ブリティッシュイディオム
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ブリティッシュイディオム | |||||||||
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欧字表記 | British Idiom[1] | ||||||||
品種 | サラブレッド[2] | ||||||||
性別 | 牝[2] | ||||||||
毛色 | 栗毛[2] | ||||||||
生誕 | 2017年3月23日 | ||||||||
死没 | 2021年10月1日(4歳没) | ||||||||
父 | Flashback[1] | ||||||||
母 | Rose and Shine[1] | ||||||||
母の父 | Mr. Sekiguchi[1] | ||||||||
生国 | アメリカ合衆国(ケンタッキー州)[1] | ||||||||
生産者 |
Hargus Sexton, Sandra Sexton and Silver Fern Farm [2][1] | ||||||||
馬主 |
Michael Dubb, Elkstone Group, Madaket Stables and Bethlehem Stables [2][1] | ||||||||
調教師 | Brad Cox( アメリカ合衆国)[1] | ||||||||
競走成績 | |||||||||
生涯成績 | 5戦3勝[2][1] | ||||||||
獲得賞金 | $1,381,250[1] | ||||||||
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ブリティッシュイディオム(英:British Idiom)[1]は、アメリカ合衆国生産、調教の競走馬。主な勝ち鞍は2019年のアルシバイアディーズステークス、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ。
戦績
[編集]- 特記事項なき場合、本節の出典はEQIBASE[1]
2019年8月15日、サラトガ競馬場のメイドン競走でデビューし、2着馬に3馬身半差をつけ快勝する。約2か月の休養後、10月4日のアルシバイアディーズステークスに出走。道中4番手追走から4コーナー手前で先頭に立つと、最後はパーフェクトアリバイに6馬身半もの差を広げてG1競走初制覇を果たした[3][4]。11月1日のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズでは中団追走から徐々にポジションを上げると、最後の直線で1番人気に支持されたドナベローチェとのマッチレースを制し、G1競走2連勝となった[5]。
3歳を迎えた2020年、フェアグラウンズ競馬場のG2競走レイチェルアレクサンドラステークスから始動したが、フィニテから4馬身4分の3差つけられた2着に敗退し、「大番狂わせ」と報じられた[6]。その後、5月1日のファンタジーステークス(G3)に出走するも10着に終わり、この1戦を最後に現役を引退した。
現役引退後は日本のノーザンファームで繁殖牝馬となった[7]。
繁殖入り初年度にドゥラメンテを配合されていたが、2021年10月1日に死亡した[8]。
競走成績
[編集]以下の内容は、EQIBASE[1]の情報および記載法に基づく。
出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 | 頭数 | 枠番 (PP) |
馬番 (Pgm) |
着順 | 騎手 | 斤量(lb./kg換算) | タイム | 着差 | 勝ち馬/(2着)馬 |
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2019. | 8.15サラトガ | メイドン | ダ6f | 10 | 3 | 3 | 1着 | J. カステリャーノ | 120/54.5 | 1:10.71 | 3馬身1/2 | (Miss Marissa) | |
10. 4 | キーンランド | アルシバイアディーズS | G1 | ダ8.5f | 11 | 6 | 6 | 1着 | J. カステリャーノ | 118/53.5 | 1:45.80 | 6馬身1/2 | (Perfect Alibi) |
11. 1 | サンタアニタ | ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ | G1 | ダ8.5f | 9 | 4 | 4 | 1着 | J. カステリャーノ | 122/55.5 | 1:47.07 | クビ | (Donna Veloce) |
2020. | 2.15フェアグラウンズ | レイチェルアレクサンドラS | G2 | ダ8.5f | 7 | 6 | 6 | 2着 | J. カステリャーノ | 122/55.5 | (4馬身3/4) | Finite | |
5. 1 | オークローンパーク | ファンタジーステークス | G3 | ダ8.5f | 14 | 10 | 10 | 10着 | J. カステリャーノ | 121/55.0 | (19馬身) | Swiss Skydiver |
- 2021年1月10日現在
血統表
[編集]ブリティッシュイディオムの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | シアトルスルー系 |
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父 Flashback 2010 芦毛 |
父の父 Tapit2001 芦毛 |
Pulpit | A.P. Indy | |
Preach | ||||
Tap Your Heels | Unbridled | |||
Ruby Slippers | ||||
父の母 Rhumb Line2000 栗毛 |
Mr. Greeley | Gone West | ||
Long Legend | ||||
Rose Rhapsody | Pleasant Colony | |||
Rosy Spectre | ||||
母 Rose and Shine 2009 黒鹿毛 |
Mr. Sekiguchi 2003 栗毛 |
Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | ||||
Welcome Surprise | Seeking the Gold | |||
Weekend Surprise | ||||
母の母 Yellowenglishrose1996 鹿毛 |
Colonial Affair | Pleasant Colony | ||
Snuggle | ||||
Princess Baja | Conquistador Cielo | |||
Miss Baja | ||||
母系(F-No.) | (FN:23-b) | |||
5代内の近親交配 | Pleasant Colony 4×4、Mr. Prospector 5×5×5×5、Weekend Surprise 5×4、Nijinsky 5×5×5、Secretariat 5×5 | |||
出典 |
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m “British Idiom (KY)”. EQUIBASE Horse Profile. Equibase Company LLC.. 2020年4月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g “ブリティッシュイディオム”. JRA-VAN Ver. World 競馬データ. JRA-VAN. 2020年4月19日閲覧。
- ^ “米2歳G1アルシビアデスS、ブリティッシュイディオムが圧勝”. JRA-VAN (2019年10月5日). 2019年11月7日閲覧。
- ^ “British Idiom Soars Clear in Alcibiades” (英語). BloodHorse.com (2019年10月4日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ “BCジュベナイルフィリーズ、ブリティッシュイディオムが競り勝ち”. JRA-VAN (2019年11月2日). 2019年11月7日閲覧。
- ^ “Finite Upsets British Idiom in Rachel Alexandra”. BloodHorse.com. Blood-Horse LLC. (2020年2月15日). 2020年4月18日閲覧。
- ^ “米2歳女王ブリティッシュイディオム、ノーザンファームで繁殖入り”. JRA-VAN (2021年1月8日). 2021年1月9日閲覧。
- ^ “2019年の米2歳女王ブリティッシュイディオム死す 昨年日本で繁殖入りも | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年1月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post