覧。 
  16. ^ レディース スカイ・ブルーFC ブリトニー キャメロン選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2016年1月24日http://www.vegalta.co.jp/news/ladies_news/2016/01/post-3253.html2018年6月10日閲覧 
  17. ^ 10月16日(日)、2016プレナスなでしこリーグ1部ホームゲーム最終戦セレモニーを開催いたしました。』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2016年10月16日http://www.vegalta.co.jp/news/online_news/2016/10/post-4135.html2018年6月10日閲覧 
  18. ^ 『ベガルタ仙台COUNTRY ROAD 2017』ぴあ、2017年、102頁。ISBN 978-4-8356-3213-1 
  19. ^ ブリトニー キャメロン選手 契約満了のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2017年12月5日http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2017/12/post-5467.html2018年6月10日閲覧 
  20. ^ Brittany Cameron assistant coach profile”. ダートマス大学. 2012年11月13日閲覧。

外部リンク

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